【レビュー】SONY WF-1000XM4 ハイレゾ・LDAC対応の最強ワイヤレスイヤホン

こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!

 

今回はSONY初のハイレゾワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」をレビュー!

LDACに対応しているため、ハイレゾ楽曲を高音質で楽しめます。業界最高クラスのNC性能を搭載した、全ユーザーにおすすめのアイテムです。

 

音質やフィット感はもちろんのこと、NC性能の高さとLDAC対応が何よりも魅力!発売から半年以上が過ぎて価格もこ慣れてきたので、新生活に向けての一台にもおすすめです

 

本製品の主な特徴をまとめるとこんな感じ。

 

「WF-1000XM4」の特徴

  • 業界最高クラスのNC性能
  • ハイレゾが楽しめるLDAC対応
  • 圧縮音源もハイレゾ級の高音質に仕上げる「DSEE Extreme」
  • ヘッドホンを付けたまま会話できる「スピーク・トゥ・チャット」
  • 自然に周囲の音が聴ける「外音取り込みモード」
  • タッチセンサーによる快適なコントロール
  • スムーズに会話可能な高い通話品質
  • 360 Reality Audio認定モデル
  • 専用アプリ「Headphones Connect」に対応
  • 最大35時間再生に対応(AAC/NCオン)
  • 10分充電→5時間再生可能なクイック充電
  • 最大8台に対応したマルチペアリング対応

 

ヘッドホンの「WH-1000XM4」のイヤホンVer.と言っても良い高い性能を有しています。ノイキャンONで使用しても5.5時間の再生が可能なので、通勤・通学にもバッチリ対応可能です。

 

 

個人的にこれだけ高いノイキャン性能・LDAC対応の高音質の面を考えても、三本の指に入るほどのお気に入りイヤホンです。在宅ワーク中にも良く使ってるアイテムなんです

 

\ REOTANはこんな人 /

  • WF-1000XM4やAirPods Proなどメーカー問わず使用
  • 年間数十台のイヤホン・ヘッドホンを購入するオーディオ好き
  • 講談社「マネー現代」にイヤホン特集記事を寄稿中
  • 当ブログでも多数のイヤホンレビューをUP中

 

本記事では「WF-1000XM4」のデザインや機能、音質などを徹底レビュー!使用した感想を中心にお伝えしていきます。

 

目次

「WF-1000XM4」のデザイン

 

・外箱・パッケージ内容

 

外箱は非常にシンプルなパッケージングです。プラスチックを一切使用しない、環境に配慮した包装となっています。

 

内容物もとってもシンプル。必要最低限の物が同封されています。

 

パッケージ内容

  • ワイヤレスイヤホン本体
  • 充電ケース
  • 交換用イヤーピース
  • 説明書類
  • 保証書

 

イヤーチップは装着済みも含めて3サイズ(S/M/L)×2を同封。充電用に「USB-A to Cケーブル」が含まれています。

 

・耳に「ピタッ」とはまり込むイヤホン本体

 

本製品は「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用。イヤホン本体と耳の接触面を増やす形状が施されているため、耳の凹凸に「ピタッ」とはまり込む抜群のフィット感を実現しています。

 

外側には「フィードフォワードマイク」が配置されています。風を検知すると自動的にマイクがOFFになるので、風ノイズの軽減に付与してくれます。

 

ドライバーには新開発の6㎜ドライバーを搭載。低音域の再生能力向上と共に、NC効果UPにも付与する高い性能を実現しています。

 

イヤーピースについても独自開発の「ノイズアイソレーションイヤーピース」を採用。ウレタンフォームの素材で造らており、高い遮音性と密閉性能を実現しています。

 

ちなみにこのイヤーピース、単体で購入することも可能です。他のイヤホンに付け替えて楽しむのも良いですね

 

その他にも、

 

  • 装着検出機能
  • 片耳モードでの使用
  • IPX4相当の防滴性能
  • 安定した高い接続性能

 

と言った実用性抜群の性能にもしっかり対応しています。

 

片耳モードに関しては片方をケースにしまったままでもOKなので、在宅ワークやハンズフリー通話にも便利な機能です。接続性能も高く、2台のデバイス間の切り替えもめちゃめちゃスムーズに行えます。

 

イヤホン自体の基本性能の高さは折り紙付き。音質やNC性能については後述していきますね

 

・ワイヤレス充電対応のコンパクトな充電ケース

 

充電ケースは持ち運びにも便利なコンパクトなデザインを採用。サラサラッとした質感が特徴的です。

サイズ:高3.6㎝×横6.7㎝×厚2.7㎝ 41g

 

天面にはSONYロゴをデザイン。全体的にカドのない優しい見た目に仕上がっています。

 

正面には充電確認用のインジゲーターを搭載。充電状況も視覚的に確認可能です。

 

背面には充電用のUSB-C端子を搭載。約1.5時間でフル充電可能です。もちろんワイヤレス充電にも対応しています。

 

ケース内部はこのような感じ。中央部のスペースも適度に取られているため、取り出しもスムーズに行えます。

 

ケースもしっかり自立してくれるのが嬉しいところ。デザインと質感の高さは流石SONYと言ったところですね

 

「WF-1000XM4」の主なスペック

 

・スペック一覧表

 

「WF-1000XM4」
カラー ブラック /シルバー
形式 ダイナミック型
ドライバー 6㎜
コーデック SBC / AAC / LDAC
Bluetooth Bluetooth5.2
通話機能 高精度ボイスピックアップテクノロジー
操作方式 タッチセンサー
片耳モード
充電方式 USB-C (急速充電対応)
充電時間 約1.5時間
再生時間 8時間 (NCオン)/12時間(NCオフ)
防滴性能 IPX4
アプリ対応 専用アプリ「Headphones Connect」
重さ 7.3g×2

 

・最大36時間対応のロングバッテリー

引用:SONY WF-1000XM4

 

再生可能時間はノイキャンON使用時で、イヤホン単体5.5時間の再生に対応。5分充電で60分再生が可能な急速充電にも対応しています。

 

ノイキャンON ノイキャンOFF
イヤホン単体 8時間 12時間
ケース併用 24時間 36時間

※AAC / DSEE Extreme / イコライザーはOFF

 

実際にはノイキャンONの状態で8.5時間くらい使える印象でした。音量や再生機器にもよるとは思いますが、スペック上よりバッテリー持ちは良いですよ

 

・業界最高クラスのNC性能がマジすごい

 

 

本製品は「デュアルノイズセンサーテクノロジー」による、高いノイキャン性能が特徴です。前述したノイズアイソレーションイヤーピースとの相性も抜群で、密封度高い騒音カットを実現しています

 

多くのイヤホンが低音域を中心にノイキャン性能を発揮する中、本製品は低音域~高音域の全域にかけて高いNC性能を発揮してくれます。

 

  • 【低音域】

自動車のロードノイズ / 鉄道や航空機の音 / バイクのエンジン音

  • 【中~高音域】

会話 / ドライヤーの音 / 公園で遊ぶ子供たちの声

 

上記の様な日常的に良く聞こえるノイズ(騒音)に対して特に効果が高く、イヤホンを付けた瞬間に外部から切り離される静寂性能の高さに驚くばかりです。

 

 

付けてみて初めて分かる独特の感覚は「WF-1000XM4」でしか味わえない唯一無二の性能だと言えるでしょう。

 

ワイヤレスイヤホンでNC効果を重視する人は「WF-1000XM4」を選んでおけば大丈夫。在宅ワーク中の騒音カットにも効果大ですよ

 

【関連記事】

【どっちがおすすめ?】WF-1000XM4とAirPods Pro 違いを比較してみた

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・LDAC対応でハイレゾ音源も気軽に楽しめる

 

※画像はハイレゾ再生ではありません。

 

WF-1000XM4はSONYのワイヤレスイヤホンで初めてLDACコーデックに対応AmazonMusicHDなどで配信されているハイレゾコンテンツを、いつでもどこでも耳にはめた瞬間に楽しむことが可能です。

 

990kbpsの高い伝送量により、楽器隊の細かな音や原音のサウンドを余すことなく再現してくれます。

 

ウォークマンやAndroid10以上の一部のスマホ・Fiio BTA30等を使用するとハイレゾ音源を楽しめます。iPhoneだとAAC再生になる点には注意しましょう

 

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・圧縮音源をハイレゾ級に再現する「DSEE Extreme」

 

Bring Me The Horizon – Kingslayer ft. BABYMETAL

 

「WH-1000XM4」と同様に、MP3などの圧縮音源をハイレゾ級の高音質にアップスケーリングする「DSEE Extreme」機能を搭載。

 

圧縮時に失われた音を高精度に再現してくれるため、圧縮音源も高音質で楽しむことが可能です。最大96kHz/24bitまでの拡張に対応しています。

 

この機能なかなかスゴイんです。古い音源だと少しザラザラ感を感じる時もあるんですが、この辺りを上手く補完して上手に再現してくれます

 

・音が降り注ぐ「360 Reality Audio」

 

[youtube id=CtgYaKMYGwc]

 

360° 全方位から音が降り注ぐような体感が味わえる「360 Reality Audio」に対応しています。楽器の音や音源の1つひとつの音に正確な位置情報が付加されたように聞くことが出来るので、没入感のある立体的なサウンドを味わうことが可能です。

 

おすすめはAmazonMusicHDの利用。YOASOBIの「夜に駆ける」などを筆頭に「360 Reality Audio」対応のプレイリスト数多く用意されており、今まで聴いて来た楽曲も全く違う角度で楽しめるんです。

 

「WH-1000XM4」ほどの空間域の広さはないものの、イヤホンでここまで空間再現力を味わるのに驚くばかり。最近、メッチャはまってます

 

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・クリアに伝えられる高い通話性能

引用:SONY WF-1000XM4

 

このWF-1000XM4は「高精度ボイスピックアップテクノロジー」を搭載。

 

  • ビームフォーミング技術:口元からの音を正確に拾う
  • 骨伝導センサー:話した声を頭蓋骨の振動で伝える

 

この様な高い技術を搭載することで、クリアな集音性能を実現しています。LINE通話などの一般的な会話であれば、全く問題なく通話可能です。

 

「AirPods Pro」よく比較されますが、周囲の雑音は「WF-1000XM4」の方が軽減してくれる印象です。騒がしい場所で通話することが多い人は「WF-1000XM4」を選んでおくと良いですね

 

【関連記事】

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・専用アプリ「Headphones Connect」に対応

 

 

WF-1000XM4はスマホ専用アプリ「Headphones Connect」に対応しています。このアプリでは、

 

  • バッテリー残量確認
  • DSEE ExtremeのON/OFF
  • アダプティブサウンドコントロールのON/OFF
  • 外音コントロールやスピーク・トゥ・チャットのON/OFF
  • スピーク・トゥ・チャットのON / OFF
  • イコライザー設定
  • 音質モードの切り替え

 

などの豊富な機能を一元管理することが可能です。アプデが生じた際も、このアプリ経由で行うので必ずDLしておくようにしましょう。

 

イコライザーは8種類、手動でも2つ設定可能です。気分に合わせて手軽に切替できるのも嬉しいポイントですね

 

「WF-1000XM4」の操作方法

 

 

本製品はタッチセンサーをタップして、音楽操作やNC機能の切り替えといった様々な操作に対応しています。イヤホンに軽く触れるだけで反応してくれるため、小気味よい操作が可能です。

 

【楽曲再生】※デフォルト設定の場合

  L側 R側
1回タップ NC ⇔外音取り込み 再生/  一時停止
2回タップ 受話 / 終話 次曲 / 受話 / 終話
3回タップ 前曲 前曲
触れたまま クイックアテンションモード 音声アシスタント
左右同時に5秒触れる ペアリングモード

 

「Headphones Connect」で機能の割り当ても可能

 

専用アプリ「Headphones Connect」を使用し、タッチセンサーの機能を変更することも可能です。

 

完全自由なカスタマイズは出来ませんが、R側に「音量コントロール設定」/ L側に「再生コントロール」といった好みの設定に変更可能です。アプリでかんたんに変更できるので、ぜひ好みの設定を見つけてみて下さい。

 

 

ちなみに私は、R側「音量コントロール」 / L側「外音コントロール」を割り当ててます

 

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「WF-1000XM4」の音質

 

 

「WF-1000XM4」の音質は、低中音域を中心とした暖かみのあるサウンドです。楽器隊の一音一音をしっかり感じ取りながら、艶やかで上品な「音」を堪能することが出来ます。

 

過度に低音が強調されていることもなく、UruやBENIの様な女性ボーカル曲はもちろんのこと、ゴリゴリROCKも存分に楽しめるオールマイティーなイヤホンです。

 

 

中~高音域についても過不足なく鳴らしてくれます。楽曲全体の解像度も高く表現してくれるため、全域に渡って心地良いサウンドが味わえます。前述した「360 Reality Audio」と共に、ぜひLDACでハイレゾ音源を味わってみて下さい。

 

BENI「Bff」を聞くと、まるで目の前で歌っている様な空間域の広さ・艶やかな音を堪能することが可能です。高音域も耳に刺さすことはないので、ぜひノイキャンONで聴いて自分だけの世界に浸ってみて下さい

 

 

「WF-1000XM4」レビューまとめ

 

 

本記事ではSONYの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」についてレビューしてきました。

 

「WF-1000XM4」はこんな人におすすめ

  • とにかくNC性能を重視したい方
  • 通勤・通学にも高音質を楽しみたい方
  • ハイレゾ(LDAC)対応に魅力を感じる方
  • フィット感の良さと上質な製品を両立したい方
  • 「360 Reality Audio」など優れた性能を体感したい方

 

こういった性能を求める方には間違いなくベストバイのアイテムです。

 

音質の良さとNC性能の高さは、他モデルを寄せ付けない完成度の高さを誇ります。価格もだいぶ落ち着いて来たので、就職・進学のプレゼントとしてもおすすめです。

 

ヘッドホンタイプの「WH-1000XM4」もレビュー中です。イヤホンと使い分けて使うのも楽しいですよー!ぜひお試しを

 

 

 

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この記事を書いた人

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