こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!
ついに発売になったiPadAir4!発表から発売までが長かったのでヤキモキさせられましたが、私も無事に発売日に手に入れることが出来ました。
今回のiPadAir4、「これiPadProの立場が危うくなるんじゃ…」と、一人のユーザーとして心配になる程「超進化」してます。一体どんな所が進化しているのか、画像を交えながら使用した感想をレビューしていきたいと思います!
こんな人におすすめの記事です
- iPadAir4について詳しく知りたい
- iPadAir3との違いを教えて欲しい
- どんな人が買えば良いの知りたい
- メリット・デメリットを知りたい

目次
iPadAir4の性能
前モデルのiPadAir3との比較を交えながらiPadAir4のスペックを表にまとめてみました。進化したポイントは赤文字で強調しているので、どんなところが進化したのか是非確認してみて下さい。
①iPadAir4の主なスペック
製品名 | iPadAir第4世代 | iPadAir3 |
CPU | A14Bionic | A12Bionic |
RAM | 4GB | 3GB |
画面サイズ | 10.9インチ | 10.5インチ |
画面解像度 | 2360×1640 | 2224×1668 |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ True Tone | Retinaディスプレイ True Tone |
Appleペンシル | 第2世代 | 第1世代 |
イヤホンジャック | なし | 有り |
Smart Connector | 有り | 有り |
メインカメラ | 12メガ(F値1.8) | 8メガ(F値2.4) |
インカメラ | 7メガ | 7メガ |
セキュリティ | TouchID(指紋認証)・電源ボタンと併用 | TouchID(指紋認証)・ホームボタン |
端子 | USB-C | ライトニング |
重さ | 458g | 456g |
Wi-Fi | Wi-Fi6対応 | Wi-Fi6非対応 |
大きさ(高さ×幅×厚み)mm | 247.6×178.5×6.1mm | 250.6mm×174.1mm×6.1mm |
iPadAir3と比較し大幅にパワーアップしています。CPUには最新のA14を搭載し、USB-C端子にも対応するなどiPadProのスペックにかなり近づいた印象です。進化ポイントをまとめると以下の通りに。
iPadAir4の進化ポイント
- 画面下部に配置されていたTouchIDを廃止し、ディスプレイを全画面化
- TouchIDは上部にあるホームボタンと兼用
- 2388 x 1668解像度・10.9インチの大型ディスプレイを搭載
- 最新のA14Bionicチップを搭載し、iPadAir3より40%以上動作を高速化
- 4コアの新しいGPUを採用し、iPadAir3比で性能が30%以上向上
- 新しい16コアのNeural Engineにより、機械学習の速度が70%向上
- 第2世代のApplePencilに対応
- USB-C端子の採用
- 「Magic Keyboard」や「Smart Keyboard Folio」に対応
- 左右合わせて2基のステレオスピーカーを搭載
- メインカメラの性能も大幅にUP
- Wi-Fi6に対応

iPadAir4のストレージ・価格
ストレージ容量は共に「64GB」/ 「256GB」の2種類が用意。回線も、「Wi-Fiモデル」/「Wi-Fi + Cellularモデル」 の2つが展開されています。
iPadAir4の価格
- Wi-Fiモデル 64GB 62,800円
- Wi-Fiモデル 256GB 79,800円
- Wi-Fi + Cellularモデル 64GB 77,800円
- Wi-Fi + Cellularモデル 256GB 94,800円
最安はWi-Fiの64GBモデルで62,800円。ストレージ容量の違いで単純比較はできないものの、性能が近づいたとされるiPadPro11インチモデル(84,800円)と比較しても約20,000円の差があるので、かなりコスパの良い機種であることが分かります。
「Wi-Fiモデル」/「Wi-Fi + Cellularモデル」はどちらを選ぶべき?
テザリングやモバイルWi-Fi等を活用すれば外出先での通信もほぼほぼ困らないので、ほとんどの方は「Wi-Fiモデル」を選んでおけばOKでしょう。私はこの価格差でApplePencilやその他の周辺機器の購入に充てたい派です。

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iPadAir4の内容物
続いて内容物を見ていきましょう。
中身は「充電器」と「USB-C⇔USB-Cケーブル」が同封されています。iPhone12とは違いiPadAir4にはしっかり充電器が付属されています。
同封されている充電器は20W出力対応の充電器。単体購入すると2,200円するちょっと良い充電器です。
背面にはUSB-C端子が搭載されており高速充電に対応。iPhone8以降の機種であれば、対応ケーブルとの組み合わせで高速で充電することが可能です。
ちなみにiPhone充電の際はこちらの「Anker PowerLine III ライトニングUSBケーブル」を使用して高速充電を行っています。コード自体の強度もすごく高いのでヘタリにくそうな点も気に入ってます。
①iPadAir3同封の充電器と比較
iPadAir3に同封されている充電器(左側)と比較してみました。
大きさはほぼ一緒ですが、iPadAir4同封の充電器はプラグが折りたためないためその分だけ大きくなっています。
最大出力についてもiPadAir4では倍にパワーアップ!iPadAir3の充電器は最大出力が10Wまで対応のものでしたが、iPadAir4には最大出力20Wの充電器が同封されている為これまで以上に素早い充電が可能になりました。
②PD対応30Wの急速充電器でより素早い充電が可能
もっと素早い充電を行いたい場合は、「30W以上出力可能なPD対応の急速充電器」を使用することで充電スピードを速めることが可能です。詳細については下記の記事でも解説しているので、よろしければチェックしてみて下さい。
-
【iPhone12対応】PD対応おすすめ急速充電器10選~・失敗しない選び方
こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です! 今回はiPhone12を中心に、iPhoneシリーズ対応のPD対応・急速充電器について解説していきます。 PD対応のデバイス ...
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iPadAir4の外観レビュー
お待たせしました。ここからiPadAir4の外観周りを見ていきましょう!
①iPadAir4のカラー展開
今回のiPadAir4はカラー展開が非常に豊富で全部で5色の中から選ぶことが可能です。これまであまり展開されてこなかったグリーンも人気が出そうですね。
ちなみに今回選んだのは「スカイブルー」。Appleの公式ページで見ていたものよりも少しシルバーがかったブルーと言った印象。くすんだブルーと言うか、ブルーシルバーというか…、そんな感じの色合いです(^^;
ちょっと立てかけて光の当たり具合を調節。伝わりますかねこの色の感じ?? やっぱりシルバーに近いブルーだなぁ
②ディスプレイ
続いてディスプレイを見ていきましょう。これまで下部にあったTouchIDが廃止され、オールディスプレイのデザインに生まれ変わりました。
正面から見るとこんな印象。
②本体側面周り
今回のiPadAir4はiPadAir3とは異なり、全体的に角を感じるシャープなデザインへと生まれ変わっています。
まずは本体上側を見ていきましょう。右上部にはTouchID機能を搭載した電源ボタンが配置されています。
電源ボタンは「カチッ」と押し込めるタイプで艶のある素材で造られています。
本体下部にはスピーカーとUSB-C端子が配置されています。USB-Cの採用は外付けHDDやSSDとも楽に連携できるのでかなり嬉しいポイント!
続いて右側側面。「音量ボタン」と中央に「磁気コネクタ」が配置されています。この磁気コネクタにくっつける形でApplePencil第2世代の充電やペアリングを行うことも可能です。
音量ボタンも本体と同様にシャープな印象に仕上がっています。押した感じは電源ボタンと同様に「カチッ」とした感じです。
本体左側には何も配置されていません。
③カメラ(レンズ)
カメラ機能は12メガ(F値1.8)へと性能UP!レンズが明るく・大きくなったこともあり、その分本体から飛び出る形になってしまったのは少し残念な所。カバーを付けずにワイルドに裸で使用予定の方はレンズの破損に要注意です。
iPadAir3のカメラと比較すると、レンズの大きさや出っ張り具合が分かると思います。やっぱりケースは付けた方が良いかも
iPadAir4のカメラ性能
iPadAir4の主なカメラ性能をチェックしてみましょう。
①メインカメラ性能
iPadAir4のカメラ性能
- 1,200万画素の広角カメラ
- F値1.8
- 手ぶれ補正機能を使ったLive Photos
- Focus Pixelsによる
オート フォーカスに対応 - 写真のスマートHDR
- パノラマ(最大63MP)
画素数も1,200万画素へと進化しF1.8と少し明るいレンズが搭載されました。特に進化を感じたのがFocus Pixelsを使ったオートフォーカス機能が搭載されたこと。この機能によりオートフォーカスが高速化され瞬時に被写体へピントを合わせられるようになりました。
②ビデオカメラ性能
iPadAir4の動画性能
- 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
- 1080pスローモーションビデオ(120fps
または240fps)に 対応 - 映画レベルのビデオ
手ぶれ 補正 - 連続オートフォーカス
ビデオ - 3倍ビデオズーム
ビデオカメラ(動画)性能もiPadAir4では大きくパワーアップしました。iPadAir3では「1080P/30fps」までの対応だったのに対し、iPadAir4では4K撮影も可能になり手振れ補正も強化されています。今度時間が取れたら動画撮影して両機種で比較してみたいと思います。
③室内でテスト撮影
室内で蛍光灯下ではありますがフィギュアを被写体にテスト撮影してみました。設定はデフォルトのままです。手持ちで撮影しているので、参考程度にお考え下さい。
【iPadAir4】
これまでiPadであまり写真を撮ることがなかったので、結構綺麗に撮れると分かってビックリ。Focus Pixelsを使った
魔人ブーが好きなんです。
【iPadAir3】
iPadAir3の方は撮影時に中々ピントが合わずに苦戦しました。全体的に白っぽい印象ですね。

iPadAir3とのディスプレイの比較
2機種でディスプレイを比較してみました。
iPadAir3に比べ上下のベゼルがスリムになったのが分かるかと思います。これまで下部にあったTouchIDを本体上部に移動した一番のメリットと言えるでしょう。
(左:iPadAir4 10.9インチ / 右:iPadAir3:10.5インチ)
ベゼルに関してはちょっと不満点もあります。実はiPadAir4の左右のベゼルはiPadAir3に比べて約4~5㎜太くなってるんです…。これだけの高性能とディスプレイの強度を保つためには致し方ない部分なのかもしれませんがちょっと残念。
ちなみにiPadAir4は約10㎜、iPadAir3は6㎜位のベゼルの太さです。iPadAir3と同じくらいだったらもっとスタイリッシュな印象を持てたかもしれません。
(奥側:iPadAir4 / 手前:iPadAir3)
表示領域に関してもiPadAir4の方がより多くの情報量を表することが可能です。
(左:iPadAir3・2224×1668 / 右:iPadAir4・2360×1640)
iPadAir3とボタンや端子部を比較
カメラ部分と音量ボタンを比較してみました。レンズの大きさはもちろんの事、音量ボタンの形状も変化していることが分かります。改めて見ても、iPadAir4の方がやはり角のあるシャープなデザインですね。
電源ボタンを比較してみました。iPadAir4の方がTouchIDを兼ねている関係でサイズが大きくなっています。
下部の端子は見た目では分かり難いものの、USB-Cとライトニング端子で形状が異なっています。
ベンチマーク計測
続けてiPadAir4とiPadAir3でAntutuベンチマークを計測してみました。(Ver:8.3.4) 共にバックグラウンドでアプリは何も動かしていません。
計測結果は以下の通りです。
【iPadAir4】 総スコア 622,802
【iPadAir3】総スコア 478,339
全ての性能においてiPadAir4が大きく上回っているのがよく分かります。特に顕著なのがGPU性能で、iPadAir4の特徴でもある「GPU性能が30%以上UP」と言う点もしっかりクリアしていることが確認できます。
iPadAir4のメリット
iPadAir4のメリット
- 豊富なカラー展開で自分の好きな色を選べる
- iPadPro11インチに近づいた性能が62,800円~購入できるコスパの良さ
- USB-CやApplePencil第2世代に対応
- 10.9インチのオールディスプレイ
- 最新のA14チップを搭載し、数年以上使える性能の高さ
- Magic Keyboard等の純正周辺機器が使える
ユーザーによっては「中途半端な端末」と烙印が押されることもあったiPadAirが、iPadAir4になって本当に大きく生まれ変わりました。豊富なカラー展開やUSB-Cの採用による拡張性の高さ、最新A14チップを搭載するなど「これでもか!」と言うほどAppleの力が入り込んだ製品だと感じます。
iPadAir4のデメリット
実際に使っていてあまりデメリットは感じなかったんですが、使ってみて感じたのはこんな感じです。
iPadAir4のデメリット
- 電源ボタン併用のTouchIDは認証がちょっと遅い?
- iPadやiPadAir3からの買い替えだとApplePencil等も買い替える必要がある
- 120㎐対応ではない
TouchIDについては慣れの問題もあるので何とも言えない部分もあるんですが、ホームボタン採用のiPadAir3と比べるとワンテンポ認証が遅れる印象です。Appleの仕様を見ても指紋認証のセンサーに違いがある様です。
- iPadAir3 → ホームボタンに内蔵された第2世代の指紋認証センサー
- iPadAir4 → トップボタンに内蔵された指紋認証センサー
120㎐対応についてはiPadProの特権なのでしょう。その他の動作については全く問題なしです。これからゲームや動画編集等ガシガシ使っていく予定です!

iPadAir4はかなりいいですよ!
普段使いはもちろんのこと、動画・画像編集やイラスト作成、勉強や仕事での利用など色々な場面で活躍が想定できるのがiPadAir4の魅力。ストレージの管理もicloudと並行して外部機器と連携が取りやすくなったのも好印象です。
カラーバリエーションも豊富なのでぜひお気に入りの一台を見つけてみて下さいね(^^♪
今回も最後までご覧いただきありがとうございました、REOTANでしたー!