【レビュー】EarFun Air2 NC | LDAC対応の高コスパワイヤレスイヤホン

今回はEarFun Air2 NCについてレビューしていきます。

このAir2って言うモデルは年頭に発売されたばかりなのですが、新たにノイキャンやシアターモードなどを搭載して、より現代的なニーズに沿ったモデルへと生まれ変わりました。

今回約2週間ほど使用したので、メリット・デメリットなども踏まえながら、分かりやすくレビューしていきます🙋

EarFun Air2 NCのデザイン

全体的なデザインは、基本的にEarFun Air 2と大きな違いはありません。二機種を比べても若干色味が異なる程度です。

左：Air 2 / 右：Air 2 NC

操作も従来通りのタッチセンサータイプ。相変わらず感度は良好で、ストレスを全く感じない快適な操作が可能です。

EarFun Air2 NCのスペック

・主なスペック一覧

ノイキャンは-45dbのノイズ低減を実現！実は発売が1ヶ月ほど後倒しされていたのですが、その間にスペック面でのテコ入れが測られたようです。

・ノイキャン効果はどう？

ノイキャン効果は超強力ってワケではないですが、効果をしっかりと体感できる質実剛健なスペックにまとまっています。

例えば、

• ゲーミングPCのファンが強めに回っているときの送風音
• 掃除機をかける音
• 幹線道路沿いの大きなロードノイズ
• 地下鉄が入ってくるときの音

なんかを、体感でも30％以上は低減してくれる印象でした。

普日常生活の中では必要十分すぎるくらい効果を実感できる、そんな性能を有しています。

・シアターモードが面白い！

Air 2 NCで新たに搭載されたシアターモードですが、これがなかなか良い感じ！

こうした機能を搭載したイヤホンって、数万円オーバーの機種で初めて「まとまな効果」を実感できるものが多いのですが、Air 2 NCは良い意味で変な3D感が少な目。

例えばプライベートライアンの様な映画を見ても、銃弾や爆音がしっかりと脳内で駆け巡ってくれますし、とにかく嫌味のないシアター感なんです。

目まぐるしい3D感こそ控え目ですが、低音域を中心とした臨場感あふれるサウンドが体感可能です。

EarFun Air2 NCの音質

基本的にはAir2のサウンドバランスを継承した完成度の高いサウンドです。

低音にゆるやかな深みと高音域に若干丸みが加味された印象で聞き心地がとにかく良い感じです。（ノイキャンONの時）

出音は低音が中心ですが、音の濃度が高くいためいわゆるスカスカな音ではありません。ROCKも力強く楽しむことができます。

「力強くも聞きやすい音」って言う感じなので、多くの人が「これ良い音が鳴るじゃん！」と感じる、そんな高音質っぷりかなと思います。

サ行が刺さるとか、低音がゴモゴモしてるとか、ボーカルが奥まって聞こえにくいなんてこともないので、この辺りのサウンド調整の素晴らしさは流石EarFunと言わざるを得ません。

ノイキャン効果も高いですしシアターモードの完成度も高め。音楽だけでなく、映画やゲームまで楽しめるオールマイティな一台に進化しましたね！

専用アプリについて

本機種では専用アプリ「EarFun Audio」が利用可能です。

ノイキャンモードも

• ノイキャンオフ
• 外音取込モード
• 風のノイズキャンセリング
• 耳適応ANC
• ノイキャンモード（ノーマル）

これら5つのモードが選択可能です。

耳適応ANCを選択すれば、耳道の構造に応じた最適なノイキャン効果を得ることもできます。

イコライザーも豊富に用意されているので、自分の好きな音色で楽しむのも良いですね。

EarFun Air2 NCの良い点・気になる点

個人的には装着検出に非対応くらいって感じです。それより2,000円位追加すれば、Air Pro4に手が届いてしまう方が気になるかも。

あらゆる面でAirPro4の方がワンランク上なので、予算が許すのであればAir Pro4に行くのもアリかもしれません。

ただその反面、質実剛健+αの要素を兼ね備えたベーシックでとても使いやすい一台なのは間違いありません。

音も良くてノイキャン効果も高め、ワイヤレス充電対応やシアターモードで映画やアニメも楽しめるなど、この価格で色々なシーンに対応できるのは良コスパと言わざるを得ません。