こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!
ついに発売されたPS5!発売日に手に入れた方も、これから購入予定の方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
個人的に発売前から気になっていたのがPS5におけるストレージの運用方法。特にPS4からのゲームの移行や外付けHDDの運用・内蔵SSD等について詳細が分からない点もたくさんありました。
そこで今回はこれまで発表済みの情報に加え、
- PS5 内蔵SSDについて
- 内蔵SSDの運用方法や拡張スロットについて
- PS4のゲームデータ管理について
- 外付けSSD/HDD等の運用方法について
等を中心に解説していきたいと思います。

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目次
PS5の内蔵SSDについて
①カスタムSSDと呼ばれる超高速SSD
PS5にはカスタムSSDと呼ばれる超高速SSDが搭載されています。このSSDは設計者の一人でもあるMark Cerny氏が述べている様に、ストレージからのデータの読み込みやロード時間の短縮などを中心に設計された専用設計のSSDです。
今回PS5が重視したのはこの「ストレージからのデータ読み込み速度やロード時間短縮」の部分。読み込み速度の向上やロード時間の短縮を実現することで、ストレスの少ない快適なプレイ環境を実現することが可能になりました。
この点については2020年3月に公開された「The Road to PS5」で、Mark Cerny氏が一番初めに解説を行っています。PS4のHDDとの比較を交えながらカスタムSSDの特徴について説明しています。
確かにPS5はCPU・GPU性能も大幅に進化しました。しかしこれに伴ってデータ処理速度やストレージからの読み込み容量も増大してしまうという側面もあります。グラフィックやデザインの向上はもちろん大歓迎ですが、体感で分かりやすい「読み込み速度の向上を重視」したのは個人的に大賛成です。

②内蔵SSDの容量
- 容量 : 825GB
- 実際の容量 : 667GB
PS5には825GBのSSDが搭載されています。ユーザーの使用状況を加味したうえでこの容量に設定したとの事です。OSやシステム使用量を差し引くと、実際に使用可能なのは約667GBです。
③内蔵SSDにインストールできるもの
内蔵SSDにインストール可能なものは以下の通りです。
内蔵SSDにインストール可能な物
- PS5ゲーム
- PS4ゲーム
- アプリ
PS4ゲームもインストール可能ですが内蔵SSDが825GB(実質667GB)しかないため、実際の運用はPS5ゲーム用の領域として確保しておくのが一番最適でしょう。PS4のゲームもカスタムSSDによる恩恵で読み込み速度の向上などのメリットがありますが「ロードが爆速になる!」等と言った事少ないようです。(※←タイトルによります)
アプリは「YouTube」や「Spotify」と言ったメディアカテゴリーに分類されるもの。実際に使用するとPS4に比べて動作がキビキビしているので、ほとんどストレスを感じずに使用することが出来ました。
④内蔵SSDの拡張性
PS5ゲーム用の領域として使うのが最適な内蔵SSD。しかし今後タイトルが増えていくにつれて、実質667GBしか使えないのは正直困ってしまいますよね。
PS5では最大で100GBのデータを保存できるUltra HD Blu-rayが採用されており、タイトルによっては100GB近い容量を搭載したゲームも今後発売されるでしょう。そうなると数本のタイトルしか内蔵SSDに保存しておくことが出来ません。
PS5もそうした事態を想定し、PCIe 4.0対応の汎用性のあるM.2形状の拡張スロットが搭載されてます。ここに市販のSSDを追加して拡張する形ですね。
現時点では追加SSDによる拡張は未対応かつ将来的なアプデ対応になる点にだけは注意しておきましょう。
ストレージの拡張はドライバー1本で出来るほど簡単な様子です。なるべく早い段階で対応してもらえると嬉しいですね。
→SSDが転売ヤー達の餌食にならないか心配ですww
この辺りについての解説は「PlayStation®5 分解映像」の中でも解説されています。

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外付けHDD・SSD等の外部ストレージについて
①外部ストレージの利用方法
PS5ではUSB接続による外部ストレージの利用ももちろん可能です。
注意すべきなのが「PS5のゲームは外部ストレージからは起動不可」と言う点。PS5ゲームは内蔵SSDからしか起動することが出来ません。 あくまでも対応するのは「PS4ゲームの起動」のみなので、この点は気を付けなければいけませんね。※PS4からのセーブデータのコピーや移行は可能です。
PS4ゲームのプレイに推奨されているUSBストレージは、SuperSpeed USB(USB3.0以降)の外付けSSDやHDDによる接続と公式FAQでもアナウンスされています。PS4で使用していた外部ストレージはそのまま利用可能ですが、初めて使用する際はexFAT形式によるフォーマットが行われるので、手順に従って操作するようにしましょう。
以下に重要なポイントをまとめてみました。
外部ストレージの注意点
- PS5ではUSB接続による外部ストレージの利用が可能
- SuperSpeed USB(USB3.0以降)の外部ストレージを推奨
- PS5のゲームを移動・起動することはできない
- PS4のゲームのみ起動可能
- PS4のセーブデータのコピー・移行は可能
- PS4で使用していた外部ストレージはそのまま利用可能

②将来的にはPS5ゲームも外部ストレージへ移行可能⁉
内蔵SSDの容量が実質667GBしかないPS5ですが、将来的に外部ストレージへ保存できるように検討を進めている模様です。
ここで注意なのが「検討を進めています」という点と「プレイはできません」との記載部。現時点で対応する予定はないとも言い換えられます。
どちらにせよ外付けストレージから直接PS5ゲームをプレイすることは不可の様子なので、あくまでもデータの一時保管スペースとしての役割となりそうです。遊びたい時は「内蔵SSD⇔外付けストレージ」間でデータ移行も必要になるので、当面の間は内蔵SSD内でやりくりしながらのデータ管理が求められます。
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現時点における効率の良いストレージ運用方法
内蔵SSD・外部ストレージを含めた現時点における最も効率の良いストレージ方法をまとめてみました。
ストレージの運用方法
- 内蔵SSD : PS5ゲーム・アプリの保存先として使用
- 外部ストレージ : PS4ゲームのみを保存
内蔵SSDの容量が足りなくなった場合は、ソフトの削除や再インストールで対応するしかありません。まだPS5タイトルが少ないので当面の間はやりくり可能ですが、再ダウンロードの手間等を考えると少し面倒ですね。
PS4のゲームは内蔵SSDの容量を考慮し、初めから外部ストレージによる運用が良いと思います。いずれにしろ拡張SSDへの対応やPS5ゲームの外部ストレージ保存への対応が早い段階で実現すると良いですね。
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