【レビュー】1MORE P20 | コスパ最強レベル⁉︎ハイレゾ対応有線イヤホンの音質が結構スゴい

【PR】製品提供を受けてレビューしています。
内容指示などは一切なく、率直な感想をまとめています。

今回は、当ブログでは久々となる有線イヤホン「1MORE P20」をご紹介します。

1MOREはここ数年、日本市場でも着実に認知度を上げているのでご存じの方も多いですよね。

これまでもワイヤレスヘッドホンの「1MORE SonoFlow Pro HQ51」や、オープンイヤータイプの「1MORE Fit SE S30」などの人気製品を数多く発売しています。

1MORE Fit SE S30

1MORE SonoFlow Pro HQ51

今回ご紹介する1MORE P20は、そんな1MOREから久々の発売となる有線イヤホン。しかも価格がまさかの3,000円台とめちゃめちゃお得なんです。

実際に音質も良いですし、USB-C接続だけで使えるお手軽さがとてもよかったので、本記事で詳しくレビューしていきます!

目次

1MORE P20について

カラー展開

カラーはブラックとグレーの2色を展開しています。

内容物

元箱も薄くコンパクトで、中身はイヤホンとイヤーピースのみが同封されたシンプルな内容物です。

イヤーピースも、軸の丸いS/M/Lの3サイズが同封されています。

シンプルイズベストのデザイン

イヤホンのデザインはとてもシンプルです。素材には高品質のアルミニウム合金が採用されており、高光沢のダイヤモンドカット加工がスタイリッシュさを演出してくれます。

内側はおそらくプラスチック筐体ですが、45°の挿入角度を持つデュアルアングルイヤホンデザインにより耳の中に自然にフィット。L/Rの表記もわかりやすく印字されています。

実際に長時間リスニングした際も耳の中にスッポリ収まってくれるため、軽めのパッシブノイキャン効果が得られたのも個人的には嬉しかったです。

ちなみにノズルはこんな感じで丸型です。イヤピを交換する人は参考までに。

本体根本には、ケーブル断線を防ぐための流線型のロングスリーブ設計が採用されています。しなやかに保護してくれるため、断線のリスクを大きく軽減してくれます。

また、このケーブルの素材が結構良くて、高張力繊維と編組シールドで補強されたねじれに強い素材と設計が採用されています。

服に接触した時の摩擦音も軽減してくれますし、適度な柔軟性で取り回しも良好です。ケーブル長は1.25mあります。

ケーブルの着脱はできないので、リケーブルは不可です

なお、中央付近には軽量アルミ合金で作られたインラインコントロール機能を配置。

表側には3つのコントロールボタン、裏側にはAI搭載のENC(環境ノイズキャンセル)テクノロジーを搭載したMEMSマイクを内蔵しています。

スマホで再生中の楽曲やYouTubeのコントロールもできますし、中央のボタンを二回連続で押せば曲送りすることも可能です。

プラグ部分はUSB-Cを採用。スマホやタブレットなどにそのまま差し込むだけで使うことができます。

ちなみにケーブル込みの重さは約19gほど。充電ケース込みで考えたらワイヤレスイヤホンより遥かに軽量なので、意外とこっちの方が取り回しは良いのかも⁉︎

高級感は正直ありませんが、なんかこう質実剛健でマジメなイヤホンって感じです。こういう男っぽいイヤホン好きだわ…

10mmDLCダイナミック ドライバーを搭載

ドライバーには、パワフルでクリーンな音質を再現してくれる10mmDLCダイナミック ドライバーを搭載。

精密に設計されたチャンバーと組み合わせることで、オーディオの安定性と力強く明瞭な低音を実現してくれます。

音質についてはこの後すぐ紹介しますね!

主なスペック

1MORE P20の音質

密度の濃い包容力のあるサウンド

全体的な「音の密度が濃い」印象で、低音を主体とした重厚なサウンドを体感させてくれます。

力強く唸りを上げるような低音が特徴ではあるものの、不快なボワ付きもなく適度なタイト感を纏っているのは好印象です。

高音域に関しては、音としての主張は少し控えめであるものの、サ行やシンバル系の刺さりも感じにくく、刺激的すぎないマイルドな調整が個人的には結構好きな感じ。

弾力感と柔らかく広がる安定感があるので、ゆったり聴ける包容力がある音作りが印象的です。

ボーカルはほんの少し後ろ気味な気がしますが、ロック調の女性ボーカル曲を聞いても透明感や明瞭感をしっかりと演出してくれます。比較的見通しの良い雰囲気で楽しめるのは意外な感じでした。

濁りや雑味も少ないので、安定したボーカルを楽しめます。

全体的な解像度的としては、音の輪郭も少しウォーム気味でまろやかな傾向です。パキパキに鮮明というわけではなく、グルーヴ感で迫力を楽しむような感覚を覚えました。

ポップスやロックのミディアムテンポの曲とか、メロウで温かみのあるボーカルとリズムが味わえるR&Bやソウル等と相性が良さそうです。

反対に、高解像度で細部までクリアに聴かせる様なエレクトロニカル楽曲は、少し音がボケるかもしれないですね。

ものすごく尖ったイヤホンというわけではないですが、「音楽を鳴らして体感しながら楽しむ」にはピッタリなイヤホンです。フィット感も良いですし、長時間でも疲れにくいのがこのイヤホンの真骨頂かもしれません

マイクの品質について

マイクの品質は結構良いです!もちろんケーブルが擦れるとザザッとしたノイズは入ってしまいますが、鮮明でクリアな音質を収録してくれます。

「胸元にコントロールユニットがある状態」

「口元5cmの距離の場合」

こんな人におすすめ

何よりも3,000円台で買える圧倒的なコスパが魅力です。

最近では、AZLA TRINITYの様なぶっ壊れコスパのイヤホンも人気ですが、それとはまた違ったベクトルで音楽を楽しむことができます。

 ・ポップスやロックなどのミディアムテンポの楽曲を好む方
 ・低音を主体とした包容力のあるサウンドが好きな方
 ・USB-C接続で、スマホやタブレット・PCなどで併用したい方
 ・手頃な価格で楽曲・クリアな通話・疲れにくいフィット感を求める方
 ・絡みにくいケーブルを求める方

 

現在の1MOREの有線イヤホンは、「1MORE Triple-Driver 」や「1MORE Penta Driver P50」といった、1万円オーバーの高価格帯製品が中心です。

そうした中で、手に取りやすい3,000円台で展開してくれたのが今回の1MORE P20でもあるんです。

実売だともう少し安くなりそうですし、これからジワジワ人気が高まってきそうな製品でもあります。ぜひ皆さんも最新のセール情報などをチェックしてみてください。

Q & A

1MORE P20はどんなデバイスで使える?

USB-C接続を利用するため、Type-C オーディオ出力をサポートするスマホやタブレット・ノートPCなどに幅広い互換性があります。

ミュート機能はある?

ミュートはマイナスボタンを長押しするとミュート(赤色に点灯)、+ボタン長押しでミュート解除(緑色に点灯)が可能です。また、再生ボタン長押しで音声アシスタントを起動することもできます。

ミュート状態も赤色で表示

緑色はミュート解除の状態

リケーブルはできる?

ケーブルの脱着ができないので、リケーブルは不可です。

ハイレゾ音源も楽しめる?

国際ハイレゾ認証を取得済みなので、ハイレゾ音源もしっかり楽しめます。周波数応答は40kHzまで対応しているので、豊かな音の広がりや細かなニュアンスを鮮明に聞き取れることが期待できます。

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この記事を書いた人

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