どうも、REOTAN(@reotan)です。
今回は、AIボイスレコーダーの未来系とでもいうべき「Plaud One」についてご紹介します。
従来のAIボイスレコーダーは「会話をクリアに記録して文字起こし・要約する」という使い方が中心でした。
そうした中でこのPlaud Oneは、「音声指示で、プレゼン資料の作成からチーム共有まで完結する」という、まったく新しい「タスク実行型」のAIデバイスへと進化を遂げています。

Plaud Oneの製品特徴、従来モデル(カード型)との使い分けや注意点などについて触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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Plaud One の主な特徴と基本スペック
Plaud Oneのハードウェアとしての特徴を見ていきましょう。
イヤホン+充電ケースの「ハイブリッド設計」
Plaud Oneは、従来のカード型タイプとは異なり、イヤホンと充電ケースがセットになっています。

- イヤホン: 通話やWeb会議の録音のほか、移動中にAIへ質問したり耳元でブリーフィングを聞くことが可能
- 充電ケース: 4基のMEMSマイクで最大5メートル離れた位置の対面会議をしっかり集音・録音
サイズもともて小さく、指先でつまめるほどコンパクト。

操作体型もAIボタン・録音ボタン・スピーカーととてもシンプルです。充電もUSB-C経由でかんたんに行えます。

左からAIボタン・録音ボタン・スピーカー
また、イヤホンは圧迫感の少ないオープンイヤータイプを採用。AirPodsに近い形状で、耳元に優しくフィットしてくれます。

契約不要の「eSIM内蔵」
本製品最大の目玉とも言えるのが、契約不要の「eSIMを内蔵」している点です。

契約不要ということはつまり、ユーザー側でキャリア契約や初期設定をする必要は全くありません。
本を含む世界80以上の国と地域で、4G LTE通信を介した録音データのクラウド送信やAIエージェントの起動が行えます。
音楽鑑賞用イヤホンとしても
そして先ほど触れたイヤホンに関してですが、こちらはなんと「普通の音楽鑑賞用イヤホン」としても利用可能です。
しかもコーデックはLDACに対応。

アクティブノイズキャンセリングやイコライザー、装着検知にも対応するなど、音楽鑑賞やWeb会議用として幅広く活用できます。

従来モデル(カード型)との決定的な違い
すでにカード型のPlaud NoteやPlaud Note Proを持っている」という人も多いはずです。

左 Plaud One / 右 Plaud Note Pro
ただ、同じPLAUD社から出ている製品とはいえ、その向いているベクトルが全く違う製品でもあります。
「できること・やりたい目的」別に分けてみました。
| 比較項目 | Plaud Note / Note Pro | Plaud One |
|---|---|---|
| 主な目的 | 「記録・振り返り重視」 | 「タスク実行・効率化重視」 |
| ユーザーが得られる体験 | 録音・文字起こし・要約が中心 その後の資料作成などはユーザーによる操作が必要 | 音声での指示が可能 資料作成やSlack・メールでのチーム共有まで自動完了 |
| 利用スタイル | デスクやスマホ背面に貼り付けて 会議・電話を記録 | 電話・ウェブ会議やイヤホン 会議・ミーティングはケースで録音 |
超ざっくりいえば、
- 「後から見返すための正確な記録と要点整理」をしたい方はカード型、
- 「声の指示でその後の資料作成・共有まで終わらせたい」方はPlaud One
こうした使い分けと目的で選ぶと良いはずです。
実際に使った感想
今回は、自宅から1時間離れた場所で開催された製品発表会にて使用してみました。

使い方は従来モデルと同様に、録音ボタンを2秒長押しするだけ。ブブっとしたフィードバックと共に、白色に点灯して録音状況をわかりやすく表示してくれます。

ただ従来のモデルだと、録音終了後の手順として
- 録音データをアプリへ転送 → 転送終了をまって要約を実施 → 情報整理と抽出 → 資料作成やチーム共有
といった、こうしたレスポンスが必要でした。
なので僕の場合、今回のようなケースだと会場から自宅に戻るまでの間に業務を完結させることが難しかったんですよね。
それがこのPlaud OneではeSImを内蔵していることもあり、録音後のデータは自動でアプリへ転送・要約まで実施してくれます。


あとはここからケースのAIボタンを長押しして「発表会の内容を元に製品特徴をPowerPoint資料としてまとめて」なんて指示をすれば、自宅に着く前に資料が完成した状態になります。

僕が行ったのは音声で資料作成をしてと言っただけ。このスピーディーな遂行能力、スゴくないですか⁉︎
他にも「今日の会議をまとめて、チーム向けのフォローアップを作成して」と指示を出せば、Plaud Oneが仕事を完遂。

チーム共有やメール送信までも自動で行ってくれるので、全く新しいAIボイスレコーダーとしての使い方が可能になりました。(※送信前は一度確認のステップが入ります)

今後のアップデートでは、イヤホンに「Hey,Plaud」と話しかけてAIエージェントを起動することも可能になります。これが実装されたら本当に便利になるなぁ
新AI基盤「Plaud Intelligence」
こうした圧倒的な実行力を支えているのが、メジャーアプデートされた「Plaud Intelligence」です。




以下の5つの機能で作業完遂を強力にサポートしてくれます。
アーティファクト(成果物自動生成): 会話内容や文字起こしテキストから、PowerPointプレゼン資料、PDF報告書、Webページなどの成果物を一から自動作成。


コネクタ(外部サービス連携): Googleカレンダー、Slack、Notion、Gmail等と連携可能。作成した資料を共有したり、次回タスクをカレンダー登録することもできます。


スキル(処理手順のプリセット): 自社指定の商談フォーマットで要約するとか、自身で使いやすい処理体系を指定しておくといった、定型フローを登録して作業効率をUP。


ルーティン(自動実行フロー): 「会議終了時」や「毎週月曜朝」などの条件を指定して、登録したスキルを全自動で実行。


メモリー(学習・記憶): 使う人の役職、好みの言葉遣い、自社のルールや過去の決定事項を蓄積。使えば使うほど「自分専用の専属秘書」へと進化していきます。


気になるポイント
- 通常価格44,000円の設定とランニングコスト
- 資料作成や高度なタスク実行には追加のクレジットが必要
- 資料が生成されるまでそれなりの時間がかかる
最も気になるのはやはり価格でしょうか。
イヤホンが使えるという点を考慮しても、現在発売中の「AIボイスレコーダー」として考えたら高価な部類にはなります。


また、資料作成などの高度なタスク実行時には、月間文字起こし時間とは別に「クレジット」という枠を消費します。
初期状態で600クレジット付与されているはずですが、例えばこの日はパワポ資料の作成を6回指示したところ、340クレジットほど消費していました。


資料作成まで踏み込みたい場合は、追加のクレジット購入はほぼ必須といったところなので、通常の月額プランと合わせたランニングコストはそれなりにかかってくる印象です。


なお、資料が生成されるまでの時間は、約10枚のパワポ資料の作成でおおよそ10〜15分ほど。
他の有名どころAIサービスと比べると「若干遅いかな」といったところなので、やはり移動中などに音声指示しておくのが良さそうです。
Plaud Note Pro Flow Editionも登場
発表会ではカード型タイプの新型「Plaud Note Pro Flow Edition」の発表もありました。


こちらは Super Micを4基搭載し、集音性能を大幅に強化。


スマホに近づくだけでBluetooth検知し、バックグラウンドで自動転送・自動要約してくれる機能も実装されました。(※現在はiPhoneのみが対応)


こちらは公式サイト以外にも、Amazon・楽天市場・ビックカメラなどで販売予定とのことです。
まとめ
実際にPlaud Oneに触れてみて、「声で指示して資料生成・共有まで終わらせるAIエージェント」の凄さというのをマジマジと体感しました。


従来のカード型モデルも素晴らしいのですが、この「声で指示を出せる」という体験が想像以上にスムーズで、完成度も非常に高かったんですよね。
会議の要点をしっかり確認したいとか、資料作成の時間をゼロにしたいって方は、ぜひこの新しい働き方を体感してみてください!












