こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!
今回はAUKEYから発売中のモバイルバッテリー「PB-Y36」についてのレビュー記事です
- 10,000mAhの大容量バッテリーを搭載
- ポケットに入るコンパクトサイズ
- USB-C / A の2ポート搭載
- 最大20W出力に対応
- PD対応(急速充電が可能)
などが魅力のモバイルバッテリーです。
もちろんスマホやiPhone12の充電にも十分使えるスペック!実際に使用してみると「もう一台欲しくなる」そんな一台だったので、詳しくレビューしていきたいと思います(‘ω’)ノ
まずは簡単に「PB-Y36」の仕様・スペックに付いて確認してみましょう!
「PB-Y36」の仕様・スペック
仕様やスペックを下記の表にまとめてみました。
モデル | PB-Y36 |
バッテリー容量 | 10000mAh/ 37Wh |
対応規格 | USB Power Delivery 3.0、Quick Charge 3.0 |
電池のタイプ | リチウムポリマー |
USB-C入力 | 最大18W( |
USB-C出力 | 最大18W(DC 5V 3A, 9V 2A, 12V 1.5A) |
USB-A出力 | 最大18W(DC 5V–6V 3A, 6V–9V 2A, 9V–12V 1.5A) |
最大出力 | 単独で18W・併用時20W |
サイズ | 105 x 50 x 25mm |
重量 | 181g |
USB-A / Cポートを単独使用時の際、最大18Wの出力が可能です。併用時の場合は最大20W出力になります。
「PB-Y36」の内容物
それでは実際に開封していきましょう!外観は至ってシンプルな箱です。
安価な製品だと「製品がむき出しですでに傷が付いてるんですがそれは・・・」状態の物も有ったりするんですが、AUKEY製品はいつも丁寧に梱包されている印象です。今回も丁寧に内袋に収納されていました。
内容物を全て並べてみました。給電・充電用のPD対応USB-Cケーブルが付属しているのは地味に嬉しいですね。
内容物
- モバイルバッテリー本体(10,000mAh)
- USB-Cケーブル
- 説明書類
こんな感じで両端がUSB-CのPD対応ケーブルが同封されています。
モバイルバッテリーの本体周りをチェック
画像だと少し分かり難いですが、ポケットに「スッ」と入れられるコンパクトサイズ。
サイズ:105 x 50 x 25mm
手のひらにも余裕で乗っかる大きさです。重量も181gしかないので全く非常に軽量です。
本体周りはシンプルデザインで統一されており、USB-A・C端子も横並びで配置。右側にはバッテリー残量表示用のインジゲーターも配置されています。
左側から配置されているものをまとめてみました。
ポイント
- Quick Charge 3.0対応USB-A端子 : 最大18W
- PD対応対応USB-C端子 : 最大18W
- 残量表示用インジゲーター(4段階表示)
反対側にはモバイルバッテリーの規格や詳細が記載されています。もちろんPSE認証済み。
60mAh未満のガジェットに便利な低電流モードを搭載
側面には電源ボタンが配置されています。数秒長押しすると「ワイヤレスイヤホン」や「スマートウォッチ」等の充電に最適な低電流モードへ変更することも可能です。
低電流モードへ変更するとこのようにランプが緑色に変化。充電状況のチェックに役立ちますね。
PB-Y36の特徴
①各ポートで最大18Wの高出力に対応
USB-A・Cの各ポートで単独使用時に最大18Wの高出力に対応しています。スマホやiPhoneの充電には十分なスペックを有しています。
iPhoneへの充電の場合、PD対応のUSB-C to Lightningケーブルを使用することで急速充電が可能になるので是非セットで持ち運んで使用したいですね。
Anker PowerLine III USB-C & ライトニングケーブル
②USB-A・Cを併用時にも合計20Wの高出力に対応
PB-Y36は2ポート同時使用時にももちろん充電が可能です。出力は合計で20Wになってしまいますが、友人と充電を分け合いながら2台の機器を同時充電することも出来るので2ポートあるのはとても助かります。
参考までに妻のOPPO RenoAと私のiPhone8を同時に接続してみました。この様にandroidとiOS機器が混在しても充電可能です。
③世界最小・最軽量クラスで持ち運びが本当に楽!
2020年4月時点において、10,000mAhの大容量を搭載しながらPD対応のモバイルバッテリーとして世界最小・最軽量クラスのサイズを実現しています。
男性ならズボンのポケットやジャケットの内ポケット、女性の方でも小さなカバンに「ポンッ」と収納しておけるので、いつでも手軽に持ち運べる点が魅力的な一台です。
ちなみに20,000mAh搭載のRAVPower「RB-PB201」と比較するとこの様な感じに。単純比較にはなりませんが、本当にコンパクトなサイズ感です。
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USBワットチェッカーで計測
「PB-Y36」と同封のケーブルを使用し実際に「iPadAir4」へ充電を行ってみました。ちなみに「iPadAir4」は30Wの急速充電に対応していいます。
「PB-Y36」で単独充電する場合にMAXの18W出力になるかワットチェッカーで検証してみました。計測するとおおよそ画像の数値で安定。
「12.1V×1.44A=17.4W」で、ほぼMAXのスピードで充電可能であることが確認できました。※もちろんバッテリー残量などにより計測値は左右します。
充電スピードを検証
続いて、iPhone8とiPadAir4で充電スピードの検証を行ってみたいと思います。
充電スピード計測の条件
- 「PB-Y36」を満充電の状態で開始
- 両機種とも残量20%の状態で計測スタート
- iPadAir4には付属の純正ケーブルを使用
- iPhone8にはAnker PowerLine III USB-C & ライトニングケーブルを使用
注意
お使いの機器のバッテリー状況などによっても検証値は変わってくるので、あくまでも参考程度でお考え下さい。
①iPhone8の充電スピード
iPhone8 : バッテリー容量1,821mAh
- 20%→30% 5分30秒
- 30%→40% 11分30秒
- 40%→50% 17分
- 50%→60% 24分
- 80%まで 38分
メーカー公表値ではありますが、充電回数においても下記の情報が公開されています。
<端末別の充電回数>
- iPhone 11 約3回
- Samsung Galaxy Note8 約2.5回
- iPhone11 Pro 2.5回
- iPhone XS 約3.5回
- XperiaZ3 約2回
- iPhone 8 Plus、Galaxy S5/Note 4、 2回
②iPadAir4の充電スピード
iPadAir4 : バッテリー容量 7,700mAh前後(Apple未公表のため推定値)
- 20%→30% 14分
- 30%→40% 27分
- 40%→50% 40分
- 50%→60% 55分
- 80%まで 90分
PB-Y36はこんな人におすすめ
こんな人におすすめ
- 手軽に大容量モバイルバッテリーを持ち歩きたい人
- 充電スピードも重視したい人
- スマホ専用のモバイルバッテリーとして利用予定
- 安価な製品を探している人
やっぱりこのコンパクトサイズが何よりもの魅力!しかもPD対応なので急速充電にももちろん対応しています。10,000mAhの大容量を搭載しているので、スマホやタブレット端末の充電用として普段の持ち歩きに最適な機器だと思います。