【レビュー】1MORE HQ51 | 最大100時間！LDAC対応ワイヤレスヘッドホン

【PR】本記事は製品提供を受けてレビューしています。

今回は1MORE HQ51 ワイヤレスヘッドホンをご紹介していきます。

前回ご紹介した1MORE SonoFlowから約2年の時を経て、再生時間や各種機能がパワーアップ！

”平均点オール４”みたいな優等生ヘッドホンとして帰ってきました！！

今回先行レビューとして約2週間ほど使用しましたが、室内外問わずかなり使いやすい一台です。

メリット・デメリットなども踏まえながら、分かりやすくレビューしていきます🙋

1MORE HQ51のデザイン

・ブラックとブルーの2色展開

カラーは「ブラック」「ブルー」の2色を展開。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで販売されています。

・外箱と同封品

外箱はシンプルながらも高級感のある仕上がり。

ヘッドホンの他に、収納ケース・有線ケーブル・充電ケーブル・各種説明書類が封入されています。

収納ケースはファブリック地の使いやすいデザイン。ヘッドホンがすっぽりと収まる絶妙の大きさです。

ケーブル類を収納するスペース（ネットみたいなやつ）がないのがちょっと残念ですね…。

有線ケーブルはヘッドホン側が2.5㎜のタイプ。ボタンで再生/一時停止程度の操作は出来ました（※Androidスマホ）

・渋くて格好良いヘッドホン本体

本体はブラック地のシックで渋めなデザイン。30代以上の大人の男性が好きそうですね。

全体的なデザイン・雰囲気は、1MORE SonoFlowをほぼ踏襲。バンド部のデザインとアクセントが変わった程度で、ほとんど同じ仕上がりです。

R側のボタン配置も変更はありません。基本的にはほぼ同じ使い勝手になりそうです。

L側には、USB-C端子が搭載されています。

ハウジング部の赤色も引き続き採用。LRの印字があってとても見やすいですね。

ちなみにドライバーは豊かなHiFIサウンドを実現する「40mm ダイヤモンドライクカーボンダイナミックドライバー」を搭載。比較的解像度の高い、豊かで力強いサウンドが体感できます。

・耳当たりの優しいフィット感

フィット感（装着感）は、普通～やや緩めといった感じ。頭位56㎝ある僕でも、3時間位連続着用できるフィット感です。

イヤーパッドの感触はプニプニといった感じ。耳にピタっと吸い付く優しい感触です。

パッドの耐久性が気になるところですが、約2年使ってきたSonoFlowがこんな感じ。HQ51でも耐久面の心配はなさそうです。

左：HQ51 / 右：SonoFlow

1MORE HQ51のここが進化

・再生時間が最大100時間！

モード	SonoFlow	HQ51
ANC オフ	70時間	100時間
ANC オン	50時間	65時間

再生時間が最大30時間もUP！Bluetooth5.4による恩恵がかなり顕著に出ているようです。

・外部ノイズを42db以上低減！ノイキャン効果がUP

ノイキャン効果はSonoFlow比で約12％UP！めちゃめちゃ強力ってワケではないですが、日常的な騒音をしっかりと低減してくれます。

ノーマル / 外音取り込みモードも備えており、ヘッドホン or アプリでワンタッチで切り替え可能です。

ただし、外音取り込み時のサッーっとした高めのノイズは比較的大き目。この辺りはSonoFlowと特段変化はない感じでした。

・3Dオーディオに対応

新たに3Dオーディオに対応したので、映画やアニメ・スポーツなどを臨場感高く楽しめるようになりました。

こうした3Dオーディオって、現状1万円位の機種に搭載されていることも増えてきましたが、このHQ51の3D感は結構ソフトな感じ。

バーチャル感あふれるサウンドというより、映画やアニメを見た時に奥行きを感じる自然な効き目です。

引用： 映画『フォールガイ』予告編

楽曲視聴には正直おすすめしないですが、スマホでアマプラやネトフリなどを見る機会が多い人は、ONにしての鑑賞がおすすめです！

・低遅延モードが結構使える

今ちょっと触れましたが、HQ51には低遅延モードが搭載されています。いわゆるゲームモード的なやつですね。

どれくらい使えるって言うのを示すのは難しいんですが、YouTubeにある遅延テスト動画などを視聴しても、明らかに遅延が減少しています。

音ゲーやACTなどで遊ぶことが多い人は、こちらもぜひONにして活用してみて下さい。

1MORE HQ51はどんな音？

・ANCオン スタジオ

全体的にマイルドな響きながら、低音の太さとビートの刻みを感じやすい重厚感あふれるサウンドです。

ボーカルも低音に埋もれることなく聞こえるので、ゴリゴリのビートサウンドでも楽曲をしっかりと楽しむことができました。

楽曲全体の抑揚や解像度も悪くないので、価格なりのサウンドはしっかりと表現してくれる印象です。

ただし、高音域に近づくほど音像がぼやけていく感覚があります。低音の力強さに埋もれて、2歩くらい後ろで謙虚に鳴らしている感じです。

でもこれは逆に捉えれば、高音がギンギンギラギラしていない裏返し。いわゆる高音の聴き疲れは起こりにくいはずなので、僕個人的には＋に捉えています。

正直なところ、前作からの変更点はバッテリー持ちのUP程度と伺っていたので、音質は1MORE Sonoflowと同じような音かなと思っていました。

実際に使ってみると、HQ51の方が低音の出方がちょい強めかも。ドラムの響きもリズミカルに感じ取りやすい印象です。

これからエージングが進んでいくとどう音が変化してくるのか、ちょっと楽しみな！

尖った機能こそないものの、1万円前後で誰でも使いやすい高機能ヘッドホンとしておすすめしの一台です。

・有線接続の仕様に変化が！

HQ51は有線接続が可能ですが、SonoFlowとは異なり電源オンでの利用が必須です。

スマホに3.5㎜端子があれば、もちろん直接接続できます

最初は「面倒くさい仕様に変わったな…」と否定的だったのですが、イヤイヤこれが良アップデート！

有線接続しながら、ノイキャン（外音取り込み）を併用できるようになりました！！

音質的には、低音の出音が抑えられて楽曲全体があっさりパリッとした印象です。

ドラムの音がドンドンボンボン聞こえてたものが、小気味よくドシドシタンタンとした音に変化する感じで、有線で聞くとまた違った表情になります。

有線にすることで大きな音質UPは期待できませんが、ノイキャンと有線が併用できるのは素直に嬉しいポイントです。

専用アプリはもっと頑張って欲しい

HQ51では使用するアプリが従来の「1MORE Music」→「1MORE」への変更があります。

ただ、1MOREアプリになったが故のメリットは少なく、アプリで設定できる項目もかなり少なめ。

イコライザーはご覧の通り用意されていますが、

その他は、ノイキャンモードの切り替えや3Dオーディオを使う際に利用する程度なので、アプリの充実度に関してはもっと頑張って欲しいところです。

良い点・気になる点

良い点	気になる点
圧倒的なバッテリー寿命 Bluetooth5.4による安定した接続品質 ノイキャン効果がしっかり強力 有線接続対応 LDAC対応 マルチポイントに対応 3Dオーディオが結構使える 低遅延モードでゲーム・動画も楽しめる シックで大人でも使いやすいデザイン	アプリの出来がいまいち 電源ボタンが押しにくい ケースに小物収納スペースが欲しかった

まず初めに気になる点から。

アプリについては先ほど触れた通りですが、個人的には電源ボタンの位置が後ろ側で押しにくいんですよね…。

R側の後ろにあるので押しにくいんですよね…

これはSonoFlowの時でもそうだったので、今作でも改善されずにちょっと残念なところではありました。

ただ、ヘッドホンとしての機能性や音質はUPしていて、昨今求められるような性能は一通り網羅しています。

何よりバッテリーは最強レベル！LDACが使えたり、3Dオーディオで楽しむこともできるので、色々なシーンで活用出来そうです。