こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!
先日BUFFALOの超小型サイズのSSD「SSD-PSM480U3-B/N」480GBを購入してみました。
主な利用目的は、PCやiPadのデータ管理・PS4のゲーム動画をiPadへ移行する際のデバイスとしての利用です。
PCでの利用はもちろんのこと、個人的に気になっていたiPadAir4での利用も問題なく利用可能だったので、今回の記事ではこのiPadAir4での利用を中心に解説を進めていきたいと思います。
「SSD-PSM480U3-B/N」の外観・内容物
①外観
今回Amazonで購入したのですが、外箱は至ってシンプルな梱包。こんな感じで中央に「ポツン」と本機が収納されています。
見た目はザラッとした印象ですが、手で持って滑りにくいマットな質感で出来ています。見た目も完全な真四角ではなく、上部側が少し傾斜しているデザインです。
成人男性の手のひらに乗せてもこのサイズ感。とにかく超小型で持ち運びの際にも困らないのが魅力です。
背面側も全体的に少し傾斜のついたデザイン。後述しますが、おそらく耐衝撃/耐振動を考慮した設計かと思います。
接続端子はMicro-B。USB 3.2(Gen 1) / 3.1(Gen 1) / 3.0 / 2.0 に対応した付属ケーブルを接続して利用します。
下部にはストラップホールも設置されているので、「小さすぎて心配…」と言う方も安心です。
②内容物
セットアップ書類の他に以下の3点が含まれています。
本機の内容物
- らくらく!セットアップシート
- PS4!かんたん接続マニュアル
- USB 3.2(Gen 1)対応ケーブル
- Type-A to Type-C変換アダプター
- フェライトコア
このType-C変換アダプタが同封されていることにより、従来のUSB-Aポート搭載の機器はもちろんのこと、MacbookやiPadAir4・iPadProと言ったUSB-Cポート搭載の機器でも簡単に利用することが可能です。
USB3.2 Gen1(USB 3.0)であるため、このアダプタを介した接続でも速度の低下はあまり感じません。
こちらからも検索出来ます
SSD-PSM480U3-B/Nの仕様
本機の主な仕様を一覧表にまとめてみました。
動作環境 | Windows、Mac、PS4対応(iPadもOKです) |
インターフェース | USB 3.2(Gen 1)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0) |
電源 | USBバスパワー |
速度 | 最大約430MB/s |
出荷時のフォーマット | NTFS |
接続端子 | Micro-B |
本体寸法 | 33×9.5×59.5mm |
重量 | 約15g |
保証期間 | 1年 |
USB 3.2(Gen 1)に対応しているので、対応する機器によっては最大転送速度430MB/sが可能です。PS4の外付けSSDとして利用する場合でも、内蔵HDDに比べ約79%ものロード時間の短縮を実現。本機を使用することで快適なゲーム環境の構築にもつながります。
SSD-PSM480U3-B/Nの特徴
本機の特徴をまとめてみました。
本機の特徴
- 33×9.5×59.5mmの超小型サイズ
- たった15gの超軽量サイズ
- 米国MIL規格準拠の耐振動・耐衝撃構造
- USB 3.2(Gen 1)対応による高速スピード
- PS4でストレージとして利用可能
- Type-A to Type-C変換アダプターが付属
- WIN10/macOS対応
- iPadでの動作もOK
- BUFFALOによるデータ普及サービスの利用が可能
何と言っても超小型・超軽量の点でしょう。大きさは先ほど手のひらに乗せた画像の通りですが、重さも約15gと超軽量。10円玉4枚と同じくらいの重さなので、実際に手にすると「これ中身入ってんの?」と疑いたくなるほどの軽量さです。
加えてこのサイズ感ながら米国MIL規格に準拠した耐衝撃・耐振動構造を採用。デスクの上から誤って落としてしまっても安心して利用できるのも高ポイントです。
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iPadで利用する際の注意点
まず最初にお伝えすると、本機はそのままの状態でiPadAir4(iPadPro含)では利用できません。本機が「NTFS」というWindowsのファイルシステムの1つでフォーマットされている為です。そのため、まずはこの「NTFS」を別のフォーマットに変更する必要があります。
おすすめは「exFAT」フォーマット
おすすめは「exFAT」と呼ばれるフォーマット。このフォーマットは4GB以上の大容量ファイルにも対応しており、もちろんiPadでも利用可能です。PCやiPadでも大容量のファイルを扱うことは日常茶飯事なので、4GBを超えるようなデータを取り扱う場合は迷わず「exFAT」フォーマットを利用する様にしましょう。
NTFS → exFATへのフォーマット方法
Windows10搭載のPCでフォーマットする際の手順を紹介します。
①まずは本機とPCを接続し右クリック→フォーマットを選択。
②フォーマット→exFATを選択して開始
iPadでの利用方法
今回はUSB-Cポートが搭載されたiPadAir4で検証してみたいと思います。利用方法はいたって簡単で、付属の変換アダプタを介しiPadAir4と接続するだけです。
今回の様に外付けSSDなどの外部記憶媒体を利用する場合は、標準の「ファイル」アプリを使用してデータの管理を行います。
「ファイル」アプリを起動後、iPad側で認識に成功するとこの様にSSDの名前が表示されます。今回の場合だと「SSD-PSMU3」と表示されています。
新規フォルダの作成も非常に簡単です。余白部分を長押すると新規フォルダ作成バーが表示されるので、後はリネームして作成するだけです。
実際にフォルダの中にデータを入れるとこの様に画像一覧で表示されます。
後は本機とiPadAir4の間でデータのやり取りを行うだけ。当然ながらコピーや削除、貼り付けと言ったPCでの作業と同様にデータの管理を行うことも可能です。
こちらからも検索出来ます
PS5の外付けストレージとしても利用可能
ちなみに本機をPS5の外付けストレージとしても利用可能です。PS4ゲーム保存先の外付けストレージとしても十分活用できるスペックなので、安心して利用することが出来ます。
詳しくは下記の記事で解説中です。
-
【PS5にもおすすめ】外付けSSD「SSD-PSM480U3」で動作確認してみた
続きを見る
大容量データの転送速度を計測
試しに約2GBの動画ファイルを「iPadAir4 ⇔ 本機」 の間でデータの移動速度を計測してみました。ちなみにiPadAir4では、USB 3.1 Gen 1(USB3.0)に対応していると言われており、最大転送速度は5Gbpsとなります。
本機 → iPadAir4 | 約10秒 |
iPadAir4 → 本機 | 約35秒 |
本機からiPadAir4へのデータ移行は、約2GBと比較的大きなデータサイズながら約10秒で終わるスピーディさでした。
反対にiPadAir4からデータを移行しようとすると、3倍近い時間を要する結果に。iPad内の写真・動画の保存先として本機を利用予定の方は、あまりデータをため込まずこまめな移行を心掛けた方が良いでしょう。
とは言えこんなに小型なSSDが利用できるのはめちゃくちゃ便利!
「icloudでは仕事や勉強の書類のやり取り」 ・ 「外付けSSDでは写真や動画管理」 等と上手く住み分けが出来れば非常に有効な利用方法であることは間違いありません。
「SSD-PSM480U3-B/N」はこんな人におすすめ
こんな人におすすめ
- 安価に外付けSSDを利用したい人
- iPadやPS4で利用予定のある人
- iPadの外部ストレージとして利用予定の方
- iPadで写真・動画の管理を行いたい方
- とにかく小型・軽量な外付けSSDが欲しい人
- 国内メーカー品の安心感や保証を重視する人
何と言ってもこの超小型/超軽量の外付けSSD(480GB)が7,000円で購入可能なのが最大の魅力。仕事や勉強にいつでも持ち運べるのは本当に便利なので、是非アクティブに活用して頂けたらと思います。
iPadAir4やiPadProでも本機は利用可能なので、あえてiPadのストレージ容量を下げて本機を使うという点もアリ!iPadAir4を例にすると、
- 64GB → 62,800円
- 256GB → 79,800円
と256GBでも79,800円と非常に高価。なのであえて64GBを購入して本機を追加利用することで、コスパの良さとストレージの確保が両立出来る点も大きなメリットです。ちなみに私もこの方法で運用中です。
※アプリやゲーム等は外部デバイスに移行できないので注意してくださいね。
iPadAir4を便利に活用する周辺機器については下記の記事でも紹介していますので、ぜひこちらも参考にしていただければ幸いです。
-
iPadAir4購入後に必ず揃えておくべき周辺機器【おすすめ7選+α】
続きを見る
-
iPadAir4をもっと便利に活用!「あると便利な周辺機器おすすめ8選」
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今回も最後までご覧いただきありがとうございました、REOTANでしたー!