【RAVPower RP-PC144感想・レビュー】1台2役で超コンパクト！30W出力対応のPD対応充電器

2021年2月24日

こんにちは、REOTAN（@REOTANnoheya）です！

今回はRavpowerから発売中のPD対応充電器「RP-PC144」をレビュー！

手のひらに乗る超コンパクトサイズながらUSB-C・Aの2ポートをしっかり搭載。合計30Wの出力にも対応するなど、室内外問わず幅広い場面で活躍してくれる充電器です。

プラグ部分は持ち運びにも便利な折り畳み式プラグを採用。USB PD3.0のオプションとして策定されている「PPS規格」にも対応するなど、汎用性の高い充電器として2020年2月下旬に発売されました。

上位機種の「RP-PC133」はVGP2021で部門賞を受賞するなど、プロからも高い評価を受ける製品でした。本機もスマホ・タブレットでの利用を中心に、日常使いしやすい出力とサイズ感で注目のアイテムになっています

まずはかんたんに「RP-PC144」の主な特徴をチェックしていきましょう！

「RP-PC144」の主な特徴

49 x 49 x 29 mmの超コンパクトサイズ
折り畳みプラグの採用
USB-C・Aの2ポート搭載
USB-Cポート単体で30W出力に対応
同時出力でもPD 20W+10Wの合計30Wに対応
iPhone12・Galaxys20等をフルスピードで充電
PPS規格に対応
購入しやすいお手頃価格

また、PD対応ケーブルとの組み合わせにより

PPS対応（Galaxy S20・S21）：最大25W、60分でフル充電
PD対応（iPhone12）：最大20W、110分でフル充電

と言った充電環境を実現することも可能です。ケーブルについては後述しますが、コンパクトボディながらパワフルな性能を持ち合わせているのは間違いありません。

iPhone・Androidスマホユーザー問わず、まさに「これ一台持っておけばOK」的な充電器に仕上がっています。価格も安価なので、気軽に購入しやすい点も特徴の一つです

続いて「RP-PC144」のデザイン・パッケージ内容などについて見ていきましょう！

「RP-PC144」のデザイン・内容物

①「RP-PC144」のパッケージ内容

外箱はRavpowerのロゴがデザインされたシンプルな形。

中身には以下の物が同封されています。無駄なものが一切入っていないので「こういう所でコストダウンしてるんだろうなぁ」といつも感心してしまいます

「RP-PC144」の内容物

「RP-PC144」本体
取扱説明書
サンクスカード

充電コードは付属してこないので注意が必要

本機にはiPhone・Androidスマホ用の充電コードは付属してきません。先述した様に、PD対応ケーブルを使用する事でお手持ちのスマホを急速充電することが可能です。まだお持ちでない方は是非この機会に用意しておくと良いでしょう。

【iPhone８～iPhone12におすすめ】

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【Androidスマホ・iPadAir4・iPadProなどにおすすめ】

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今回のレビューでも実際にこちらのコードを使用しています。耐久性も高く価格も安価なので、個人的にかなり「おすすめ」です

②「RP-PC144」の外観・デザイン

本体は約5㎝四方の非常にコンパクトなサイズ。今後ホワイトモデルも販売予定とのことです。

こんな感じで手のひらにも余裕で乗っかるコンパクトなサイズです。

本体左側面には折り畳みプラグを採用。プラグの引き出しも非常にスムーズに行うことが可能です。

プラグ部の強度も程よく、コンセントに差し込んでグラついたりすることもありませんでした。

このサイズ感の充電器だとプラグが折り畳めないものがほとんど。この点だけを考えても、本機は大きなアドバンテージを得ていると言って良いでしょう

正面にはUSBポートを2つ搭載。上部にUSB-C・下部にUSB-Aが配置されています。

各ポートの出力詳細

USB-C端子：30W（単体使用時）
USB-A端子：18W（単体使用時）
同時使用：USB-C 20W + USB-A 10W

最大で30Wの高出力に対応しているのでiPadAir4やiPadProなどを急速充電することも可能です。以外にパワフルな筐体でしょ？

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「RP-PC144」の充電性能をチェック

①「RP-PC144」のUSB-Cポート単体で充電性能をチェック

iPadAir4を使用し、下記の条件で「RP-PC144」の充電性能をチェックしてみました。

「RP-PC144」の充電性能をチェック

本機のUSB-C端子から充電
iPadAir4の充電残量が30％の状態からスタート
ケーブルはAnkerのPD対応ケーブルを使用

実際の出力値は下記の結果に。おおよそ15.0V×1.9A前後で安定する様子でした。

約29.3Wの出力を確認できたので、ほぼカタログスペック通りの結果になりました。しっかり出力してくれることを確認できたので、タブレットやiPhone12の急速充電にも申し分ないスペックです。

充電中も本体がアチアチになることもなく、非常に安定して充電することが出来ました。コイル鳴きも感じなかったので、寝室での使用も問題なさそうです

ちなみにiPadAir4に付属のUSB-C電源アダプタ（20W）と大きさを比較するとこの様な感じに。

プラグを折り畳むとほぼ変わらないサイズ感になりました。これでいてポート数・出力値ともに上回っているのはアッパレと言って良いでしょう

【関連記事】

: 【iPhone12対応】PD対応おすすめ急速充電器10選～・失敗しない選び方

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②「RP-PC144」を2ポート同時使用で充電性能をチェック

続いて下記の2機種を使用し、以下の形で2ポート同時充電を行いました。

下記の2機種で充電性能をチェック

USB-C：iPadAir4
USB-A：OPPO Reno A

USB-C側の出力値は下記の通りに。おおよそ9V×2.2A前後で安定して充電することが出来ました。

約20Wの出力を確認できたのでこちらもスペック通りの結果になりました。USB-A側の「OPPO Reno A」も問題なく充電出来たので、2台同時の充電も安心して利用する事が可能です。

2台同時充電の際は本体がほんのり温かくなるものの、「過電流保護・過熱防止」機能が本機にはしっかり搭載されています。充電速度に大きな影響もなく、アチアチになる事もないのでこの点は心配しなくて大丈夫です

【関連記事】

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「RP-PC144」の主な仕様を確認

ここまでの解説を基に「RP-PC144」の主な仕様を下記にまとめました。

製品名	「RP-PC144」
入力	AC 100~240V 50/60Hz 1A
USB-A出力	QC18W 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A （最大18W）
USB-C出力	PD3.0 5V/3A,9V/2A,9V/2.22A,9V/2.77A,15V/2A（最大30W）
最大出力	USB-C単独：30W / 併用時：20W+10W
製品サイズ	49 x 49 x 29 mm
重量	約80g
保証期間	18か月（製品登録後+12か月）

保証期間が非常に長いのも安心して利用できるポイント。これなら外出時にもガンガン使用する事ができますね

「RP-PC144」はこんな人におすすめ

コンパクトでパワフルな充電器を探している
2台同時に充電できる充電器が欲しい
iPadAir4・iPadPro等も充電することがある
持ち歩きようの充電器を探している
出来るだけ安価な充電器を探している

USB-C・Aの2ポートを搭載し、様々なデバイスが充電可能な「RP-PC144」

自宅での使用はもちろんの事、その小さなサイズを生かして外出時にはバッグに「ポンッ」と気軽に忍ばせておける汎用性の高さも魅力の1つと言えるでしょう。スマホ・タブレット用のメイン充電器として十二分に活用できる点も見逃せません。

価格が安価なこともあり「これ一台持っておけばOK的な充電器」として個人的にはかなりおすすめ！ぜひ対応ケーブルと組み合わせて最適な充電環境を構築しちゃってくださいね

今回も最後までご覧いただきありがとうございました！REOTAN（@REOTANnoheya）でした(‘ω’)ノ

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