【レビュー】- Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro – NC搭載ワイヤレスイヤホン

こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!

 

2021年9月のアプデでLDACに対応しました!

専用アプリ「Soundcore」のVer2.7.8で、イヤホン側も5.63になると利用可能です。

 

今回はANKERから新発売されたワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」をレビュー。

大ヒットモデルとして現在も大人気の「Anker Soundcore Liberty Air 2」をご存じの方も多いのではないでしょうか。

音質・ノイキャン性能を強化した「上位モデル」として、大ヒットの予感がプンプンするワイヤレスイヤホンです。

 

先日発売になった「Soundcore Life Q30」もかなりの良音質・機能性を搭載していたので本機を使うのも非常に楽しみ!

今回は「ファーストインプレッション」として、30枚以上の画像を交えながら率直にレビューしていきたいと思います。

 

本機は新たに「ウルトラノイズキャンセリング」機能を搭載。NC効果についても後ほど詳しくレビューしていきますね

 

ちなみにわたし、月に数台はイヤホン・ヘッドホンを購入するほどのガジェットマニア。10,000円前後のアイテムを中心に、主に下記のイヤホン等で楽曲を楽しんでいます。同様の価格帯をお使いの方の参考になれば幸いです。

 

普段使用しているアイテム

 

まずは「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」のデザインや内容物を中心に見ていきましょう!

 

目次

「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」のデザイン・内容物

 

①Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの外箱・内容物

 

外箱はかなり厚みのある高級感あふれるデザイン。外箱だけでワクワクするのも久々な感じです。

 

開封は本の様な見開きタイプ。ここにもノイズキャンセリングについて記載されているので、性能への自信が伺えますね。

 

中身をすべて開封してみました。内容物は以下の通りです。

 

Soundcore Liberty Air 2 Proの内容物

  • ワイヤレスイヤホン本体
  • イヤーピース(XXXS / XXS / XS / S / M / M+ / L / L+ / XL)
  • 充電ケース
  • 充電用USB-C &USB-Aケーブル
  • クイックスタートガイド
  • 安全マニュアル

 

イヤーピースは様々なサイズを同封。他メーカーを含め、これだけのイヤーピースを予め同封してくれるのは中々ありませんね。

 

イヤーピースの数が半端ない…。サイズ試し放題ですね

 

②Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのイヤホン本体

 

イヤホン本体は非常にスタイリッシュなデザイン。今回は「ブラック」を購入しましたが、シルバーブラックの様な色合いでかなり格好良い仕上がりです。

 

内側のデザインはご覧の通り。スティック型の形状ですが耳へのフィット感は良好です。

 

【イヤホンの取り付け方法】

引用:Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro公式ページ

 

スティック型のイヤホンの場合、装着方法に少しだけクセがあります。正しく装着しないとせっかくの高音質が楽しめないので、取り付け方法は必ず確認しておきましょう

 

ドライバーは11mmドライバーを搭載。10層のナノレイヤーで構築された「PureNoteドライバー」が搭載されており、正確でクリアな音を表現してくれます。

 

 

③Anker Soundcore Liberty Air 2 Proのイヤホン操作方法

 

本機はイヤホン本体にタッチセンサーを搭載。タッチする回数に応じて音量調節などの操作を行うことが可能です。

 

【タッチセンサーの操作:楽曲再生時】

左側(L) 右側(R)
2回タップ 次の曲 再生/一時停止
2秒間長押し 標準/NCモード切替 標準/NCモード切替

 

後ほど詳しく解説していきますが、このタッチ操作はアプリからカスタマイズすることも可能です。自分好みの設定に変えることが出来るので、非常に便利な機能ですね

 

タッチセンサーの操作:電話応答時

左側(L) 右側(R)
2回タップ 着信応答/保留 着信応答/保留
2秒間長押し 通話終了/着信拒否 通話終了/着信拒否

 

電話応答の際の操作は左右で共通しているので、戸惑う心配もなさそうですね。音質も問題ありませんでした

 

④Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの充電ケース

 

充電ケースはラバー素材が合わさった様な質感。丸みを帯びたデザインが何とも可愛らしいですね。

サイズ:約60㎜×60㎜×270㎜

 

ケースの開封は上側にスライドする独特な形状を採用。動作も非常にスムーズです。

 

ケースの滑りも良いので途中で突っかかる事もありません。好きだなぁこういうデザイン

 

正面にはバッテリー残量を知らせてくれるLEDインジゲーターを搭載。ふたを開けるとインジゲーターが点灯するので、視覚的に充電状況を確認することが可能です。

 

バッテリー残量の目安

  • ○点滅:10%以下
  • ○点灯:10%~30%
  • ○○ :30%~70%
  • ○○○:70%~

 

イヤホンを収納するとこんな感じ。左右に適度にスペースが設けられている為、イヤホンの取り出しも非常にスムーズに行うことが可能です。

 

背面には充電用にUSB-C端子を搭載。付属のケーブルを使用し、お手持ちの充電器から充電することが可能です。

 

蓋の裏側にはバッテリー容量や「PSE」認証についての記載があります。バッテリー容量は500mAhを搭載していますね。

 

 

「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の主な仕様

 

本機の主な仕様を下記にまとめました。

 

製品名 Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
型番 A3951011 (ブラック) / A3951021 (ホワイト)
通信方式 Bluetooth Ver.5.0
再生周波数 20Hz-20KHz
対応コーデック SBC、AAC
ドライバサイズ 11㎜
再生時間(標準) イヤホン7時間 /  充電ケース26時間
再生時間(NC) イヤホン6時間 /  充電ケース21時間
再生時間(外音) イヤホン6.5時間 /  充電ケース23時間
充電時間 イヤホン1時間 / 充電ケース1.5時間
充電端子 USB-C端子
防水・防滴 IPX4
重量 イヤホン5.2g×2 / 充電ケース50g

 

Bluetooth Ver.5.0を搭載しているので通信性能も○!鉄筋コンクリート造のマンション内で部屋を隔てて10m程離れても問題なく通信可能でした

 

「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の主な特徴

 

 

Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の主な特徴を以下にまとめました。

 

Soundcore Liberty Air 2 Proの主な特徴

  • 効果抜群のウルトラノイズキャンセリング
  • アプリ連携による自由なカスタマイズ
  • 「HearID 2.0」による最適な音質
  • 短時間充電・長時間再生に対応
  • 優秀なイヤホンの装着検出
  • 豊富なイヤーピース
  • タッチ操作可能なタッチコントロール機能
  • 充電ケースから取り出すだけのオートコネクト機能
  • 通信範囲の広いBluetoothVer.5.0搭載
  • IPX4相当の防水性能

 

①効果抜群のウルトラノイズキャンセリング性能

 

本機はAnker独自のウルトラノイズキャンセリング機能を搭載。その他のモードとして以下の3つのモードを選択することも可能です。

 

モード設定

  • 標準
  • 外音取り込みモード
  • ノイズキャンセリングモード

 

ノイズキャンセリングモードはさらに4つのモードを搭載

 

ノイズキャンセリングモードはさらに細かく以下の4モードを搭載。ユーザーの利用シーンに合わせた、痒い所に手が届く設計がされています。

 

  • 「交通機関」
  • 「屋内」
  • 「屋外」
  • 「カスタム」

 

モードの変更も専用アプリ「Soundcore」から変更可能です。直感的に分かりやすいデザインを採用していることもあり、操作に戸惑うことはありませんでした。

 

 

変更した内容が瞬時にイヤホンへ伝わるので、控え目に言ってもこのアプリかなり優秀。LDACにも対応したし、このイヤホンすごっ

 

ウルトラノイズキャンセリングの性能をチェック

 

テレワーク・在宅勤務が増えていく中で、周囲の「音」が気になる方も多いはず。今回は「ノイズキャンセリングモード・屋内」選択時を例に、自宅・カフェでノイキャンの効果を検証してみました。

 

ウルトラNCの効果

  • 中~低音域を中心に雑音を程よくかき消してくれる印象
  • 周囲の音・話し声などは60%~70%くらいカットしてくれる
  • ホワイトノイズは「サッー」と控えめ
  • ノイキャン特有の耳への圧迫感はほとんど感じない

 

前回レビューした「Q30」と同条件(※)で検証してみましたが、程よく周囲の話し声や雑音をカットしてくれる印象です。(※平日昼間のマンション内&客数20人ほどのカフェの中)

 

少し厚手のガラス窓が設置されたカフェの外でバイクがエンジンを吹かしていたんですが、イヤホンで音楽を聴いている時は気が付けませんでした。ノイキャン性能は結構良いと思います。

 

2時間ほど連続で着用していましたが、ノイキャン特有の耳への圧迫感・ホワイトノイズがあまり気にならなかったのも好印象です

 

 

ノイキャン性能は「交通機関」モードが一番優秀な感じ

 

カスタムモードを除いた3つのモードでノイキャン性能をチェックしてみましたが、「交通機関」モードが一番効きが良い印象を持ちました。あくまでもわたしの体感ではありますが、低音を中心とした雑音を一番カットしてくれる感覚を持ちました。

 

ノイキャン性能を重視するならば室内外問わず「交通機関」モードを使うと良いかもしれません

 

 

同価格帯のJVC「HA-A50T」とノイズキャンセリング性能を比較

 

左:「Soundcore Liberty Air 2 Pro」 右:「HA-A50T

 

ほぼ同価格帯で販売中のJVC「HA-A50T」とノイズキャンセリング性能を比較してみました。先程と同条件で比較した際の効果を示すと以下のような感じに。

 

  • Soundcore Liberty Air 2 Pro:周囲の音を約60~70%カット
  • HA-A50T:周囲の音を約50~60%カット

 

ノイキャン性能に関しては「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の方が多少有利な印象です。どちらも驚くほど大きな性能差はないので、デザイン・音質を含め好みの方を選ぶと良いでしょう。

 

ただし「Soundcore Liberty Air 2 Pro」は2021年9月のアプデでLDACに対応しました。再生デバイスをお持ちの場合はこちらを選ぶと良いと思います

 

【JVC HA-A50T感想・レビュー】コスパ抜群のNC対応ワイヤレスイヤホン!

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②アプリとの連携で自由にカスタマイズが可能

 

先程ご紹介した様に本機はAnker独自の「Soundcore」アプリに対応しています。

 

ノイズキャンセリングモード以外にも、

 

  • HearID設定
  • イコライザー設定
  • イヤホンタッチ操作のカスタマイズ
  • ファームウェア更新
  • スタートガイドの閲覧

※HearIDについては後ほど解説します。

 

と言った各種設定・カスタマイズを行うことが可能です。

 

イコライザー設定

 

イコライザーは全部で22種類の中から選択可能です。定番のロック・R&Bはもちろん、「話し言葉」と言った変わったプリセットも搭載しています。

 

自身でカスタマイズすることも出来るので、好みに合わせたイコライザー設定を行うことが可能です。

 

基本的には「デフォルト」のままでも十分に高音質です。わたしはこのまま使っちゃてます

 

イヤホンタッチ操作のカスタマイズ設定

 

通常は変更できないイヤホンタッチ操作に関する設定をアプリから変更することが可能です。

 

好みに合わせた操作体系に変更することが出来るので、自分だけのカスタマイズも思いのまま。やっぱりこのアプリの完成度、半端ないです。

ただし本機はワンタップによる操作には非対応です。いずれもダブルタップのみ可能です

 

③「HearID 2.0」で最適な音質を実現

 

本機はユーザーの耳に合わせたイコライザー設定を行う「HearID2.0」機能を搭載。

 

年齢やなどを設定後「ピー」と言う音が鳴り、聴覚検査の様に左右の耳のチェックが始まります。

 

テストが終了するとユーザーの耳に最適な設定が完了。ユーザーの聴覚に合致するイコライザーを設定してくれる便利な機能です。

 

わたしの場合、デフォルトの設定に比べ少し低音が強調され楽曲全体が丸くなった印象を受けました。必須機能ではないですが一度試し見ると面白いですよ♪

 

HearIDで自動設定が行われても、ご自身でイコライザーをカスタマイズすることも可能です

 

④短時間充電・長時間再生に対応

 

 

ノイズキャンセリングモード時に最大6時間、通常モードでも7時間の長時間再生に対応しています。

 

  • NCモード:6時間(充電ケース併用時:26時間)
  • 通常モード:7時間(充電ケース併用時:21時間)

 

これだけの時間をぶっ通しで再生することも少ないと思うので、日常使いにおいては必要十分なバッテリー性能と言えるでしょう。わずか15分の充電で3時間再生にも対応しているので、ヘビーユーザーの方でも安心して利用することが可能です。

 

エージングも兼ねて5時間以上NCモードで再生することが出来ました。バッテリー性能はスペック通りバッチリです

 

 

「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」の音質

 

下記の楽曲・環境で音質を検証してみました。(※iPhone8・AAC接続、標準モードで再生)

 

※リンクはYouTubeのものです。

 

Soundcore Liberty Air 2 Proの音質

  • 主張しすぎない低音が心地良い
  • ボーカルも前面に押し出されるような音作り
  • 楽曲全体の解像度はタイト気味。ギターの音もキリっと聞こえる
  • 音の圧は結構強め。楽曲によってはかなりの迫力に
  • 音の広がり・レンジは高音域が少し窮屈な印象
  • シンバル系のシャリ付きは少し気になるかも

 

第1印象は「若干低音寄りの中音域を重視した音作りなのかな」言った感じ。低音もしっかり体感することが出来ますが無駄に強調しすぎてない印象です。

男女問わずボーカルが前面的に聴こえきて心地良く視聴することが出来ました。

 

endless Story」や「青と夏」の様な楽曲と相性が良さそうです

 

音の広がり(レンジ)はそこまで広くはありませんが、各楽器を比較的タイトな音で表現。楽曲全体をメリハリのある引き締まった音で慣らしてくれます。

ワイヤレスイヤホンにありがちな「耳の手前で鳴っている様な窮屈感」を感じなかったのも好印象です。

 

シンバルのシャリ付きや高音域の狭さが少し気になるものの、中音域・低音とのバランスが上手に保たれている印象。楽曲全体で考えると上手にまとめてくれていると思います。

 

 

この価格でこれだけの機能性と音質・ウルトラノイズキャンセリングを搭載しているのは正直脱帽もの。アプリとの連携で自分だけのワイヤレスイヤホンを表現できるのも面白いポイントですね

 

「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」はこんな人におすすめ

 

 

Liberty Air 2 Proはこんな人におすすめ

  • しっかり効果のあるNC搭載ワイヤレスイヤホンを探している方
  • 通勤・テレワーク時にNC機能を活用したい方
  • 音質にも妥協したくない方
  • 短時間充電・長時間再生に魅力を感じる方

 

重ねての説明になりますが、この価格でこれだけの機能性・音質・ノイキャン性能を実現しているのはかなりすごい事。これまで数多くのイヤホンを購入してきましたが、しっかりと価格に見合った音質・機能性を発揮してくれるものだと断言できる程です。

 

イヤーピースも沢山の種類が含まれており、ほぼすべてのユーザーが快適にイヤホンを使用出来る点もGood!長時間再生可能なバッテリー性能も相まって、一日中付けていても負担を感じることは少ないでしょう。

 

前モデルからの買い替えも含め、Ankerファンならずとも注目のワイヤレスイヤホンです。是非お試しを!

 

 

 

 

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この記事を書いた人

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