こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!
iPhone12やiPadAir4の発売に伴い充電器の需要が高まっていますね。私もiPadAir4を購入したのに伴って充電器を新調してみました。購入したのはこちらの充電器です。
先日購入したiPadAir4には20Wの充電器が付属してくるんですが、30W以上出力可能な充電器を使用すれば急速充電に対応しているので、せっかちな私はより素早く充電したいと思い今回購入してみました。
もちろんiPadユーザーだけでなく、iPhoneやMacbookPro、対応ノートPCでの充電もこの充電器でOK!コイル鳴きもなく非常に使い勝手が良かったので、今回はこちらのAUKEY PD対応USB-C急速充電器「PA-D3」をレビューしていきたいと思います。
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AUKEY 急速充電器「PA-D3」のスペック・特徴
AUKEY PD対応USB-C急速充電器「PA-D3」 は最大60Wもの高出力に対応した充電器。USB-CとUSB-Aの2ポートを搭載し、同時使用中もUSB-C側では45Wの高出力が可能なのが魅力です。
ちなみにiPadの場合、急速充電を行うには「30W」以上の出力が必要です。(※iPhone12は20W)こちらの充電器ももちろん対応しています。
60Wもある充電器を使うのはオーバースペックじゃないの?と思われるかもしれませんが、これだけの高出力が可能だと対応するノートPCやMacbookPro等も充電可能な程の余裕があるんです。
出先や出張先での使用時にも電源さえ確保できればパソコンの充電ケーブルを持ち運ばずに済むので、そういった面でも大きなメリットがありますね。
また筐体に次世代の半導体素材「GaN」が採用されているのもポイント。従来のシリコン素材の充電器とは異なり、小型化の実現とより発熱を抑えられるメリットを有しています。
PA-D3の特徴
- PD対応の「60W」高出力対応の急速充電器
- USB-CとUSB-Aの2つのポートを搭載
- USB-Cで45W、USB-Aで12Wの同時出力に対応
- USB-C単独で使用の場合60Wもの高出力に対応
- 6.7 x 6.4 x 2.9 cmのコンパクトサイズ
- 半導体素材「GaN」を採用による小型化と高い安全性
- ノートPCやiPadの充電もしたい方におすすめ
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AUKEY 急速充電器「PA-D3」の内容物・外観
中身はいたってシンプル。充電器本体とユーザーマニュアルが同封されています。ケーブルは付属されていません。
大きさは「6.7 x 6.4 x 2.9 cm」のコンパクトサイズ。重さは約150g程度なので、外出先での使用も視野に入れた運用も良さそう。
プラグ部分は折りたたんで収納可能。これが出来ない機種も意外にあるので、持ち運び時のプラグの破損や収納面を考えてもGOODです。
こんな感じで成人男性の手のひらにちょうど乗っかる位の大きさです。
USBポートについて
USBポートは以下の2つのポートを搭載。オレンジ色とグリーンで配色されているので、パッと見ですぐに分かりやすいのも意外と便利です。
- 上側 : PD対応USB-Cポート
- 下側 : 従来型のUSB-Aポート
各USBポートの出力値
- USB-Cポート単独使用時 → 60W
- USB-CとAを同時使用時 → C側:45W / A側:12W
●PD対応の充電器はこちらからも検索出来ます
対応ケーブル
ケーブルはPD対応のUSB-Cケーブルを使用することで急速充電が可能です。iPhoneで使用する場合は、片方がライトニング端子搭載のケーブルを選ぶ様にしましょう。
- USB-C対応機器 : USB-C ケーブル
- iPhone : USB-C to ライトニングケーブル
ちなみに現在私が使用しているのが両方ともANKERのUSB-Cケーブルです。ケーブルの耐久性も良く、価格も安価なので数本キープして持ち運びにも使用しています。もちろんPD対応なので急速充電もOKです。
Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル
この様にケーブル根元の接合部がかなり頑丈に作られているので、断線や破損の心配が少ないのも特徴的です。
こちらのケーブルを使用中
USBワットチェッカーで出力値を計測
Anker PowerLine III USB-C & ライトニングケーブルを使用し「iPadAir4」への充電を行ってみました。ちなみに「iPadAir4」は30Wの急速充電に対応しているので、これに近いワット数を出力するはずです。
実際の検証結果は下記の通り。計測するとおおよそ画像の数値で安定していました。
「15.0V×1.85A=27.75W」なので、ほぼMAXのワット数であることが確認できました。※バッテリー残量などにより計測値は左右します。
AUKEY 急速充電器「PA-D3」の充電速度
手元にあるiPadAir3とiPhone8で充電速度を検証してみました。iPadAir4については手元に到着次第、随時更新していく予定です。
※充電器 :AUKEY USB-C急速充電器 60W PA-D3、
※ケーブル:Anker PowerLine III USB-C & ライトニング ケーブル を使用
充電時間 | iPhone8 | iPadAir3 |
0分(充電開始時) | 2% | 5% |
5分 | 16% | 11% |
20分 | 42% | 27% |
30分 | 60% | 40% |
60分 | 85% | 71% |
iPhone8では30分後に約58%充電することが出来ました。iPhoneの場合「PD対応充電器を使用することで30分で50%充電可能」と公式サイトでも案内があるので、概ね公表通りの結果となりました。
iPadAir3に関しても60分で5%→71%まで充電することが出来たので、バッテリー切れで急いで充電したい時に非常に助かるスピードとなりました。
PD充電器を選ぶ際に最大出力値には注意が必要
これまでの解説の通り、AUKEY PD対応USB-C急速充電器「PA-D3」はUSB-Cポートを単独使用時に最大60Wの出力に対応しています。他のメーカーでも同様に60W対応製品が発売されていますが、ちょっとだけ注意が必要です。
例えばこちらの商品。
Anker PowerPort Atom III (PD対応 60W 2ポートUSB-A & USB-C 急速充電器)
Ankerから発売されている急速充電器で1,000件以上のレビューが付く人気の商品です。
こちらの充電器も60Wの記載があり、USB-A&USB-Cの2ポートを搭載するなど今回ご紹介した「PA-D3」と一見すると同じような機種です。ここで注目すべきは「USB-Cポートを単独使用時の最大出力値」
こちらのAnker PowerPort Atom IIIの場合、2ポート同時使用の場合はC側:45W / A側:15W に対応する物の、USB-C単独使用時も最大45Wまでの出力に制限されています。
iPadやiPhone、MacbookAir等の充電であれば45Wでも十分対応可能ですが、それ以上の出力を要求する機器での使用を検討している場合、十分な充電速度を確保できない可能性もあります。
この様に「PD対応」「60W出力」等と記載があっても実際の所、出力が制限されている場合もあるので購入の際は注意しましょう。
2020年10月からは全国のセブンイレブンでもAnker商品が購入できるようになりました。緊急時にすぐに手に入るのはかなり心強いですね!←Anker好きだからちょっとフォロー
引用:Anker公式ページ
●PD対応の充電器はこちらからも検索出来ます
まとめ
意外と探すのが難しかったり、規格が沢山あってわかりにくい充電器選び。レビューが良い物を適当に選んでた!という方も多いはず。iPhone12でも充電器が付属されなかったことにより、今後ますます「急速充電」「PD対応」と言うキーワードが注目を浴びる事でしょう。
先日UPした記事でもPD対応充電器に付いて詳しく解説しているので、是非そちらも合わせてご覧いただけたら幸いです。
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今回も最後までご覧いただきありがとうございました、REOTANでしたー!