【4K/60Hz対応】HDMI切替器（セレクター）の選び方とおすすめ15選

2020年12月5日

こんにちは、REOTAN（@REOTANnoheya）です！

HDMI出力の機器が増えてTVのHDMI端子が足りない！とお困りの方も多いのではないでしょうか？PS5やレコーダー、パソコンなどほぼ全ての機器にHDMIが採用されている以上、どうしても直面してしまう問題ですよね。

多すぎるHDMI出力機器を何とかしてスッキリまとめたい
HDMIケーブルを抜き差しして切り替えるのは面倒だ…
普段はTV視聴だけど映画は大画面のプロジェクターで観たい！

こんなニーズも沢山あると思います。

そんな時に便利なのが今回ご紹介する「HDMI切替器」（HDMIセレクター）。　複数のHDMI機器の映像・音声を1台の4Kディスプレイや4Kテレビ等に切り替えて出力することが出来る便利な機器なんです。

今回の記事では「4K/60㎐対応のHDMI切替器（セレクター）の選び方やおすすめ機種紹介」を中心に解説していきたいと思います！

紹介する機器は全て4K/60Hz対応。入力可能なポート別にも紹介しているので是非参考にしてみて下さい。

4K映像の視聴に切替器を使用する際の注意点

4K映像を再生するには実は様々な制約が存在します。4K対応の切替器を購入して「はい、終わり！」と言うワケにはいかないのが悩みどころ。

ここからは4K/60㎐対応のHDMI切替器を使用する際の注意点についてまとめていきたいと思います。

①HDMI端子が「HDCP2.2」に対応していること

4Kコンテンツを再生する際には接続したHDMI端子が「HDCP2.2」と呼ばれる技術に対応していなければなりません。

HDCP2.2とは？

HDMIケーブルを使用して4K画質の映像や音声を送受信する際の著作権保護規格のこと。この規格に対応することで4Kコンテンツの再生・視聴が可能になります。

例えば先日のAmazonセールなどで購入された方も多い「Fire TV Stick 4K」の場合。

リンク

4Kテレビへの接続であれば基本的に4K映像で再生されますが、機器によっては全てのポートがHDCP2.2に対応しているとも限りません。また、切替器に接続して使用予定の方もいらっしゃるでしょう。

仮に非対応のHDMIポートに接続した場合、通常の2K（フルHD）画像になってしまうこともあるので4K画質を楽しめないという事にもなりかねません。

加えて分配器がHDCP2.2に非対応の場合、

ポイント

動画配信サービスの4Kコンテンツ（NetflixやAmazonプライムビデオ等）
BS/CS等の4K放送
UHD-BDの視聴

などを4K画質で視聴する事が出来なくなってしまいます。

この様に、HDMI分配器を選ぶ際も分配器がHDCP2.2に対応していることが非常に大切！せっかくの4K高画質を楽しむためにも必ずチェックしておきたいですね(‘ω’)ノ

②HDMIの規格がHDMI2.0に対応していること

4K映像を視聴する際は「HDCP2.2への対応」の他にHDMIの規格も重要になってきます。ここではHDMIの規格について深くは掘り下げませんが、現状「HDMI1.4」・「HDMI2.0」・「HDMI2.1」と言う規格が使用されています。

HDMI規格の比較表

	フルHD （1920×1080）	WQHD （2560×1440）	4K （3840×2160）
HDMI1.4	144hz	75hz	30hz
HDMI2.0	240hz	144hz	60hz
HDMI2.1	240hz	240hz	240hz

先日発売になったPS5では多くのゲームが4K/60㎐まで対応。4K/60㎐に対応したゲームを遊ぶ際に切替器（モニターも）がHDMI2.0に対応していないと、せっかくの高画質ヌルヌルプレイを楽しめないという事にもなりかねません。

この様に単純に「4K対応！」という言葉に踊らされることなく対応機器を見極める必要があります。

PS5はHDMI2.1に対応

PS5ではHDMI2.1への対応（※4K/120㎐まで）がアナウンスがされている物の、HDMI2.1規格を採用したモニターやテレビはほとんど市場に出回っていないのが現状です。ですのでここではPS5側の最大出力性能を4K/60㎐とさせていただいています。

③プレミアムハイスピードのHDMIケーブルを使用していること

最後に意外と見落としがちなのがHDMIケーブル。

「HDCP2.2」・「HDMI2.0」等のチェックが済んだしあとはHDMIケーブルをつなげばOK！と言うワケにはこれまたいかないんです。

HDMIケーブルには現在４つの種類が存在しており、4K/60㎐に対応した映像を楽しむには「プレミアムハイスピードHDMIケーブル」と言うものを使用する必要があります。

【HDMIケーブルの種類】

種類	対応する主な解像度	転送速度
スタンダード	（1920×1080）1080i	4.95Gbps
ハイスピード	4K/30Hz・1440p	10.2Gbps
プレミアムハイスピード	8K/30Hz・4K/60Hz	18Gbps
ウルトラハイスピード	8k/60Hz・4K/120Hz	48Gbps

ポイント

2015年10月～はプレミアムHDMIケーブル認証プログラムと言うものが開始されました。この認証を受けた物のみ信頼できる性能を確保しているかの指標になるので、この認証を受けたケーブルから選ぶ様にしましょう。

また、HDMIケーブルは長ければ長いほど、信号の減衰（障害）が生じやすくなる性質があります。安定したデータの送受信の為に出来る限り短い接続（推奨は1.5m程度）を心掛けるようにしましょう。

プレミアムHDMIケーブルを検索

記事の後半でおすすめのHDMIケーブルについて紹介しているので、是非そちらも参考にしてみて下さい

: 【おすすめ８選】PS5対応4Kモニターの選び方と注意点

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4K画質を楽しむための詳細まとめ

聞きなれない言葉が沢山出てきた頭が混乱中の方もいらっしゃると思います。一度ここで情報を整理してみましょう。

ポイント

HDMI端子が「HDCP2.2」に対応していること
HDMI2.0に対応していること
プレミアムハイスピードHDMIケーブルを使用していること
5m未満の機器と接続していること

もちろんHDMI切替器の使用有無にかかわらずモニター（TV）側も「HDCP2.2」・「HDMI2.0」に対応していることが必要です。

本記事をご覧の方は、すでに4K対応モニター（TV）をご使用中の方が多いと思います。念のために今一度モニター側の規格も確認しておきましょう！

: 【PS5】4K/60Hz対応 HDMI→光デジタル出力音声分離器（セレクター）の選び方

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この記事を書いた人

REOTAN

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チャージ金額	通常会員	プライム会員
90,000円～	2.0％	2.5％
40,000円～	1.5％	2.0％
20,000円～	1.0％	1.5％
5,000円～	0.5％	1.0％

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