今回はラトックシステムの音声分離器「RS-HD2HDA2-4K」をレビューしていきます。
本製品を使うとPS5やXbox Seiries X/Sなどを使用する際に、
- 映像:HDMIケーブルで出力
- 音声:光デジタルケーブルで出力(アナログも可)
別々に出力させることが出来ます。
MixAmpとの接続にも使えるため、APEXやフォートナイトユーザーには特におすすめの音声分離器です。
安定した動作に加え日本メーカー製の安心感のある優れモノだったので、PS5との連携を中心に「RS-HD2HDA2-4K」を紹介したいと思います。
\ RS-HD2HDA2-4K /
【 RS-HD2HDA2-4K の良い点・気になる点】
メリット | デメリット |
---|---|
4K/60Hz出力に対応 フルHD/240㎐出力にも対応 「光デジタル」「アナログ」の2系統が出来る メーカー確認済みのMixAmp対応製品 ARC・HDCP2.3・HDRなどに対応 日本メーカー製の安心感 | HDMIケーブルなどが付属しない 底面に滑り止めが欲しかった |
※【PR】ラトックシステム様から製品をご提供いただき公正・公平なレビューを行っております。
RS-HD2HDA2-4Kのデザイン
・パッケージ内容
パッケージ内容は本体・ACアダプター・説明書類のみのシンプルな構成です。
ACアダプターはかなり小型のサイズ。ケーブル長は約110㎝ほどです。
日本メーカー製だけあって説明書(ユーザーマニュアル)がとても丁寧に記載されています。配線図などの記載もある為、初心者の方でも安心ですね。
・メタルの質感が美しい本体
音声分離器本体のデザインはこんな感じ。メタル質感が格好良いブラックボディです。
サイズ:77×60×21㎜
前面にはHDMI出力や3.5㎜、光デジタル端子、ARCスイッチなどを搭載。
背面側には電源やオーディオモード切替スイッチ、HDMI入力端子を搭載しています。
電源を入れるとライトで稼働状態の確認も可能です。
全体的な剛性も良く、サイドには熱対策用のスリットを配置。実際に使ってみても、「本体が触れない程熱い!」なんてことはありませんでした。
一つだけ希望するとすれば底面に滑り止めゴムがあれば嬉しかったかも。ケーブルに引っ張られて動いちゃうこともあるので、ちょっとだけ気になりました
RS-HD2HDA2-4Kの機能について
・主なスペック表
モデル | RS-HD2HDA2-4K |
最大出力解像度 | 4K60Hz / 1080p240Hz |
映像出力 | HDMI×1 |
映像入力 | HDMI×1 |
音声出力 | 光デジタル / 3.5㎜ステレオ |
HDR | HDR10 |
ARC | 〇 |
HDCP | HDCP1.4/2.3準拠 |
ビデオ帯域幅 | 18Gbps |
最大ピクセルロック | 600MHz |
電源 | DC5V(付属電源アダプター) |
サイズ | 77×60×21㎜ |
重量 | 120g(本体のみ) |
※4K60Hz出力時の色深度は24bit(最大)
製品ページではユーザーマニュアルのDLも可能です。詳しい詳細を知りたい方は下記をチェックしてみて下さい。
・4K60HzやWQHD・フルHD120Hzにもしっかり対応
WQHD(1440P)にもしっかり対応しています。
4K60Hzはもちろん、フルHDの120Hz出力にも対応。フォートナイトもヌルヌルの快適PLAYが可能です。
※WQHD / 120fpsでPLAY(フルHDの場合最大240Hzに対応)
本製品を間に挟んでも映像・音声の乱れは一切ないため、かなり快適に使えちゃいます
・3つのオーディオモードに対応
「RS-HD2HDA2-4K」は背面側のオーディオ切替スイッチを使用することで、利用シーンに合わせた音声出力が可能です。
このオーディオ切替スイッチがあることで、
- 「PASS」:HDMIケーブルを使い、家族みんなでTVを楽しむ
- 「OPT」 :ヘッドホン経由でゲームの没入感up(※)
- 「LINE」:映画のサウンドをAVアンプ経由で出力
※オーディオミキサーやDAC、ワイヤレスオーディオトランスミッターなどご使用ください。
と言った様に場面に応じた使い方が可能です。
人気のASTRO HDMIアダプターではこうした使い方は出来ないため、AV機器との連携性を考えると本製品の方がメリットは大きいと言えますね。
PS5やXBoxでMixAmpを使う際は基本的に「OPT」のままでOKです
・テレビの音声をAVアンプへ出力する「ARC」に対応
TVの音を外部スピーカーで聞きたい時ってありますよね。そう言った時には本製品のARCを利用すればOKです。
利用方法はとっても簡単で、OPTモードに設定してARCをクリックすればOK。ARC対応TVの音声を光デジタルケーブル経由で出力することが可能です。
※TVのHDMI端子にARCと表記がある場合に限ります
「AAC5.1Ch」にも対応しています。利用する際は、TV側のHDMI端子に「ARC」と記載があるのを確認してくださいね
PS5とMixAmpの接続に使用してみた
・接続方法
【音声分離器の接続図】
USBケーブル・光デジタルケーブルはMixAmp付属品を利用すればOKです。
HDMIケーブルは音声分離器 ↔ モニター間が不足します。最大4K/60HzでPLAYする際はHDMI2.0対応ケーブルが必要になるため、状況に応じて用意しておきましょう。
\ わたしはコレ使ってます /
「WQHD or フルHD / 120Hz」にも対応していますよ!
・PS5側のサウンド設定方法
入力機器でUSBヘッドセット(Astro MixAmp Pro)を選択します。
ヘッドホンへの出力に「チャット音声」を選択
音声出力はHDMI機器(テレビ)を選択します。
音声フォーマットを「Dolby」に設定します。
本製品を利用したPS5・MixAmpとの接続は以上で完了です。
ヘッドホンへの出力が「すべての音声」のままだと、一部機能が使えなくなるため必ず「チャット音声」に設定しておきましょう。
【 MixAmpの詳しい詳細・接続方法はこちら 】
Bluetoothトランスミッターとの連携でワイヤレス接続
本製品はBluetooth経由で音声を出力してくれる「Bluetoothトランスミッター」との連携にも優れています。
特に便利なのがPS5で音楽や映画・アニメを楽しみたい時。本製品とBluetoothトランスミッターを接続することで、お好みのワイヤレスヘッドホンで視聴することが可能です。
接続もかんたんで本製品からの光デジタルケーブルをBluetoothトランスミッターへ接続するだけ。AptxLL対応製品を使えば低遅延で楽しむことも可能です。
ソロ専の方には特におすすめ!映画やアニメ、Blu-rayを視聴する際も、お好きなワイヤレスヘッドホンでいつでも気軽に楽しめます
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RS-HD2HDA2-4Kはこんな人におすすめ
今回はラトックシステムの音声分離器「RS-HD2HDA2-4K」をレビューしてきました。
- PS5(PS4)・Xbox Seiries X/SでMixAmpを使いたい
- メーカーでMixAmp動作確認できている物を使いたい
- TV音声を外部スピーカーから高音質で出力したい
- 1入出力で質感・機能性に優れた音声分離器を探している
- 日本メーカー製の安心できる製品を使いたい
このような人にかなりおすすめ出来る音声分離器です。日本メーカー製と言うこともあり、困った時に問い合わせしやすいのも大きなメリットだと言えるでしょう。
価格と性能のバランスがとにかく優秀です。「音声分離器が欲しいけどどれを買えばわからない」って人にぜひ試してもらいたいアイテムです。それではまた!
\ RS-HD2HDA2-4K /