今回は「EarFun Free Pro 3」についてレビューしていきます。
前作EarFun Free Pro 2から約2年!新モデルを楽しみにしていたって人もいらっしゃいますよね。
音質や機能面、進化ポイントなどを比較してみたので、本記事で詳しくレビューしていきます!
– EarFun Free Pro 3 –
EarFun Free Pro 3と2のスペックを比較
左:Free Pro 3 / 右:Free Pro 2
-スペック比較表-
モデル | EarFun Free Pro 3 | EarFun Free Pro 2 |
---|---|---|
チップ | QCC3072 | AIROHA® チップ |
Bluetooth | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.2 |
コーデック | SBC / AAC / LC3 aptX Adaptive | SBC / AAC |
ドライバー | 7㎜ | 6㎜ |
ノイズキャンセリング | 最大43dB | 最大40dB |
外音取り込み機能 | 〇 | 〇 |
防滴 | IPX5 | IPX5 |
マルチポイント | 2台 | – |
ゲームモード | 〇 55ms | 〇 80ms |
アプリ | 〇 | – |
マイク | ENCノイズキャンセリング 計6基 | ENCノイズキャンセリング 計6基 |
再生時間 | イヤホン7.5時間 ケース併用33時間 (※ANC OFF) | イヤホン6時間 ケース併用30時間 (※ANC OFF) |
充電時間 | 2時間(USB-C) 3.5時間(ワイヤレス) | 2時間(USB-C) 3.5時間(ワイヤレス) |
充電方法 | 有線 / ワイヤレス | 有線 / ワイヤレス |
重量 | 片耳5g | 片耳4.1g |
価格 | 8,990円 | 6,490円 |
赤文字が今回進化した部分。こうしてみると結構違いがあるのが分かるかと思います。QCC3072を搭載したことでaptX Adaptiveに対応しました。
加えてマルチポイントや専用アプリにも対応。使い勝手が大きく向上している点も見逃せません。
\ 両モデルのレビューはコチラ /
EarFun Free Pro 3の進化ポイント
・EarFun Free Pro 3は2の進化モデル
ざっくり言ってしまえば、EarFun Free Pro 3は2の進化モデル。いわゆる兄貴分的なモデルって感じです。
こうして見比べても、Free Pro 2のデザインを踏襲しているのが分かると思います。Free Pro 3では、より都会的なデザインに進化を遂げた印象ですね。
左:Free Pro 3 / 右:Free Pro 2
・aptX Adaptive対応でハイレゾが楽しめる
EarFun Free Pro 3ではクアルコム社製の先端チップ「QCC3072」を搭載。aptX AdaptiveやSnapdragon Soundに対応したことで、音質面で大きなアドバンテージを得ました。
まさしくフラグシップモデルの名に恥じないスペックに仕上がっています。
– YouTubeでもレビューしています! –
・ノイキャン効果、通話品質が向上
実際に両モデルを使ってみると、ノイキャン・通話品質に違いがあります。
左:Free Pro 3 / 右:Free Pro 2
-比較表-
モデル | EarFun Free Pro 3 | EarFun Free Pro 2 |
---|---|---|
ノイキャン | 低音域を中心に最大43dbカットFree Pro 2より効果が向上したかも | 低音域を最大40dbカット。日常シーンに不満を感じない効果 |
外音取り込み | 周囲の音をしっかり確認できる | 周囲の音を明るく取り込んでくれる |
通話品質 | 会話するのに問題ない品質 | 会話するのに問題ない品質 |
ノイキャン効果に関しては、効果が劇的にUPしたわけではありませんが「3の方が効果が少しUPした?」と思わせる使用感です。
通話品質に関しても、両モデルとも日常使いに全く問題ない性能を有しています。
外音取り込みに関しては、Free Pro 2の方が明瞭に取り込んでくれる印象です。Free Pro 3の方が効果は少し低めかもしれません
・専用アプリ「EarFun Audio」対応
EarFun Free Pro 3は専用アプリ「EarFun Audio」に対応。アプリを利用することで下記の項目がカスタマイズ可能です。
- バッテリー残量の確認
- NC・通常・外音取り込みモードの切替
- ゲームモード ON/OFF
- イコライザーの利用
- 製品チュートリアルの確認
- キーカスタマイズ
- FWの更新
- 言語設定(日本語設定も可)
こうしたコントロールのカスタマイズはもちろん、
イコライザーも10種類のプリセットが用意されています。TOP画面も見やすく、シンプルで操作しやすいアプリです。
– EarFun Free Pro 3 –
・低遅延のゲームモードを搭載
両モデルとも低遅延のゲームモードが利用可能ですが、
EarFun Free Pro 3 | 55ms(0.55秒) アプリでON/OFF |
EarFun Free Pro 2 | 80ms(0.88秒) L側イヤホンを3回タップ |
と言ったスペックの違いがあります。
明確な差があるかと言われれば微妙なところですが、ゲームモードを多用する方はこの辺りもチェックしておきましょう。
・最大2台のマルチポイントに対応
EarFun Free Pro 3では、マルチポイント(最大2台まで)に対応しました。
※iOS、Android、PCなど
切替スピードも速く1秒程度で瞬時にチェンジ。普段使いでストレスを感じない抜群の使い勝手となっています。
マルチポイントに対応したのは大きなアドバンテージですね
EarFun Free Pro 3 と 2の音質の違い
両モデルでは音質が大きく変わってきます。
EarFun Free Pro 3では、全体的に音が力強く立体感と深みを感じるサウンドです。
低音の刻みと抑揚に富んだ中音域が心地良く、高音域も空に溶け込むように表現。臨場感あふれる「音」を体感することが出来ます。
一方のEarFun Free Pro 2は、全体的にクリアでバランスの良い音を鳴らしてくれます。
低音をしっかり表現しながら、中音域を中心とした洗練されたサウンドが体感可能です。
個人的にはROCKを聞くならEarFun Free Pro 3、POPSやアニソンが多いならEarFun Free Pro 2でも良いかな?って感じです
EarFun Free Pro 3 と 2はどっちがおすすめ?
個人的にはEarFun Free Pro 3の方が断然おすすめ!これから買う方はFree Pro 3を選んでおけば間違いありません。
これから買うならEarFun Free Pro 3がおすすめ
特にaptX Adaptiveやマルチポイントへの対応が見逃せません。専用アプリで自分好みにカスタマイズできる様になったのも地味に見逃せないですね。
それでいて価格はなんと1万円以下…。この価格帯でこの機能性・音質を実現しているのはかなりスゴイです。
– EarFun Free Pro 3 –