【PR】製品提供を受けてレビューしています。
内容指示などは一切なく、率直な感想を記載しています。
今回は1MOREの最新ワイヤレスイヤホン「1MORE Q21」をレビューしていきます。

この製品は、アンダ−5,000円で購入できるいわゆる低価格帯のイヤホンではあるんですが、いざ使ってみてその完成度の高さに驚くばかり…。
前モデルにあたる「1MORE Q20」で培ったコスパの良さはそのままに、音質と機能性の向上が図られたハイコスパモデルに進化しました。
- 12mm チタンコーティング ダイナミックドライバー搭載
- LDACに対応
- 1MORE独自のANC技術(QuietMaxテクノロジー)に対応
- 最大22時間のロングバッテリー
- IPX5防水
- AIデュアルマイクによるクリアな通話
- マルチポイント対応

これらの機能がアンダー5,000円で使えちゃいます
ちなみに1MOREでは「1MORE P20」という有線イヤホンも同時発売中です。有線イヤホン派の人はぜひこちらもチェックしてみてください!
1MORE Q21 について
カラー展開
カラーは定番の「ブラック」「ホワイト」の2色を展開しています。


ブラック


ホワイト
パッケージ内容
パッケージ内容はとてもシンプルです。イヤホンとケース意外には、イヤーピースとユーザーガイドのみが同封されています。


イヤーピースは軸が丸型で少し肉厚。シリコン素材が採用されています。


イヤホンとケースのデザイン
イヤホンはTHEカナル型とも言えるとてもシンプルな形状です。ほんの少し湾曲したデザインが良い感じのアクセントになってくれます。


正面には1MOREのロゴが印字されており、この部分にはタッチセンサーを内蔵。あらゆる操作も軽々に反応してくれます。


内側はこんな感じに丸みを帯びた形状です。全体的はプラスチック感は否めませんが、価格相応のビルドクオリティはしっかりと確保されています。


フィット感はかなり優しく、長時間でも負担になりにくい装着感です。片耳も約4gほどしかないため、優しいフィット感で使うことができます。


充電ケースは比較的コンパクトで取り回しも良好です。厚みは2cm、イヤホン込みでも40gほどしかないので持ち運びに苦になることはなさそう。




ちなみに充電はUSB-Cのみに対応。ワイヤレス充電には残念ながら非対応です。
12mm チタンコーティング ダイナミックドライバー搭載
ドライバーには、12mm チタンコーティング ダイナミックドライバーを搭載しています。このドライバーは低歪で音の立ち上がりもよく、比較的クリアなサウンドを表現してくれるのが特徴です。


実際に聞いてみても「あっ、12mmチタンコーティングっぽい音だな〜」と感じる場面が結構あります。
通常のダイナミックドライバー搭載機種しか体感したことがない人は「音質の違い」を結構感じると思うので、ぜひ聞いてほしい音色です。
1MORE Q21の主なスペック
スペック表


再生時間は少し短め
再生時間は正直少なめです。ノイキャンをONだと基本的に4時間程しか持たないため、この点は少し気になるところかもしれません。
イヤホン単体(ANC OFF) | 5.5時間 |
---|---|
ケース併用(ANC OFF) | 16時間 |
イヤホン単体(ANC ON) | 4時間 |
ケース併用(ANC ON) | 22時間 |
バッテリー容量 | イヤホン35mAh / ケース 500mAh |
マルチポイント&低遅延モードに対応
1MOREアプリ内にある「詳細設定」→「ベータ版機能」→「2台接続可能をON」にするとマルチポイントが利用可能です。


再生を停止→2台目の機器で再生を開始するとほぼタイムラグなく切り替えてくれます。



ただ、この1MOREアプリでずっと気になっているんですが、マルチポイントを標準で利用できる様にして欲しいんですよね。ベータ版機能っていうのにも違和感がありますし、そんなに大層な機能でもないと思うんです…
また「ショートカット」→「低遅延をON」にすると低遅延(ゲーム)モードを利用することもできます。


1MORE Q21のサウンド
歯切れの良いクリアなサウンド
適度にタイトな低音を響かせながら、歯切れの良いクリアなサウンドを響かせてくれます。
音の立ち上がりも軽快ですし、楽曲に一本芯が通っている様な感覚もあるので、低歪で全体的にバランスの取れたサウンドを表現してくれます。


特に中音域の表現力が豊かで、例えば星街すいせい「綺麗事」の様な少しファンクビートな曲調だと、ボーカルや演奏を含めた「音のディティール」が顕著にわかりやすかったのが好印象です。
高音域は突き抜ける様な爽快感は控えめですが、優しくマイルドに鳴らしてくれます。


特に中音域以降の空間的な広がりは価格以上の満足感があるはずです。全体的な応答性も良いので、躍動感のあるサウンドを体感可能です。
この辺りは、12mmチタンコーティングダイナミックドライバーを搭載している恩恵を多分に感じる部分でもありそうです。
項目 | 点数 |
---|---|
低音 | 4.2 |
中音 | 4.3 |
高音 | 4.1 |
サウンドホール | 4.3 |
解像度 | 4 |
フィット感 | 4.5 |
再生時間 | 3.5 |
音の傾向 | 歯切れの良い低歪でバランスの取れたサウンド |
6種類のプリセットEQ
プリセット(イコライザー)も下記の6つから選択可能です。カスタムイコライザーを設定することはできませんが、ある程度は自分好みの音質調整も可能です。


通話品質について
通話品質は結構良いです!ビームフォーミング技術とAIノイズキャンセリングのおかげで、クリアな音声を相手へ届けてくれます。
これならリモート会議や通話などでもストレスなく利用可能です。
1MORE独自のANC技術
実際のノイキャン効果は?
1MORE独自のANC技術「QuietMaxノイズキャンセリング」が搭載されています。静寂と高音質を両立するために開発された1MOREならではの技術で、レベルの高いノイキャン効果を発揮してくれます。


実際の効果としては、周囲の騒音(主に低音域)を効果的に低減してくれる印象です。電車やカフェなどの中程度の環境ノイズが発生する場所なら、不快な低音をしっかりと抑えてくれます。
意外と気になるファン付きのエンクロージャーの音も気にならないレベルにまで低減してくれました。


ただ価格を考えても、めちゃめちゃ最強レベルというわけではありません。
使用中は電子的なノイズも感じやすいですし、極端に静かな効果や環境を求める場合は物足りなさを感じるかもしれません。
3つのモードが選択可能
モードはオフ・ノイズキャンセル・外音取り込みの3つのモードから選択可能です。タップするだけで瞬時に切り替えることができます。


専用アプリ「1MORE」に対応
1MORE Q21は、専用アプリ「1MORE」を通じて様々なコントロールが可能です。
TOP画面ではリスニングモードの変更やプリセットの選択、


お客様の設定という項目からは、左右のタッチコントロールを自由に変更することも可能です。


ショートカットでは先ほど触れた「低遅延モード」のON/OFF、詳細設定では、スマートバーンインという自動エージング機能が利用できたり、


FWアップデートやこれも先ほど触れたマルチポイントのON/OFFなどが設定可能です。





3Dオーディオ(ムービー)モードなどがあれば
さらに嬉しかったですね!
レビューまとめ
今回はアンダ−5,000円で買えるハイコスパワイヤレスイヤホン「1MORE Q21」をレビューしてきました。


ANC利用時のノイズが気になったり、再生時間が少し短いといった点はあるものの、音質を含めた機能性はしっかりとしているので個人的には結構おすすめの機種です。
特に下記の様なニーズをお持ちの方は、必ず選択肢に入れて欲しい一台でもあります。
・5,000円以下でイヤホンを使いたい
・クリアでバランスの取れたサウンドが好み
・余計な機能は不要で、ANCとマルチポイントなどが使えればOK
・軽くて使いやすいイヤホンを探している
・IPX5防水・防汗仕様にも魅力を感じる
冒頭でも触れた通り「1MORE P20」という有線イヤホンも同時発売中です!2つ揃えてもアンダー1万円でお釣りが来るレベルなので、こちらのイヤホンもぜひチェックしてみてください。

