【レビュー】TicWatch Atlas | Androidスマホの「最適解」とも言える最強スマートウォッチ

【PR】本記事は製品提供を受けて作成しております。
内容指示などは一切なく、率直な感想をまとめています。

今回はMobvoiの最新スマートウォッチ「TicWatch Atlas」をレビューしていきます。

前回はTicWatch Pro 5 をレビューしましたが、本作ではヒートマップ検出や転倒検出&SOS機能・バッテリー持ちがさらにUP!

Wear OSの使い勝手の良さはそのままに、普段使いからガチ目のスポーツシーンまで対応できる洗練された一台へと進化しました。

約10日ほど愛用してみたので、製品特徴を含めたファーストインプレッションをまとめていきます。

目次

TicWatch Atlasについて

主なスペック

モデルTicWatch Atlas
搭載OSWear OS by Google™
対応OSAndroid 8.0以上(※iOS非対応)
CPUSnapdragon W5+Gen1ウェアラブルプラットフォーム
メモリRAM:2GB/ ROM:32GB
ディスプレイ1.43インチ(466× 466) 326ppi
AMOLED(有機EL)+ 超低消費電力ディスプレイ(FSTN液晶)の二層式ディスプレイ
センサー加速度計、ジャイロセンサー、HD PPG心拍センサー、SpO2センサー、皮膚温度センサー、低遅延オフボディセンサー、気圧計、コンパス
通信方式Bluetooth 5.2、Wi-Fi:2.4GHz 802.11b/g/n
衛星測位GPS(アメリカ)、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)、BeiDou(中国)、QZSS(日本)
サイズ52.2 x 47.8 x 12.05
重量47.2g
カラーブラック&シルバー
ケース材質ステンレス、7000シリーズアルミニウム
ディスプレイ素材サファイアクリスタルガラス
バンドフルオロエラストマー / 24mm
急速充電30分間(※65%の充電が可能)
バッテリー容量628mAh
スピーカー
マイク
防水5ATM
耐久性MIL-STD-810H
発売日2024年10月16日
価格49,999円(税込)※
※価格は2024年11月2日時点のAmazon価格

パッケージ内容

外箱は縦長のスリムなデザイン。TicWatch Pro 5 と同様のパッケージです。

内容物はとてもシンプルで、本体と充電ケーブル・説明書類のみが同封されています。

充電ケーブルは引き続きマグネット式を採用。30分の充電で65%までチャージする急速充電にも対応しています。

スポーティで洗練されたデザイン

本体のデザインは非常にスポーティです。良い意味でゴツゴツとしたミリタリー感が加味されたため、アクティブシーンにもピッタリな仕上がりです。

筐体素材としてステンレスと7000シリーズアルミニウムを採用。

ディスプレイサイズは1.43インチあり、新たにサファイアガラスが搭載されたことで、傷がつきにくい堅牢性まで加味されました!

しかもこのディスプレイは、TicWatch Proシリーズの特徴でもある「AMOLED(有機EL)+ 超低消費電力ディスプレイ(FSTN液晶)」の二層式ディスプレイもしっかりと搭載。

1層目(下側)ではAMOLEDディスプレイによる鮮明な表示を行い、

2層目(上側)では、バックライト付きのFSTN液晶で日時や心拍数といった最低限の情報を消費電力を抑えながら表示。傾けるとバックライトが点灯してより見やすくなります。

ちなみに常時点灯(AOD)にも対応しています。AODでは、AMOLED or FSTN表示が選択できるため、この辺りはお好みに合わせてチョイスしてみて下さい

なお、側面には上部にファンクションキー、下部に回転式リューズを搭載。

ファンクションキーには好みの機能を割り振ることができるため、これがまた意外と便利!デフォルトでは直前に起動したアプリ一覧を表示してくれます。

回転式リューズも大きめにデザインされているため、とてもスムーズに反応してくれます。

アクセント的にデザインされたオレンジカラーが中々良いですね~

また、バンドには24㎜のフッ素ゴム(フルオロエラストマー)を採用。

凹凸感のあるデザインがウォッチとの相性も良く、留め具部分もゴツ目に仕上がっています。

ちなみに全体的な見た目をPro 5と比較するとこんな感じ。性能的には近いのですが、ウォッチ・バンドを含めたデザインが大きく違っているのが分かりますね。

左:TicWatch Pro 5 / 右:TicWatch Atlas

TicWatch Atlasの操作方法

操作方法はとてもシンプルです。

上側へのスワイプでは、アプリやメールなどの通知を表示。下側にスワイプすると各種設定項目を一覧表示させることができます。

上側スワイプ

下側スワイプ

地味に思うかもしれませんが、スマホで表示する時とほぼ同じアイコンを表示してくれるので、視覚的にも非常に見やすいんですよね。この辺りはWear OS搭載によるメリットが大きく影響しています

左右のスワイプでは心拍数や血中酸素等が確認可能です。

なお、省電力モード(FSTN液晶)の際は、リューズを回転させると心拍数や消費カロリーなどを確認することもできます。

TicWatch Atlasの操作方法
上へスワイプアプリ・メールなどの通知
下へスワイプ各種設定項目の一覧表示
左右のスワイプ心拍数や血中酸素などの確認
リューズ1回押しアプリ一覧表示
リューズ2回押し設定画面
ファンクションキー1回押し最近使ったアプリ一覧
ファンクションキー2回押しGoogleウォレット起動
※全てデフォルト設定時

TicWatch Atlasのここが便利

動作がサクサク!ストレスゼロの操作性

Snapdragon W5+Gen1プロセッサーを搭載しているため、スクロールやスワイプはもちろん、アプリ起動を含め本当に動作がサクサクです。

RAMも2GBあるため、あらゆる操作をストレスゼロで行うことができます。

優秀なバッテリー性能

先述した通り、2層式ディスプレイや高速充電テクノロジーが採用されているため、スマートモードでは最大90時間のロングバッテリーを実現!

エッセンシャルモード(FSTN液晶のみの表示)では、驚きの45日間も利用することができます。

フィットネス体験を向上させるヒートマップ機能

TicWatch Atlasでは、ワークアウト中の活動を視覚化する新しい機能「ヒートマップ機能」に新対応しました。

引用:TicWatch Atlas

ワークアウト後に、最も活発に動いた場所を地図上に表示することで、滞在間や距離・消費カロリー等の詳細を表示。自身のパフォーマンス状況や改善点を見つけるのに役立つ、中々面白い機能です。

アメフトやバスケ、サッカー・テニスなどに対応しています。例えばサッカーでボランチを任されているなら、自分がどのエリアを制御しているかとか、どういったエリアをカバーしているかなどを視覚的に確認することができます。パフォーマンス状況を通じて、その後の戦略を立てることもできるためこれは中々革新的なツールかと!

転倒検出&緊急SOS機能を搭載

AppleWatchに搭載されているような転倒検出機能と緊急SOS機能にも新対応!

高度なセンサーとAIを搭載しているため、転倒や事故などの激しい衝撃を検出した際に自動的に緊急SOSを発信してくれます。(※初期の緊急連絡先は110。好きな番号へ変更可能)

事前に登録した緊急連絡先のユーザーへ位置情報も送信してくれるため、コレは手放しで素晴らしい機能かと思います。

LINEがとにかく使いやすい

個人的には、Wear OS搭載のスマートウォッチを使う最大のメリットとしてLINEがほぼそのまま使えるって言うのが大きいかと感じています。

LINEの送受信も自由に行えますし、音声返信などにも対応。過去のトークを振り返ったり、スタンプを受信することもできるので、使わない日はないほど愛用している機能です。

GooglePlayストア対応でアプリ追加も自由自在

Wear OSが搭載されているってことは、つまりGooglePlayストアに対応しています!

全てのアプリがWear OS用に用意されているわけではないですが、例えばGmailで内容を確認したり、

Googleマップで地図を確認したり、ルート案内を起動するのも自由自在。

SwitchBotアプリを追加すれば対応家電の制御などもウォッチ上で行うことができます。

先ほどのLINEを含めこの辺りの利便性は、AmazfitやHUAWEIではできない機能ですよね。めちゃめちゃ便利です!

登山やアウトドアにも最適な堅牢ボディ

TicWatch Atlasは、米軍事規格「MIL-STD-810H」に準拠。耐熱・防塵など高い衝撃性能を兼ね備えています。

引用:TicWatch Atlas

また、5ATM防水にも対応しているため、海や川などのアクティブシーンでも大活躍。気圧計・コンパスなども搭載されているため、冬キャンプなどの過酷な環境下でも的確に使うことができます。

しかもディスプレイにはるサファイアクリスタルガラスが採用されていますからね。この素材は、モース硬度尺度で9に分類されるもので、ダイヤモンドの次ぐ硬さをもっているんです。超頑丈

さらには、YAMAP・ヤマレコと言った登山アプリにも対応しているため、地図情報の転送やGPSログの表示などにも対応。登山中にスマホを取り出さなくても、様々なデータが確認可能です。

・5衛星システムやコンパスに対応

TicWatch Pro 5と同様に「GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou・QZSSみちびき」といった5衛星システムに対応

スマホに依存することなく、ウォッチ単体で正確な測位データが計測可能です。

TicWatch Atlasでできること

できること
  • 自動的にワークアウトを認識するTicMotion健康モニタリング
  • TicHealthアプリによる総合的な健康管理
  • 心拍数や睡眠・血中酸素濃度などの計測
  • 100種以上のワークアウトモードを利用した健康管理
  • YAMAP、ヤマレコなどの登山アプリの利用
  • ウォッチフェイスの着せ替え
  • 電話・LINEの通知・返信
  • 音楽アプリ・YouTubeのコントロール
  • アレクサやSwitchBotなどの便利アプリの活用
  • その他、基本的な機能が充実

ヘルスケアや睡眠管理

「心拍数」「血中酸素濃度」「ストレスレベル」などのデータを24時間計測はもちろん、

「睡眠」に関しても、睡眠時間や平均心拍数・睡眠の深さや呼吸についても細かく計測してくれます。「いびき記録」なんて面白い機能もあるので、睡眠に悩みを抱えている方はこちらも活用してみて下さい。

なお、取得したデータは「Mobvoi Health」で確認可能です。エッセンシャルモードへ移行した際も心拍数計測などは続けてくれるため、データの取りこぼしが無いのも嬉しいところです。

充実のワークアウトモード

Tic Exerciseアプリでは110種類以上のワークアウトモードを搭載しています。

また、TicMotion(ティックモーション)と呼ばれるMobvoi独自のAI認識アルゴリズムのおかげで、手動設定なしに自動的にワークアウトの認識・追跡も行ってくれます。

あくまでも感覚ではありますが、従来機よりも検知するタイミングが早くなった気がします

運動中は経過時間や距離・ペースなどを分かりやすく表示してくれるため、データを確認しながら適切なトレーニングが行えます。

心拍数の変化に合わせバックライトのカラーが変わるなど、一目で状態が分かりやすくなったのも嬉しいところです。

なお、屋外での視認性もバッチリ!画像だと見にくくて申し訳ないのですが、実際は鮮明な画面で表示してくれます。

取得したデータもアプリで細かく確認することができます。

便利なミュージックコントロール機能

スマホで再生した音楽・動画等は、ウォッチ上でコントロール可能です。(※Apple MusicやAmazon Music、YouTubeなど)

音量調整もできるため、移動中にスマホ操作出来ない時など重宝する機能です。

その他にも充実の機能を搭載

その他の機能
  • 計算機
  • カレンダー / To Doリスト管理
  • アラーム / ストップウォッチ
  • 天気予報
  • ストップウォッチ
  • 予定リスト・連絡先
  • ライト
  • スマホを鳴らす
  • ボイスレコーダー etc…

特にカレンダーに関しては、Googleカレンダーとも同期可能です。

個人的に良く使う「タスク」まで表示してくれるため、この辺りの使い勝手もWear OS搭載による恩恵が大きそうです。

TicWatch Atlas レビューまとめ

今回はMobvoiの最新スマートウォッチ「TicWatch Atlas」をレビューしてきました。

全体的にTicWatch Proシリーズの良さを継承しつつ、細かなところでパワーアップを遂げている印象です。

こんな人におすすめ
  • TicWatchをこれまで使ったことがある
  • Googleサービス、LINEなどを使う機会が多い
  • ヘルスケア・運動・睡眠データを手軽に管理したい
  • スポーティで大人っぽいデザインが好み
  • バッテリー持ちの良いスマートウォッチを探している

現時点での価格は49,900円しますが、Androidユーザーであれば選択肢の第1候補に入れても良いくらい、デザイン・機能性に優れた製品です。

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この記事を書いた人

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