皆さんこんにちは。毎月、数台以上ワイヤレスイヤホンを買い続けるガジェットマニアの REOTAN(@REOTANnoheya)です!
今回はTaoTronicsから発売中の完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDLIBERTY FREE(TT-BH1001)」をご紹介!
Amazonでも常に上位の人気を誇る「SoundLiberty 53(TT-BH053 )」の店頭モデルとして2020年10月に発売されました。今回はこの「TT-BH1001」の音質や使い勝手など、率直な感想をまとめていきたいと思います。
本機はエントリーモデルながら「最大40時間再生やIPX6の防水性能」に対応するなど、非常にコストパフォーマンスに優れた性能を有しています。AACコーデックにも対応しており、音質面にも妥協のないモデルとなっています。
ちなみに普段は下記イヤホンを中心に使用しています。そんなイヤホン好きユーザーの視点からも参考になれば幸いです(‘ω’)ノ
普段使用しているアイテム
- SONY:「WF-XB700」・「MDR-1000X」
- JVC:「HA-A50T」・「HA-FX100T」
- TaoTronics:「SoundLiberty97」
- Anker::「Soundcore Life Q30」
まずは「SOUNDLIBERTY FREE(TT-BH1001)」の主な製品仕様について確認していきましょう!
「SOUNDLIBERTY FREE(TT-BH1001)」の主な仕様
「TT-BH1001」の主な仕様は下記の通りです。
商品名 | 「SOUNDLIBERTY FREE(TT-BH1001)」 |
通信方式 | Bluetooth Ver.5.0 |
再生周波数 | 5~30,000Hz |
対応コーデック | SBC、AAC |
再生時間(イヤホン) | 6時間 |
再生時間(充電ケース) | 最大40時間 |
充電端子 | USB-C端子 |
マルチポイント対応 | ○ |
片耳のみの使用 | ○ |
防水・防滴 | IPX6 |
重量 | イヤホン約5g / 充電ケース約55g |
Bluetooth5.0の搭載はもちろんのこと、接続チップについても新たにAiroha社製のチップを採用。左右同時転送のMcSync技術による安定した接続が可能になりました。
続いて「TT-BH053」との違い・進化ポイントなどを確認してきましょう!
「TT-BH053」と「TT-BH1001」の違い
実は今回ご紹介する「TT-BH1001」、これまで合計3回にわたってブラッシュアップが加えられてきました。この章では現在も発売中の「TT-BH053」との違いを確認していきましょう。
大きな違いは主に下記の3点です。
2機種の違い
- 中低音域を中心に音質を再チューニング
- 充電ケースの形状変更
- 充電端子が「USB-C」へと変更
音質については後ほど詳しく感想をまとめていきますが、実際に楽曲を聴いていても中音域~低音域にかけて音質に太さ(厚み)を持った印象です。
また充電ケースや充電端子についても、
- 横長タイプ → 正方形タイプ
- MicroUSB → USB-C
へと変更されました。より日常使いしやすい改良が施されており、地味ながらも着実な進化をとげています。
続いて本機のデザインや同封物について見ていきましょう。
「TT-BH1001」のデザイン・同封物
①「TT-BH1001」のパッケージ内容
それでは本機の外観周りを見ていきましょう。パッケージはオレンジカラーが目立つ可愛らしいデザインです。
開封すると以下の物が同封。コードはきしめん状の独特な形状をしています。
「TT-BH1001」のパッケージ内容
- 「TT-BH1001」本体
- きしめん型のUSB-C充電ケーブル
- 充電ケース
- イヤーピース(XS/S/M/L)
- 説明書類
- クイックスタートガイド
イヤーピースはイヤホンに付属しているMサイズ以外に以下の「XS/S/L」サイズが同封。耳穴の小さな人にも安心なXSサイズが同封されているのは嬉しいポイントですね。
②「TT-BH1001」の充電ケース
充電ケースは中央に「TaoTronicsのロゴ」がデザインされた正方形状の形。触り心地の優しいプラスチック素材の印象です。
内部のデザインは一見すると普通の感じですが、前方にかけて緩やかな傾斜が設けられた形状になっています。
前方には充電残量を示すインジゲータを搭載。目盛りも4つ設置されているので、バッテリー状態を細かく確認することが可能です。
背面には充電用のUSB-C端子を搭載。他メーカーを含め「エントリーモデル」だとMicroUSBの事が多いんですが、本機はしっかりUSB-C端子を搭載してきました。
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③「TT-BH1001」のイヤホン本体
イヤホンは耳から飛び出るスティック型のタイプ。いわゆる「うどん型」ですね。
左右のヘッド部分には「TaoTronicsのロゴ」がデザイン。少しテカリのある感じですが、深めの黒色と言うこともあり全体的に上品な仕上がりになっています。
内側はご覧の様にシンプルな構造に仕上がっています。
成人男性の手のひらに乗せるとご覧の様なサイズ感です。
両耳わずか10g程しかないので、耳への負担はほとんど感じません。圧迫感も比較的少ない印象です。
実際に装着するとこんな雰囲気に。フィット感もかなり良いので街中でも安心して利用することが可能です。
「TT-BH1001」のタッチセンサーの操作方法
本機はイヤホンヘッド部分にタッチセンサーを搭載。スマホからの操作の他に、タッチ回数に応じて各種操作に対応しています
【タッチセンサーの操作:楽曲再生時】
左側(L) | 右側(R) | |
1回タップ | 音量- | 音量+ |
2回タップ | 再生/一時停止 | 再生/一時停止 |
3回タップ | 戻る(前曲) | 進む(次曲) |
【タッチセンサーの操作:電話応答時】
左側(L) | 右側(R) | |
1回タップ | 通話応答 | 通話応答 |
2秒間長押し | 電話を切る/応答拒否 | 電話を切る/応答拒否 |
「TT-BH1001」のペアリング方法
本機を使用するのにまずはペアリングが必要になります。ここではiPhone8でのペアリング手順を確認してみました。
step
1「TT-BH1001」を充電ケースから取り出す
本機を充電ケースから取り出すとイヤホンが点滅を繰り返します。iPhone8側でBluetooth設定画面を開きましょう。
設定画面下部に「TaoTronics ~Free」と表示され、下記の様にペアリング待機状態になります。
step
2表示された「TaoTronics ~Free」をクリック
「TaoTronics ~Free」をクリックしペアリングを開始します。
step
3ペアリング完了
ペアリングが完了するとiPhone側で「接続済み」と表示。ペアリング作業はこれで完了です。
「TT-BH1001」の音質
いつもの様に下記の楽曲・環境で音質を検証してみました。(※iPhone8・AAC接続、標準モードで再生)
再生楽曲
- GLAY:「誘惑」「SOULLOVE」
- BAND-MAID:「DOMINATION」「endless Story」
- BABYMETAL:「Elevator Girl」「Shine」
- Mrs. GREEN APPLE :「インフェルノ」「青と夏」
- YOASOBI:「夜に駆ける」「群青」
※リンクはYouTubeのものです。
「TT-BH1001」の音質
- 全体的に中~低音よりの音質
- ボーカルを中心とした中音域の音質もなかなか○
- キレのある音と言うより、濁りの少ない量感で押し寄せるような音質
- 高音域のシャリつきはあまり感じない
第一印象は「非常に中~低音域寄りの音作りだな」といった感想。これは30時間ほどエージングをした後もあまり変わらなかったので、やはり全体的に中低魚貫を重視した音作りの印象です。
反面、高音域はある一定の地点から「スッ」と切り取られている様な感覚を持ちました。決して高音が聞こえないという事ではありませんが、音の伸びや煌びやかさが控えめかな?と言ったそんな印象です。
無理に高音域を強調すると音のバランスが崩れてしまうのかもしれないですね。
音質のキレやレンジもそこまで広くはないのですが、全体的に濁りの少ない音質を鳴らしてくれます。下手に低音モリモリに強調したモデルでもないので、数時間視聴していても聴き疲れしにくい点もGoodです。
個人的な総合点を付けると以下のような感じに。満足度はになっていますが、およそ☆3.8位の満足度はあります。
「TT-BH1001」のREOTAN評価
- 高音:
- 中音:
- 低音:
- キレ:
- 迫力:
- 音場:
- 満足度:
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「TT-BH1001」はこんな人におすすめ
「TT-BH1001」はこんな人におすすめ
- 5,000円以下の完全ワイヤレスイヤホンを探している方
- 通信の安定性が高いイヤホンを探している方
- 防水性能・マルチポイント対応に魅力を感じる方
- 音質に高いこだわりがなく、普通に使えるイヤホンを探している方
一番の魅力は何と言っても5,000円を切る価格で購入できる点に尽きるでしょう。前モデルと比較し、音質・充電ケースなどの着実に進化している点も見逃せません。
通信性能の安定性も高く、日常使用において大きな不満を感じることがない「SOUNDLIBERTY FREE(TT-BH1001)」
ワイヤレスイヤホン初心者はもちろんのこと「とりあえず一台は持っておきたい」そんなアイテムです。
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