【レビュー】7HZ LEGATO | 圧倒的な良低音!高級感たっぷりの2DD搭載IEM

今回はLinsoulから発売中の有線イヤホン「7HZ LEGATO」をレビューしていきます。

本製品の魅力は、何と言っても12㎜+6㎜のデュアルダイナミックドライバー構成。「LEGATO=レガート」と言う名前の通り、2つのドライバー間をスムーズかつ滑らかな音で響かせてくれる、高級感たっぷりのイヤホンです。

7HZは「Salnotes Zero」の評判がめちゃ×2良いですからね。「強化版」とも位置付けられる本製品の実力を試すのが今から楽しみ!!

– 7HZ LEGATO –

【本製品の特長】

■12mm+6mmデュアルダイナミックドライバー

■3Dプリントされたフィット感抜群の筐体

■OCC+銀メッキOCC着脱式ケーブル

■日本製オーディオグレードのタンタルコンデンサーを8個搭載

■リケーブル対応(2Pin / 0.78mm

■高級感あふれる収納ケース

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※【PR】Linsoul様より製品をご提供いただいております。

目次

7HZ LEGATOのデザイン

・パッケージ内容

外箱はブラックを基調とした渋めのデザインです。ですが箱を開けると…

こんな感じでおしゃれな収納ケースが同封されています。よくある紙パッケージとかではなかったので、これにはビックリ。

そして、パッケージ内容はこんな感じ。ケーブル・イヤホンの他にイヤーチップが8種、その他予備のフィルター等が含まれています。

イヤーチップがとってもカラフル

ケーブルは、新開発のフラットデザインが採用されたOCC+銀メッキOCCケーブルを同封。しなやかで比較的取り回しやすいケーブルです。

プラグも一般的な0.78㎜/2Pinを採用。リケーブルも楽々行えます。

・ダークシルバーが格好良いシックな筐体

イヤホンはダークシルバーの風合いが格好良いシックな筐体です。ヘアライン仕上げのフェイスとシンプルデザインが融合した、個人的にも大好きな仕上がりです。

素材にはステンレスパーツと高品質なアルミニウムを採用。耐久性の向上に加え、不要な振動やノイズ低減にも付与するため、結果として快適なオーディオ環境を実現しています。

このダークシルバーの色合いは、アルミの表面に酸化被膜を作り出す「アルマイト処理」により実現しています。漆黒の「Night Sky」とネーミングされているみたいですね

ノズル部はこんな感じ。L・Rの印字も付いているので、IEMに不慣れな方でも一目で分かりやすいデザインです。

内部も3D Printed Interiorテクノロジーにより、各ドライバーが最高の音を実現できる設計となっています。結果的にまるで各ドライバーが一体化したような、文字通り「LEGATO」な音楽体験が可能となりました。

7HZ LEGATOのスペック

・主なスペック表

ブランド 7HZ
モデル LEGATO
ドライバー構成 12㎜+6㎜ダイナミックドライバー
インピーダンス 26Ω(@1KHz)
音圧感度 108dB/v@1KHz
再生周波数帯域 10Hz~20Khz
THD+N
1%1KHz
ケーブル 銀メッキ銅ケーブル(3.5㎜)
コネクタ 2Pin / 0.78㎜

超ざっくり説明すると、

  • 12㎜ドライバー:パンチの利いた低音と深い響きを実現
  • 6㎜ドライバー  :低音を支えるとともに華麗で歪みの少ない中音域

をそれぞれ担当している形ですね。

7HZは、IEMの開発・チューニングを10年以上行っているブランドです。そうした経験を生かし、2DD構成の「LEGATO」と言う新しい製品を設計したってワケですね

7HZ LEGATOの音質をチェック

・重さと深み、圧倒される低音域サウンド

ふくよかで、心地良い量感を感じる低音が特徴的なサウンドです。サウンドステージも上下左右・奥行きも比較的感じ取りやすいため、低音~高音域まで抑揚感のある音色が体感出来ました

DAP:NW-A300(設定は全てデフォルト)

低音域は、「カリッ」とした硬めの低音でなく、重さと深み、そして包み込まれる様な余韻を感じさせてくれるサウンドに仕上がっています。

特にROCKを聞くと、底からうなりを上げる様な重たい低音を思う存分味わうことが出来ます。ベースやドラムが混ざりあったような質の悪い低音では決してないので、低音好きな方も満足のいく質の高い低音に仕上がっています。

重さと深みを感じるけど、どことなくまろやかさや柔らかみも感じる低音です。BOSE系の低音だと私は聞き疲れしやすいんですが、LEGATOではそういったことはありませんでした

・中音域、高音域

中音域は低音・高音域との位置取りが上手に保たれています。気持ち、若干後ろ目で控え目に鳴らしてくれる印象です。音の鳴り方も優しくまろやかな傾向なので、良くも悪くも主張の少ないサウンド傾向だと言えます。

エレキギターも少し甘めに聞こえるので、ROCK系の曲をメインに聞く私には聞き疲れしにくい点が逆に好印象でした。

[youtube id=DlmqLOq-YmU]

メロディアスでスピード感のある「Inhaler – We Have To Move On」の様な楽曲もしっぽり楽しめます。UKロックとの相性も良さそうですね

高音域は鮮明感・見通しの良さは控え目な印象です。ただし定位感が良いからか、聞いていて窮屈さや耳障りな感覚を覚えることはありません。

少し輪郭がぼやけた様な高音域ではありますが、サ行の刺さりを感じる場面も無かったので、低音域とのバランスがかなり上手に保たれたサウンドだと思います。

2DD構成と言うこともあり、サウンド傾向的には低音寄りです。BAドライバーの様な高音のキラメキ感も控えめなので、普段からROCKやEDMなどを聞く方にピッタリのイヤホンです

7HZ LEGATOはこんな人におすすめ

今回は7HZ LEGATOをレビューしてきました。

おすすめ度:

こんな人におすすめ

  • ROCKやEDMなど低音重視で音楽を楽しむ方
  • 重みと深みを感じる「質の高い低音」を体感したい
  • ダークシルバーのシックなデザインに魅力を感じる
  • リケーブルで音の変化を楽しみたい方

若干中音域の主張が控え目ではありますが、高品質な低音を体感したい方におすすめです。

2DD構成やシックなデザイン、おしゃれな収納ケースなど細部までこだわりぬいた7HZ LEGATO価格以上の満足感を感じさせてくれるIEMでした!ぜひ皆さんもぜひお試しを!

– 7HZ LEGATO – 

 

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この記事を書いた人

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