当ブログ・YouTubeでも沢山取り上げているAmazfitのスマートウォッチ。
今夏にZepp Flowという音声操作サービスが使いされ、さらに使いやすく、直観的な操作が出来るようになりました。
本記事では、そんなZepp Flowについて
- サービス概要
- Zepp Flowでできること
- 利用するメリット
- 今後実装予定の機能
などを中心に、出来るだけ分かりやすく解説していきます。
恐らく皆さんが想像している以上に結構スゴイサービスだったので、ぜひ最後までお読みいただけたら幸いです!
単なる音声サービスだと思ったら大間違い!Amazfitスマートウォッチが進化を続けています🙋
Zepp Flowとは?
・サービス概要
Zepp Flowとは、OpenAI社の最新AIモデル「GPT-4o」を統合した世界初のAI音声操作サービスです。
ユーザーと自然な形で会話ができるLUI(Language User Interface)と呼ばれるシステムを採用しており、会話形式で操作できるように設計されています。
「GPT-4o」を統合しているから、従来の音声アシスタントと比べて言語理解や知識ベース、成長速度が段違いなんです。
感覚的にはアレクサやsiriを使うのと同じなのですが、ほぼリアルタイムで会話ができたりと遅延が少ないのが特徴的です。
また、長い会話の文脈などもしっかり読み取ってくれるため、一貫性のある応答をしてくれるのも嬉しいポイントです。
・対象モデル
現時点で使えるのは下記の4モデルです。
※2024年8月23日時点
一般ユーザーが使いやすいのは「Amazfit Balance」と「Amazfit Active」でしょうか。
特に「Amazfit Active」は1万円台から購入できますので、気軽に利用しやすいかと思います。
Amazfit Cheetahシリーズは、Amazfit初のランナーモデルにあたります。スポーツシーンで活用予定の方はこちらがおすすめです
Zepp Flowでできること
- 天気情報の取得
- アラームやタイマーの設定
- 睡眠、心拍数、血中酸素、フィットネスなどのデータ確認
- スケジュールの確認、追加
- 電話の発信
- 楽曲再生のコントロール
- スクリーンの明るさ調整
- LINEなどの返信(Androidのみ)
- ワークアウトやスポーツモードの起動と操作
- 一般的な軽い会話 etc…
ご覧の通り日常生活の様々なシーンで活用可能です。
例えば朝の準備中に「今日の天気は?」と確認すれば、即座にその地域の天候や降水確率などを表示してくれますし、
アラームやタイマー設定、スケジュール追加などもお手の物。デバイス間を問わないシームレスな連携が可能です。
音声で伝えるだけ
AndroidならGoogleカレンダーと同期可能です
その他「よく使う連絡先」に登録してある人であれば「人名 + 電話をかけて」といったコマンドで、簡単に連絡することもできます。
そのままウォッチ単体で通話もできるので、いちいちスマホを取り出す必要すらありません
また、個人的にも超便利!と感じたのが、LINEを音声返信できる点です。Zepp Flowを利用すれば自由なメッセージがいつでも返信可能です。
音声の認識精度は結構高いです
あとは送信ボタンを押すだけ
ものすごーーく暇な時には「犬と猫どっちが好き?」みたいな、しょうもない会話にも対応してくれるので、GPT-4oの凄さを改めて実感する場面でもあります。
Zepp Flowを使うメリット
- ウォッチを操作することなく音声による直感的な操作が可能
- 細かい操作を覚えなくてよくなる
- 最小限のステップで希望のアクションを実施できる
- 音声による返信ができたりと、活用できる場面が意外と多い
・時間効率がUP
従来のスマートウォッチ操作の様に、タッチ/スワイプ操作を何度も行う必要がありません。
行ないたい動作までの過程が省略できるため、圧倒的な時間効率につながります。
やりたいこと | 操作方法 | 操作量 | 所要時間 |
---|---|---|---|
アラーム設定 | 通常操作 Zepp Flow | 10タップ前後&スワイプ ボタン長押し→音声 | 20~25秒 10秒程度 |
LINE返信 (定型文ではない返信) | 通常操作 Zepp Flow | スマホで文書作成 ボタン長押し→音声 | 30秒以上 15秒程度 |
こうして文章にすると「たった数秒か…」と思われるかもしれませんが、この差が毎日積み重なると結構な時間になります。タイパが叫ばれる時代ですし、便利なサービスはどんどん活用した方が良いと思います♪
・操作を覚えるまでの時間が短縮できる
スマートウォッチは効果になるほどできることが増える反面、操作が複雑になるというデメリットがあります。
Zepp Flowを使えばユーザーのニーズを音声で汲み取って実行してくれるため、操作を覚えるまでの手順が圧倒的にラクになります。
設定画面の階層も深くなりますし、僕自身も面倒だなと思う場面が結構あります。例えば画面輝度を調整する際も、Zepp Flowなら「画面輝度を自動調整にして」というだけで設定してくれるので、圧倒的にラクなんです!
今後実装予定の機能
- アプリストアの検索とアプリのダウンロード
- メッセージ読み上げ
- Zepp AuraやZepp Coachなどの健康およびフィットネスサービスAIとの対話
- IoTハードウェアとの接続、スマートホームデバイスの制御
- インターネットサービスとの接続(サードパーティアプリの助けを借りて)、通貨換算、Wild.AIの女性の健康サービスへのアクセス、Spotifyの再生コントロール
- 音声会話の翻訳提供
今夏に実装されたばかりのサービスですが、今後は上記の機能が実装予定です。
個人的には「メッセージ読み上げ」と「音声会話の翻訳提供」に興味津々!旅行先で現地の人とコミュニケーションを取ったりと、言語の壁を越えた使い勝手が便利そうですね。