【レビュー】TINHiFi C5 | 平面駆動+BAドライバー搭載!低音もしっかり味わえるおすすめ有線イヤホン

今回はLinsoulから発売中の有線イヤホン「TINHiFi C5 」をレビューしていきます。

 

このイヤホンの特徴を一言で言うと「平面駆動+BAドライバー」を搭載したハイブリッドドライバー設計!こうした構成のイヤホンはまだまだ少ないので、個人的にも注目しているイヤホンです。

TINHiFi C5
価格:約10,000円 (※2023年3月時点)

 

今回はそんな「TINHiFi C5 」について、デザインや音質面を中心にレビュー!出来るだけ分かりやすく解説していくので是非参考にしてみて下さい。

 

【良い点・気になる点】

良い点 気になる点
  • シンプル is ベストのボディ
  • フィット感はかなり良い
  • バランスの取れたサウンド
  • スマホでも音量が取りやすい
  • 比較的音漏れがしにくい
  • 低音命の人は物足りないかも

※【PR】メーカー様より製品をご提供いただいております。

 

-Linsoul 公式サイトはこちら-

Linsoul 公式サイト

 

目次

TINHiFi C5 カラー・スペック

 

・C5はシルバーのみの展開

 

TINHiFi C5 」のカラーはシルバー1種類のみを展開。人間工学に基づいた「どんな人の耳にもフィットしやすい設計」となっています。

 

– TINHiFi C5 –

 

手アカも付きにくいですし、重さも約4.4gと超軽いんです。デザインについてはこの後、解説していきますね

 

・主なスペック

 

-スペック一覧表-

ブランド TINHiFi
モデル C5
イヤホン形状 耳掛けタイプ
インピーダンス 9Ω±15%
ドライバー 平面駆動振動板 +
バランスドアーマチュアドライバー
感度 101±3dB@1kHz 0.126V
周波数帯域 10Hz -20kHz
ケーブル 銀メッキ銅ケーブル
ケーブルの長さ 約125㎝
コネクタ 2pin(0.78㎜)
プラグタイプ 3.5㎜
重さ 片耳約4.4g

 

インピーダンスが「9Ω±15%」なので、スマホでも鳴らしやすいイヤホンです。高価なDAPじゃなくてもちゃんと楽しめますよー

 

TINHiFi C5の主なデザイン

 

・パッケージ内容

 

外箱はブラックを基調とした惑星が描かれたデザイン。

 

イヤホンとケーブルの他に、イヤーチップ(2種類)・巾着などが同封されたシンプルな構成です。

 

イヤーチップは2種類を同封。シリコンとウレタンの2タイプが含まれています。

青色がウレタン素材のイヤーチップ

 

イヤーチップが細かなサイズ別に含まれているのは嬉しいですね。ちなみに今回は通常のイヤーチップでレビューしていきます

 

巾着はとっても簡易的なタイプ。イヤーチップやケーブルをしまうのにちょうど良いサイズ感です。

布製の巾着を同封

 

・シンプルで軽量、フィット感に優れたイヤホン

 

イヤホンは軽量のアルミニウム素材で造られています。ハウジングも丸みを帯びており、装飾の一切ないシンプル is ベストのデザインです。

重さは片耳4.4gと超軽量!めちゃめちゃ軽いです

 

ベントは内側に2か所ずつ設けられています。背面にベントがない分、比較的外部に音漏れがしにくい印象です。

 

ノズルは楕円形の形を採用しています。全体的に滑らかなデザインと言うこともあり、フィット感はとにかく抜群です。

 

AZLA SednaEarfit Crystal」でもピッタリFITしてくれたので、一般的な交換イヤピであれば問題なく使えるはず

 

コネクタは2pin(0.78㎜)を採用。お好みのケーブルへ、かんたんにリケーブル可能です。

 

– TINHiFi C5 –

 

 

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・HIFIグレードの銀メッキケーブル

 

ケーブルは4コア296芯の銀メッキケーブルを同封。ケーブルも柔らか目で、クリアでピュアなサウンドを味わえるのが特徴的です。

 

 

プラグ部は金メッキプラグを採用しています。コネクタも一般的な2pinタイプです。

コネクタは0.78mm / 2pinタイプ

 

絡みにくくて扱いやすいケーブルです。リケーブルも出来ますが、まずはこのケーブルで「TINHiFi C5の音」を味わってみると良いですね

 

TINHiFi C5の音質

 

・透明感のあるバランスの良い音質

 

適度な透明感を纏いつつ、全域にわたってバランスよく表現してくれるサウンドです。TINHIFIが作り出す「平面駆動+BAドライバーの音」をしっかり堪能できる、そんなサウンドに仕上がっています。

再生機器:SONY NW-A300シリーズ

 

低音域は「どんな響きなのだろ?」と思っていたのですが、結論から言うと「ちゃんと聞こえる」低音に仕上がっています。

 

若干後ろ目で表現する感覚ではありますが、ドラム・ベースのアタック感や量感をしっかりと再現してくれました。DDドライバーの様な厚みではありませんが、比較的タイト気味に鳴らしてくれる印象です。

 

ハイブリッドドライバー設計と言うことも加味しても、しっかり低音は再現できていると思います。ゴリゴリじゃないけど低音を感じ取れる、そんな感覚です

 

中音域(ボーカル)は、上手にバランスがとられています。ボーカルと楽器隊の音がごちゃ混ぜに表現されることもないので、音の歪みを感じることもありません。

 

ボーカルに関してはクリアでありながら、どことなく暖かみを感じるそのような聞こえ方です。音場の窮屈さを感じることもなかったので、非常に聞き取りやすい中音域だと言えます。

 

個人的にはしっとり系の女性ボーカル曲との相性が良い印象です。星街すいせい「ソワレ」やJUJU「やさしさで溢れるように」の様な楽曲も優しく堪能することが出来ました

 

[youtube id=jIl8_jMMULs]

JUJU「やさしさで溢れるように」

 

高音域は、ヌケ感こそ控え目なものの「スッー」と胸に溶け込む様に表現してくれます。天井の低さは若干感じてしまいますが、サ行の刺さりやトゲ感を感じる画面はあまりありませんでした。

 

音質バランス的にROCKをガンガン楽しむと言うより、POPSや女性ボーカルの様な明るめの楽曲と相性が良い印象です

 

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・解像度・音場

 

全体的な解像度は若干甘めの印象です。

 

クリア傾向な音質なので「結構硬めなのかな?」とも初めは思ったのですが、角が優しく削られた「適度な硬さとまろやかさ」を感じることが出来ました。

 

ブラックコーヒーにほんの少しミルクを垂らした、その様なキレと甘さを纏った解像度だと思います

 

TINHiFi C5はこんな人におすすめ

 

おすすめ度:

 

こんな人におすすめ

  • TINHiFiのサウンドが好き
  • 平面駆動+BAドライバーを搭載したイヤホンの音を体感したい
  • バランスの取れたクリアなサウンドが好み
  • 軽くてフィット感に優れたイヤホンを探している

 

この様な方にまさにピッタリのイヤホンです。TINHiFiのCシリーズは他にも「C2」、「C3」と言ったモデルも発売されているのでそれぞれ聞き比べてみるのも良いですね

 

平面駆動+BAドライバーの入門機としてもおすすめ!低音~高音までしっかり感じ取れる、バランスの取れたサウンドをぜひ体感してみて下さい。それではまた!

 

– TINHiFi C5 –

 

 

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