Amazfitのアウトドアフラッグシップ「T-Rexシリーズ」に、怪物スペックを備えた最新モデルが登場しました。
それが今回ご紹介するAmazfit T-Rex Dual Solar!

なんとこのモデル「世界初」となる両面ソーラー充電システムを搭載したAMOLEDスマートウォッチです。
「電源のない極限環境でも稼働する」という、ロマンと実用性を突き詰めた、とても挑戦的な1台に仕上がっています。
約1週間使ってみたのでデザインや質感、注目のソーラー充電の機能や兄弟機種に当たるT-Rex Ultra 2との比較などを交えながらレビューしていきます!
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対象製品:Amazfit T-Rex Dual Solar
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映像で質感や動作感、ソーラー充電の使い勝手を確認したい方はこちらもぜひご覧ください!
無骨で洗練されたサバイバルギアデザイン
グレード5チタン合金とサファイアガラスで最高峰の質感
パッケージは環境に配慮したリサイクル可能なシックなボックスで、本体、26mm幅ブラックシリコンバンド、磁気USB Type-C充電アダプター、製品ガイドが同梱されたシンプルな構成です。

ベゼルと4つの物理ボタンには、軽量かつ屈強なグレード5チタン合金、

ディスプレイの風防には傷に強いサファイアガラスが組み込まれており、過酷な環境に耐えるタフネス仕様となっています。

さらに裏面のボトムシェルには、肌に優しい非アレルギー性を兼ね備えた「ガラスセラミック」を採用。
美しいツヤのあるバックプレート全体が大型ソーラーパネルとして機能し、BioTracker 6.0生体センサーとシームレスに融合した高級感溢れる仕上がりです。

ディスプレイは1.32インチと小さめ
ディスプレイには解像度466×466、最大輝度3,000nitの1.32インチAMOLEDディスプレイを採用。
画面周囲にはリング状パネルが配置されており、太陽光を吸収してシステム消費電力の相殺と補給を行ってくれます。

ただし、兄弟機種にあたるT-Rex Ultra 2と比べると、リング状パネルが配置されていることもあり、ディスプレイは一回り小さめ。
素のバッテリー性能の画面が大きいT-Rex Ultra 2を選ぶのか、ディスプレイサイズを少し犠牲にしてもソーラー充電に魅力を感じるかは判断が分かれそうです。

ずっしりとした存在感のあるサイズ感と重量感
ケース径は51.4mm、厚みは16.9mmと比較的大型です。
画像だと分かりにくいのですが、T-Rex Ultra 2よりケース径が約0.4mm大型化しています。

また、バンド込みの実計測でも本モデルは約93.8g、T-Rex Ultra 2は約92.2gとわずかながら重量もUPしています。
実際に装着すると、かなりずっしりとした重量感があります。

僕はこうした重みと堅牢性のあるウォッチも好きなので問題ないのですが、手首の細い方や女性の方、就寝時にもずっとつけていたい場合は「ゴツくて重いな」と感じるのは確かなところです。
細かなハードウェアの進化
長方形ボタンと押し心地の変化
本体に備えられた4つの物理ボタンとスワイプで確実なブラインド操作が可能です。
T-Rex Ultra 2と比較すると、ボタンの形状が従来の丸型から「長方形」へと変更され、ボタンを押し込んだ際のストロークも少し浅めなチューニングです。

左:Amazfit T-Rex Dual Solar / 右:Amazfit T-Rex Ultra 2
どっちが良いか悪いかという話ではないので、この辺りは好みの問題ですかね。
「赤&白」デュアルLEDフラッシュライト
左上のボタンを長押しすると内蔵LEDフラッシュライトが点灯します。
特に今回のモデルでは、「白色LED + 赤色LED」のデュアル仕様へとアップデート。上下のボタンでLEDの明るさ、白赤の切り替えが簡単に行えます。


一般的に赤色光は、夜間キャンプなどで目の暗順応の高さや防虫効果の利点もあるため、暗所での実用性もちょっぴり向上しているかたちです。
ちなみにT-Rex Ultra 2は、「白色LED + 緑色LED」が搭載されています。

装着しながら使える側面マグネット充電アダプター
充電方法にも変更が加えられ、従来の「背面にカチッと貼り付ける充電器」から、「本体側面に装着するUSB-Cアダプター」へと刷新されています。

アダプターには持ち運びに便利なレザーコードが付属しており、バックパックやポーチなどに取り付けておくこともできます。
使う使わないは別ですが、「充電コードを挿したまま手首に装着しながら使える」というユニークな給電スタイルにも対応しました。

基本機能とタフネス性能が優秀
10ATM・水深50mダイビング対応とMIL規格準拠
米国軍用規格(MIL-STD-810H)準拠の堅牢性に加え、防水性能は10 ATMに対応。
さらに最大潜水深度はT-Rex Ultra 2の45mから「水深50m」へと進化しており、レクリエーショナル・スキューバダイビング(EN13319認証)で安心して使用することができます。

左:Amazfit T-Rex Dual Solar / 右:Amazfit T-Rex Ultra 2
64GB大容量ストレージと-30℃極低温モード
内部ストレージは64GBの大容量を標準搭載。広大なオフラインマップやお気に入りの音楽データをたっぷり保存することができます。
T-Rexシリーズらしく、マイナス30℃の過酷な環境下で主要機能を稼働させる「極低温モード」も引き続きサポートしています。
世界初の「両面ソーラー充電」がスゴい
前面パネルと背面パネルの役割
Amazfit T-Rex Dual Solarの最大の魅力が、AMOLEDスマートウォッチとして世界初となる「両面ソーラー充電システム」を搭載している点です。
前面・背面にパネルを配置しており、それぞれで異なる役割を果たしてくれます。
- 前面ソーラー(外周リング):腕に装着してワークアウト等を行っている間、太陽光を吸収してまずはシステム消費電力へと充当。そこであまったエネルギーをバッテリーへと補給してくれます。
- 背面ソーラー:前面の2倍以上の受光面積を誇っており、高い発電効率を発揮してくれます。積極的に「充電」したいときはこちらを活用します。
ただ懸念点?を挙げるとするなら、背面パネル経由での充電は腕から外した状態で機能するため、その間はウォッチでヘルスケア計測などは行えません。

「登山の休憩中にテーブルに置く」とか「ハイク中にバックパック等に吊るして太陽光に向ける」といった、アグレッシブなバッテリー回復用途として使うのが良さそうです。
ソーラーブーストモード
ショートカットカード内にある「太陽光強度」では、直近4時間のリアルタイムな太陽光強度(klux単位)や発電効率、バッテリー延命時間をグラフで確認することができます。

天気が良い日は90kluxを超える時も


ちなみに本モデルは、50klux以上の照射でソーラー指標が100%に達します。
また、バッテリー表示の部分を選択すると「ソーラープライオリティモード」を起動することができます。

このモードでは、画面表示をシンプルな時刻表示等に絞り、システム電力を最小化。太陽光エネルギーを効率良くバッテリーに溜め込む専用モードとして機能してくれます。
実際にどれくらいソーラー充電は役立つ?
ベランダに放置してみた
晴天時(気温約25℃)のベランダで、時計を外して背面ソーラーに約2時間太陽光を当て続けてみました。

順調にテストが続いていたところ、30分経過付近で高温アラートが表示。

もしこのタイミングでウォッチを使いたいとなっても、本体温度が冷却されないと使うことができません。充電機能自体もいったんお休みの状態になります。
ただ実際のところ、高温アラートを気にしながらソーラー充電するのは本末転倒です。なので今回はこのまま放置します。
結果として約2時間の放置でバッテリーが1%増加という結果に。
整数表記でしか確認できないので、これが1.01%なのか1.99%なのかは不明ですが、大雑把な目安として2時間で1%(2%弱)の充電ができそうです。
ワークアウト中の前面パネルについて
一方で、今回効果を実感できたのが「ワークアウト中の消費電力の相殺」です。
今回超簡易的に約30分くらいウォーキング(GPSモードON)を行ったところ、バッテリー減少量がわずか1%程度でした。(1時間換算で約2%)

本モデルの公式スペック上の高精度GPS稼働時間は「約41時間」のため、今回の実測データにあてはめると実効約50時間相当までGPS駆動時間を引き延ばせる計算になります。
ただし、曇り空下での簡易的なテスト・30分の検証時間・わずか1回のテスト結果ということを踏まえると、これが絶対的に正しいデータではないはずです。

あくまでも、前面ソーラーがリアルタイムで電力を補給・相殺してくれることを確認できたという結果に留まるので、この辺りは今後時間が取れた際に深掘り検証したいと思います。
ソーラー機能のリアルな位置づけ
今回のソーラー充電の結果を踏まえると「これ1つで充電をまかなえる急速充電ではない」という点です。
どちらかというと、「バッテリーの減りを遅らせて稼働時間を延ばすセーフティ機能」としての側面が強い印象です。
実際の結果を見ても、日常モードで約1.5時間、省電力モードで4.6時間、時計モードなら7.7時間も太陽光だけで延命できています。(過去7日間の例)

また、仮に過酷な環境下でバッテリーが0%になったとしても、太陽光にかざすことでシステムを再起動できる可能性まであります。
日常的な充電は付属の充電スタンドで行いつつ、ワークアウト時の補助電力として前面パネル、緊急時の電力補給や駆動時間延長のために背面パネルで充電するといった、こうした使い分けが有効になりそうです。
Amazfit T-Rex Dual Solar と T-Rex Ultra 2 を比較
| 項目 | Amazfit T-Rex Dual Solar | Amazfit T-Rex Ultra 2 |
|---|---|---|
| ディスプレイサイズ | 1.32インチ | 1.5インチ |
| 画面輝度(最大) | 3,000 nit | 3,000 nit |
| ソーラー充電 | 両面ソーラー(前面+背面)搭載 | 非搭載 |
| ケース径 / 重量 | 51.4mm / 93.8g | 51.0mm / 92.2g |
| バッテリー容量 | 660 mAh | 870 mAh |
| バッテリー持続(通常) | 最大25日 (ソーラーで最大34〜51日) | 最大30日 |
| GPS連続稼働時間 | 最大41時間 (ソーラーで実効約50時間) | 最大50時間 |
| 内蔵フラッシュライト | 赤色LED + 白色LED | 緑色LED + 白色LED |
| 最大ダイビング深度 | 水深50m | 水深45m |
| 内部ストレージ | 64GB | 64GB |
| 直販参考価格(税込) | 109,800円 | 89,900円(約2万円差) |
ディスプレイサイズの小型化は先ほど触れた通りですが、やはり大きな特徴は両面ソーラーを搭載している点です。
実はスペック的に、同じ環境で同じ使い方をしたらT-Rex Ultra 2の方が優秀だったりもしますが、ソーラー充電で電力を延命できるというのは、Amazfit T-Rex Dual Solarにしかない唯一無二の特権です。
もちろん日陰や洞窟で活動することが多いとか、夜間にしか活動しないって場合だと意味はなくなりますが、こうした新技術に2万円の価値を見出せるか?が判断の分かれ目になりそうです。
実戦で頼りになる「LiveShare」
リアルタイムで位置共有ができる
登山やソロハイクで頼もしい新機能が「Live Share」です。GarminでいうLiveTrackみたいな感じ。
ワークアウトを開始すると登録先のメールへ通知が届き、専用リンク経由で現在地、進行方向、ペース、心拍数、標高データなどを共有することができます。


※撮影時に外箱の向きが反対になっていますがご容赦ください。
もちろんスマホとのBluetooth連携が維持できていることかつ、モバイル通信が生きているってことが前提にはなりますが、これは待望の機能と言っても良いでしょう。
万が一通信圏外に出たとしても「最後に通信が途絶えた地点」がマップ上に残るため、万が一の緊急時にも手助けになりそうです。
円偏波デュアルバンド6衛星GPS
衛星測位には「円偏波デュアルバンド6衛星測位システム」を搭載。

実際に都心部(東京ドーム周辺)でテストを行った際も、途切れることなく正確なログを記録してくれました。

充実のヘルスケア管理
生体センサーとHybridCharge
生体センサーには「BioTracker 6.0 PPGセンサー」を搭載し、心拍数・血中酸素・ストレス・睡眠を24時間見守ってくれます。
また、Hybrid ChargeではLife Loadという主観的な疲労感や気分を手動記録できるようになるなど、客観数値と主観感覚を合わせた現実的な回復アドバイスを受け取ることも可能です。

高精度な睡眠トラッキング
Apple Watchと同時に装着して睡眠トラッキングを比較検証したところ、睡眠ステージのデータはかなり似通ったものが算出されます。
日中や夜間の「うとうとした仮眠」も認識・記録するなど、睡眠の計測データは結構優秀です。

Amazfit T-Rex Dual Solar はこんな人におすすめ
Amazfit T-Rex Dual Solarは、スマートウォッチの技術的限界に挑んだとても革新的なデバイスだと感じました。

109,800円(税込)という価格や画面サイズといったトレードオフは存在するものの、「過酷な屋外環境で自立稼働する」という唯一無二の安心感は、他のAmazfitスマートウォッチでは決して実現できない機能です。
- 日常使いよりもプロユースのアウトドア、ワークアウト専用モデルを探している
- 砂漠、高山、ビーチなど、強烈な直射日光を浴びる環境で活動する
- 長期間のアウトドアやハイクで、給電・バッテリー切れの不安を最小限にしたい
- 「AMOLED × 両面ソーラー」という世界初の革新技術に魅力を感じる
- ナビ、ヘルスケア、サバイバル機能を1台で完結させたい
上記のニーズをお持ちの方には、使い勝手の良さと所有欲の面を考えてかなり満足するデバイスになるはずです。
今ならAmazon限定5%OFFクーポンもお使いいただけるので、行楽シーズンに向けて腕元の相棒をアップデートしてみてはいかがでしょうか。
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対象製品:Amazfit T-Rex Dual Solar
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