こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!
今回はAnkerから発売中の「PowerCore Fusion 10000」をレビュー!
PD対応充電器+モバイルバッテリーの一体型モデルとしては、最大クラスの9,700mAhを搭載。USB-C・Aの2ポートを搭載し、1台あると心強いアイテムとして注目を集めている商品です。
本機は1台2役を担えるPowerCore Fusionシリーズの最上位モデル。前モデルと比較し、5,000mAh→9,700mAhへと約2倍の大容量化を実現しました。
本機の特徴をまとめるとこんな感じ。まさしく「こんな商品待ってた!」的なアイテムに仕上がっています。
PowerCore Fusion 10000の主な特徴
- モバイルバッテリー・充電器一体型のハイブリッドモデル
- 9,700mAhの大容量バッテリー
- PD対応(急速充電対応)
- 最大20Wの高出力に対応
- 2ポートの同時充電にも対応
- Quick Charge規格に対応するなど幅広い互換性
主な特徴をつかんだところで、まずは「PowerCore Fusion 10000」のデザイン・パッケージ内容などを見ていきましょう!
「Anker PowerCore Fusion 10000」の詳細
①「Anker PowerCore Fusion 10000の」パッケージ内容
外観はいつもながらのAnkerデザイン。無駄な梱包がほとんどないのが良いですね。
内容物として以下の物が同封。モバイルバッテリーとしても使えることから「充電用のUSB-ケーブル」も含まれています。
PowerCore Fusion 10000の内容物
- PowerCore Fusion 10000本体
- USB-A & USB-C ケーブル
- トラベルポーチ
- 説明書類
ポーチはメッシュ地のAnkerのロゴ入りデザイン。モバイルバッテリー使用時の廃熱対策も考慮されています。
本体が丸みを帯びたデザインの為、ポーチへの収納も非常にスムーズ。ケーブルも同時に収納することが出来ます。
ケーブルは充電用の「USB-A & USB-C ケーブル」が同封しています。
iPhoneを急速充電するには注意が必要
iPhone12などを急速充電するには別売りの「USB-C & ライトニングケーブル」が必要になります。本機にライトニングケーブルは含まれていないので、この点には注意しましょう。
②「Anker PowerCore Fusion 10000」の外観・デザイン
続いて本体のデザインについて見ていきましょう。
本体は約8㎝四方の重厚感のあるマット調のデザインを採用。厚さは約3cmほどあります。
正面には電源ボタンを配置。同時にバッテリー残量も表示してくれるので、視覚的に残量を把握することが可能です。
下部にはUSB出力に関する詳細などが印字。PSE認証もしっかり取得しているので安心して利用することが可能です。
本体側面には折り畳み可能なコンセントプラグもしっかり搭載。コンセントに差し込むだけで本体を充電することが出来ます。
こんな感じでコンセントにつなぐだけで本体を充電することが可能です。
③「Anker PowerCore Fusion 10000」の出力詳細
充電端子はUSB PDとQuick Chargeの規格に対応した2ポートを搭載。より幅広い機器の急速充電に対応しました。
各ポートの出力詳細
- USB-C端子:20W(単体使用時)
- USB-A端子:12W(単体使用時)
- 2ポート同時使用:最大15W(7.5Wずつ)
続いて充電器・モバイルバッテリー使用時の充電性能について見ていきましょう!
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「Anker PowerCore Fusion 10000」の充電性能をチェック
iPadAir4を使用して充電性能を調べてみました。※USB-C端子から充電を行い、充電残量30%の状態からスタート。ケーブルは同じAnkerのPD対応ケーブルを使用しました。
【使用ケーブルはこちら】
①「充電器」としてiPadAir4を充電
iPadAir4は最大30Wの急速充電に対応しています。本機で充電を行った場合、カタログスペック通りの最大20Wで充電出来るかを検証してみました。
計測結果はこんな感じに。スペック通り、9V×2.20A=約20Wをしっかり出力してくれました。
②「モバイルバッテリー」としてiPadAir4を充電
今度は「モバイルバッテリー」として本機を使用し、iPadAir4を充電してみました。
こちらも先程と同様に約20Wの出力値を計測。iPadAir4の充電には少し力不足なものの、タブレット端末もしっかり充電してくれる性能を発揮してくれました。
「PowerCore Fusion 10000」とデバイスへの充電はどっちが先?
先程も紹介した通り、本機は直接コンセントに挿しこんで充電を行います。充電器(ACアダプター)としても使える事を考えると、「本機とデバイスの充電はどっちが先なの?」疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、「デバイス(スマホ等)から先に充電を行う仕様」になっています。いわゆるパススルー充電というやつですね。つまり、
「本機をコンセントに接続 → デバイスを満充電 → 本機の充電を開始 」
充電の順番
- 本機をコンセントに接続
- 接続しているデバイス(スマホ等)を優先的に充電
- 本機の充電を開始
と言った具合に充電を行います。本機とデバイスを同時に充電することは出来ず、デバイスを優先して充電する仕様になっています。
「PowerCore Fusion 10000」の主な仕様
ここまでの解説を基に「PowerCore Fusion 10000」の主な仕様をまとめました。
製品名 | 「PowerCore Fusion 10000」 |
バッテリー容量 | 9,700mAh |
入力 | 100-240V 0.7A 50 – 60Hz |
USB-A出力 | 5V=2.4A(最大12W) |
USB-C出力 | 5V=3A / 9V=2.22A(最大20W) |
最大出力 | USB-C単独:20W / 併用時:15W |
製品サイズ | 約82 × 82 × 35mm |
重量 | 約278g |
保証期間 | 18か月(Anker会員登録後+6か月) |
繰り返しにはなりますが、付属のUSBケーブルでiPhone12などを充電することは出来ません。別売りのUSB-C & ライトニングケーブルが必要になるので、この点には注意しましょう。
「PowerCore Fusion 10000」のいまいちなポイント
実際に数週間使用して感じたいまいちなポイントを下記にまとめました。
いまいちポイント
- サイズ・重量がちょっとヘビー級
- コンセントによっては重みで傾くことも
- 同時充電の際の出力値が少し低いかも
「PowerCore Fusion 10000」は約82 × 82 × 35mm・重さ278gとちょっぴりヘビー級のサイズ感です。
その為、壁に直接差し込んで充電すると重みで本体が傾いてくる場合があります。電源タップの場合も、そのサイズ感ゆえ隣のコンセントをふさいでしまうことも考えられるので、この点には注意が必要かもしれません。
「PowerCore Fusion 10000」のおすすめポイント
おすすめポイント
- 充電器・モバイルバッテリーの一体型による安心感
- 9,700mAhの大容量バッテリー
- 最大20Wの急速充電に対応
- USB-A・Cの2ポートを搭載
やはり何と言っても1台で充電器・モバイルバッテリーが両方使用できる安心感と言えるでしょう。外出時にもこれさえ持っておけば良いので、結果として荷物の削減や重さ軽減にもつながります。
また9,700mAhの大容量バッテリーを搭載していることもあり、日常使いにも十分な容量を確保。20Wの急速充電にも対応しているので、気軽に「サクッ」と充電できる点も見逃せません。
「PowerCore Fusion 10000」はこんな人におすすめ
こんな人におすすめ
- 一台で全ての機能を利用できる点に魅力を感じる方
- 充電器・モバイルバッテリーを別々に持ち歩くのを苦に感じている方
- スマホの充電がメインの方
- 自宅や外出先で常に同じ機器を使用したい方
前モデルと比較しても20W高出力への対応や9,700mAhの大容量バッテリーを搭載するなど着実な進化をとげた今回の「PowerCore Fusion 10000」
自宅では充電器、外出先ではモバイルバッテリーとして使うことが出来るので、いつも身近にあるアイテムとして重宝するのは間違いありません。バッグに「ポンッ」と気軽に入れておけるのも魅力的な点と言えるでしょう。
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