今回は2025年秋に発売されたHUAWEI WATCH GT 6 Proをレビューしていきます。
今回のGT 6 Proは驚異的なバッテリー性能に加え、心電図測定やチタン合金・サファイアガラスを採用するなど、まさしく「Pro」とも言えるスペックを凝縮。

実はすでにGT6も愛用しているのですが、「さすがProモデルだな‥」とも言える高品質プロダクトに仕上がっています。
本記事では、実際に使用して分かったGT 6 Proの魅力やGT 6との違いなどを解説していきますので、両モデルが気になる方はぜひ参考にしてみてください!
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チタンとサファイアガラスがもたらす圧倒的な高級感
Proモデルに恥じない完成度
GT 6 Proを手にした瞬間に感じるのは、その圧倒的な質感と堅牢性です。

デザイン的な美しさは言わずもがな、チタン合金ケースとサファイアガラスを採用していることもありとにかく質が高い!

一方のGT 6では、ステンレススチールと強化ガラスを採用。こちらも十分すぎるほど満足のいく質感に仕上がっています。安っぽい!とかは全然ないのでその点はご安心を。

また、GT 6 Proをよく見るとディスプレイ周辺のデザインがオクタゴン形状に仕上げられています。GT 6も同様の形状なのですが、それと比べてもよりスタイリッシュな印象です。

リューズ・ボタンの形状に大きな違いはないものの、GT 6 Proにだけ赤いアクセントが加味されているのも中々オシャレな感じ。

ちなみに正面から両モデルを見比べるとこんな雰囲気。

どちらも高品質なのですが、実際に目にすると「GT 6 Proの方がワンランク上の品質」だというのがよくわかります。


GT 6 ProとGT 6 の主なスペック比較
| 項目 | GT 6 Pro | GT 6 (46mm) |
|---|---|---|
| ケース素材 | チタン合金 | ステンレススチール |
| ディスプレイ | 1.47インチAMOLED ディスプレイ サファイアガラス | 1.47インチ AMOLEDディスプレイ 強化ガラス |
| 輝度 | 最大3,000nit | 最大3,000nit |
| バッテリー持ち | 通常21日 | 通常21日 |
| マイク・スピーカー | ⚪︎ | ⚪︎ |
| 防水 | 5ATM / IP69 ダイビング(最大40mまで対応) | 5ATM / IP69 |
| 対応衛星 | GPS/GLONASS/BeiDou(GALILEO/ E1+E5a)/QZSS/NavIC | GPS/GLONASS/GALILEO/BDS/ QZSS/NavIC |
| サイズ | 約45.6 × 約45.6 × 約11.25 mm | 約46 × 約46 × 約10.95 mm |
| 重量 | 約54.7g(ベルト含まず) | 約51.3 g(ベルト含まず) |
| 通常価格 | 48,180円 | 33,880円 |
※通常価格は2025年12月21日現在の公式サイト価格
GT 6 Pro限定機能はコレ
GT 6 Proでは、ワークアウトやヘルスケアの専門機能がさらに強化されています。本機にしかない限定機能をいくつかご紹介します。
心電図(ECG)分析機能を搭載
約1.5万円の価格差を裏付けるのは、素材だけではありません。実はGT 6 Proには、本機だけにしかない独自の専門機能を搭載しています。
その一つがこの心電図(ECG)分析機能。

ウォッチ下側のボタン(電極)に30秒間指を置くだけで、詳細なレポートを生成してくれます。

洞調律/心房細動判定のリスクを早期検知する助けとなるため、健康意識の高い方にとって強力な「お守り」となる機能です。

もちろんこの機能は、日本のプログラム医療機器として厚生労働省の認証を取得した医療機器機能でもあります。高い精度で自身の状態を確認できるため、参考情報として大いに活用することができます。
高度なゴルフ機能まで搭載
GT 6 Proでは、世界17,000〜(80カ国以上)と国内99%以上のゴルフ場マップに対応しています。

引用:HUAWEI公式サイト
グリーンの傾斜やリアルタイムの風速・風向きなども表示できるため、コース戦略の支援をより強く受けることが可能です。

引用:HUAWEI公式サイト
また、リューズ(クラウン)を操作すれば、マップを自由自在に拡大・縮小も可能です。GT 6 Proを本物のキャディさんの様に利用できるのってスゴイですね。

ちなみにゴルフ機能により特化した「HONMA×HUAWEI WATCH GT 6 Pro」モデルも発売中です。高低差補正やショット飛距離のリアルタイム表示といった付加機能が利用できるため、ゴルファーの方はこちらのモデルがおすすめです。
フリーダイビングもお手のもの
GT 6 Proでは、最大水深40mまでの潜水にも対応。
水温や潜水時間をリアルタイムで記録・表示できる専門モードまで備えています。


引用:HUAWEI公式サイト



さすがにこの機能については検証できないのですが、ダイバーの方にはかなり心強いはず!こんなに深くまで潜れる人尊敬します‥
サイクリング機能も強化
GT 6 Proでは、業界初となる「サイクリングパワーシミュレーション測定」や「FTP計測」を単体で行うことができます。


引用:HUAWEI公式サイト
日常的なサイクリングであれば、勾配表示や自動停止などもしてくれるGT 6でも十分ではありますが、本格的なロードバイクやツーリングを行う方には、間違いなくGT 6 Proがおすすめ。
購入すると意外と高価な外部パワーメーターを使わずとも、サイクリング中の様々なデータを自動計算してくれるため、自身のパフォーマンスを可視化するという面から見ても使用するメリットは大きそうです。


引用:HUAWEI公式サイト
ヒマワリ型アンテナシステムで正確な走行位置を記録してくれるだけでなく、万が一の転倒時に働く転倒検知機能まで搭載。こうしたところも高機能と安全性能の高さもGT 6 Proの特徴の一つだと言えるでしょう。
GT 6 Proを使った感想
実際に両モデルを使った経験からすると、装着した時の高揚感や質感の高さはやはりGT 6 Proのワンランク上です。


GT 6でも十分すぎるくらいの満足度はありますが、やはり比べるとGT 6 Proの方が使っていてテンションが上がります。
日常使いからガチのアウトドアまで対応できる「耐久性と汎用性の高さ」は確実にGT 6 Proの方がある印象です。


この辺りの製品としての完成度は「唯一無二のスマートウォッチ」と言っても過言ではないくらいです。
ただ、最高輝度が3,000nitだったりスクロール感度やディスプレイの見やすさなどで共通する部分が多いのも事実です。


この辺りの使用感については、GT 6のレビュー動画で触れていますのでぜひこちらも参考にしてみてください。


GT 6 ProとGT 6はどっちを選ぶべき?
▪️GT 6 Proがおすすめの人
・高品質で高機能、装着した時の高揚感を味わいたい
・心電図測定など自身のヘルスケアをしっかりモニタリングしたい
・ゴルフ、サイクリング、ダイビングなど本格的なワークアウトにも取り組む
・チタン合金とサファイアガラスによる高耐久性を重視する
⚫︎GT 6 がおすすめの人
・予算重視でコスパの良いスマートウォッチを使いたい
・日常使いがメイン。軽めのワークアウトなども行う
・バッテリー持ちがよいものを探している
・フィットネスや睡眠管理にも活用したい
主にこういったニーズで選ばれると間違いないはずです。
超ザックリ言ってしまえばGT 6 Proは、ラグジュアリーさと高品質・高機能を両立した相棒。
一方のGT 6 は「日常使いに最適なヘルスケアツール」みたいな印象です。


現在だと約1.5万円の価格差はがあるので悩みかと思いますが、「素材と限定機能にどれだけの価値を見出せるか」が大きな分かれ目でもあります。
ただ、予算が許すのであればGT 6 Proがやっぱり一押し。
これがアウトドア全振りのモデルだったら悩んじゃいますが、いわゆる日常使いしやすいデザインでもあるので、とにかく幅広いシーンで活用できちゃうのが「強い」んですよね。


ぜひ本記事を参考にGT 6 Proの魅力が伝われば嬉しいです。それではまたー!












