【レビュー】SIMGOT EA500 | コスパ良すぎ!美サウンドが手軽に味わえる高品質イヤホン

今回は有線イヤホン「SIMGOT(シムゴット) EA500」をレビューしていきます。

 

いきなりですけどこのイヤホン、音がとってもキレイなんです。箱出しの状態でも解像度や音場が広く、聞いていて心地良い気分が味わえるイヤホンに仕上がっています。

 

SIMGOTの掲げる「良い音を楽しむための敷居を低くする」がまさしく体現された、かなり当たりのイヤホンだったので本記事で詳しくレビューしていきます。

 

– SIMGOT EA500 –

【本製品の特長】

■フラグシップモデル「EA2000」の技術を応用したモデル

■10㎜のデュアル磁気回路・デュアルチャンバーDUを搭載

■第4世代のDLC複合振動板を採用

■2種類の交換可能なノズルを同封

■鏡面仕上げが美しい金属製シェル

\ CHECK IT! /

 

目次

SIMGOT EA500のデザイン

 

・パッケージ内容

外箱はブラックを基調とした高級感あふれるデザインです。何気にハイレゾ認証も取得しているんですね。

 

パッケージ内容はこんな感じ。通常のイヤホンとは異なり、2種類の交換用ノズル・ワッシャー(リング)などが同封されています。

赤色・黒色の2種類のリングを同封

 

・異なるチューニングが味わえる赤・黒のリング

 

このイヤホンの最大の特徴とも言えるのがこちらの2つのリング。赤・黒で色分けされており、よく見るとそれぞれ設計となっています。

 

ノズルを交換すると、チューニング変更やフィルターの変更が容易に行えます。結果として製品寿命のUPにもつながる面白い設計です

 

まず初めに紹介するのがこちらの赤色ノズル。メーカー側では「ノズル1」と表記されており、定位と音場に優れたまとまりのあるサウンドが体感可能です。

良く見るとメッシュの裏側にフィルターが貼られています

 

黒色ノズルでは、ふくよかでまろやかなサウンドが体感可能です。メーカー側では「ノズル2」と表記されています。

ノズル内がメッシュ(スポンジ)で埋められています

 

・鏡面仕上げが美しいボディ

 

ボディは、鏡面仕上げが施されたメタルシェルです。深みのあるシルバーの色合いで、光に当たると色々な表情が楽しめる美しいデザインに仕上がっています。

 

重さは約20g弱ほど。見た目はちょっと重たいイメージですが、いざ付けてみると結構軽い印象です。

 

いわゆるカド感が一切ないため、耳へも軽快にフィット。付属のイヤーピースでもかなり軽快に装着出来ました。

 

・取り回しやすい無酸素銅銀メッキケーブル

 

ケーブルは無酸素銅銀メッキケーブルを同封しています。太さも標準的で変なクセや硬さもなく、非常に取り回しやすいケーブルです。

2Pin / 0.78mmケーブル

 

プラグ部には金メッキ加工が施されています。

 

SIMGOT EA500のスペック

 

【主なスペック】

ドライバー構成 10mmデュアル磁気回路
デュアルチャンバーダイナミックドライバー
インピーダンス 16Ω±15%(@1kHz)
音圧感度 123dB/Vrms(@1kHz)
音圧感度 124dB/Vrms(@1kHz)
再生周波数帯域 10Hz-50kHz
ケーブル 無酸素銅銀メッキケーブル(3.5㎜)
コネクタ 2Pin / 0.78㎜
ハイレゾ認証

 

SIMGOT EA500の音質をチェック

 

・鮮明で繊細なサウンドを表現する赤色ノズル

楽曲の鮮明感と音場の広さ、そして楽曲全体を繊細に表現してくれる非常にバランスの取れたサウンドです。

 

低音も不足感は感じず、アタック感を小気味よく感じ取ることが出来ます。決してブーミーではなく、必要十分の量感と圧を感じる取れました。

 

中高音域にかけてのヌケ感も心地よく、明瞭でカド感のない表現をしてくれます。音に澱みや濁りがないので、音の広がりやさわやかさを感じ取れる中高音域に仕上がっています。

 

個人的に嬉しかったのが定位感がしっかりしている点。楽器隊の音やボーカルの位置関係が明白なので、頭の中で整理しやすい本当にバランスの取れたサウンドです

 

音場も横方向へしっかりと表現。草原で吹くそよ風の様な突き抜け過ぎない空間域も非常に好印象でした。ROCKやPOPSなどあらゆる楽曲と相性が良さそうです

 

・大人サウンドの黒色ノズル

楽曲全体にふくよかさやまろやかさが加味された、暖かみのあるサウンドです。

 

赤ノズルと比べて若干音場が「キュッ」と狭くなる印象はありますが、音響の整った中規模ホールで聞いている、そんな感覚の心地良さを感じ取れました。

 

ボーカルが若干前衛気味に聞こえる印象なので、女性ソロVo曲などをしっぽり味わうにはかなり良い選択肢だと言えます

 

低音はベースを中心とした量感が少し増える印象で、赤ノズルを使用時よりも力強く聞ける印象です。

 

「ボフボフ」するような低音では決してありませんが、中音域をマスキングしない絶妙な量感と力強さが表現されています。

 

中高音域は音がまろやかに聞こえる分、鮮明感・繊細さが低下する印象です。ただしその分、楽曲全体の余韻や響きを感じ取れるようになるので、個人的には好きなサウンドです

 

音楽をまったり楽しむのであれば黒ノズル、繊細で鮮明なサウンドを楽しみたいのであれば赤ノズル、そんな感じで使うと良さそうです

 

– SIMGOT EA500 –

 

・イヤピの付け替えもおすすめ

 

付属のイヤーピースでももちろん良いんですが、個人的にはイヤピの変更がおすすめ

AZLA SednaEarfit Crystal

 

試しに「AZLA SednaEarfit Crystal」に変更したら、

 

  • フィット感がさらにUP
  • 低音の奥行・深みが感じ取れる

 

などの恩恵を受けられました。取り付けはちょっと窮屈ですが、サウンドへの没入感や深みが向上したので可能であれば変更すると良いですね。

 

-合わせてチェック-

【レビュー】WF-1000XM4×AZLA SednaEarfit Crystalが最高すぎた

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SIMGOT EA500はこんな人におすすめ

 

今回はSIMGOTから発売中のイヤホン「EA500」をレビューしてきました。

おすすめ度:

 

こんな人におすすめ

  • ノズル交換によるチューニングを楽しみたい方
  • 高解像度でクリアな音質を手軽に体感したい
  • 1万円前後で「これは買い」と言うイヤホンを探している
  • 鏡面仕上げの美しいデザインに魅力を感じる

 

こういったことを一度でも思ったことがあれば、絶対買いのイヤホンだと言えます。「この価格でこの音質を体感できるのは反則じゃ…」と、思わずつぶやいてしまいましたw

 

わたしもそうなんですが、普段ワイヤレスイヤホン派の人がこの音を体感したらきっと驚くはず。DAPやポタアンを新調したくなる、そんな素敵なイヤホンだと感じました。「EA500」かなり良いです!それではまたー!

 

– SIMGOT EA500 –

 

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