どうも、REOTAN(@REOTANnoheya)です!
皆さんは現在何の検索エンジンを使用していますか?多くの方がGoogleやYahoo!、Bing等を使用しているのではないでしょうか?
今回ご紹介するEcosia「エコシア」は、ユーザーが検索するごとに世界のどこかへ植林する活動を行っている検索エンジンのことです。2009年に創設者のクリスチャン・クロール氏を中心にドイツのベルリンで起業されました。
検索するだけで環境保全に貢献できるとあり、現在では全世界で800万人を超えるユーザーに利用されています。検索に際してユーザー側に寄付を求めたり、費用が発生したりと言ったことは一切ありません。
そこで今回は、
ECOSIAについて
- Ecosiaの使い方
- Ecosiaはどうやって利益を上げているのか?
- Ecosiaの安全性は大丈夫?
等を中心に解説を進めていきたいと思います。
目次
Ecosiaの使い方
Ecosiaの使い方はとっても簡単。Ecosiaのトップページに移行し、Google等を利用して検索するときと全く同じ様に検索するだけ。表記が英語になっていますがもちろん日本語での検索が可能です。
ちなみに上記に青文字で表記されている10,606~の数字は、検索によってユーザーが植林した本数がリアルタイムで計測されています。1秒当たり1本のペースで増えていくので眺めているだけでも社会貢献できている気がしてきますw
ユーザーがEcosiaを使って検索
↓
植林活動の資金になる
①chromeの拡張機能導入でもっとかんたんに使える
PCでchromeを使用している場合、公式からリリースされている拡張機能を利用することでchromeのアドレスバーからの検索でも利用可能になります。
拡張機能の導入はとっても簡単。chromeウェブストアに移動して下記のEcosia拡張アプリを「Chromeに追加」するだけです。→Ecosia拡張アプリ導入ページはこちら
導入が完了すると、上部のアドレスバーの部分がEcosiaのロゴに変わっているのが分かると思います。アドレスバーか中央の検索バーのどちらかで検索することが可能です。
Googleの検索結果を表示したい時は「#g」を追加することで表示可能
Ecosiaでの検索でも最後に#gを追加してあげるだけで、Googleの検索結果を表示させることが可能です。Googleでの検索を表示させたい時に使える便利な機能です(^^
②android・iosと言ったスマホでの利用も可能
EcosiaはPCでの利用だけでなく、スマホからも利用することが可能です。専用のアプリをインストールして利用するだけなのでとっても簡単です。
- iPhone/iPad
Ecosiaの検索結果はどんな感じ?
ECOSIAの検索結果は現在Bingから提供されており、ここで得た検索結果をECOSIA側のアルゴリズムを利用して強化・表示している仕組みになっています。
試しにGoogleとEcosiaの検索結果の違いを検証するため「転職 社会人」と言うキーワードでそれぞれ検索してみました。
- Google chromeの検索結果
- Ecosiaの検索結果(検索エンジンはBing)
それぞれ検索エンジンが異なるので検索結果が異なるのは当然なんですが、一番の違いがEcosia側には広告が表示されていない点です。Ecosiaの方が非常にスッキリとして見やすい印象があります。
前述した様にEcosiaの利用時でも最後に「 #g」を追加してあげる事で、Googleの検索結果を表示させることも可能なので適宜使い分けるのも良いかもしれませんね。
EcosiaでGoogleMapsは利用できる?
Ecosiaで検索している際もMAP検索を行うことは可能です。親切だなと思うのは「Bing」と「GoogleMaps」のどちらかが選べる点。→リンクよりそれぞれ検索結果が見れます。
普段利用している地図アプリから選択できるのはユーザー視点に立った機能ですね。
Ecosiaの安全性は?
①Ecosiaを使っての検索は安全なの?
普段GoogleやYahoo等を利用しているユーザーからしてみると、いきなりEcosiaで環境保全に貢献できる!と言われても、その安全性に不安を感じてしまうのも当然のことです。
Ecosiaではユーザーに安心して利用してもらうため下記の様な安全・信頼体制の構築を図っています。
Ecosiaの安全性
- ユーザープライバシーを守ることを約束
- 検索結果は暗号化され、一時的に保存するのみ。第三者機関にデータを渡すことはしない。
- プライバシーポリシーで検索履歴に基づくユーザープロフィールを作成しないことを明言
- 外部のトラッキングツールを使用しない
この様に検索結果も暗号化されて一時的に保存するのみなので、ユーザーのプライバシーにとても配慮していることが分かります。
②Ecosiaは安心できる企業なの?
Ecosia自体もアメリカのNPO団体「B-Lab」に認証されているベネフィットコーポレーションの1つです。
ベネフィットコーポレーションとは、株主優先で事業を行うのではなく環境や社会保全性、コミュニティなどを含めたバランスの良い経営を行い、公共の利益の実現を目指す法人格のことです。
パタゴニアやBen & Jerry’sと言った有名企業も名を連ねています。
Ecosiaはどうやって利益をあげているのか?
Ecosiaは主に検索結果時に表示される広告によって利益を得ています。日本からの検索だとあまり広告は表示されないイメージですが、これはEcosiaがドイツの企業だからヨーロッパを中心に広告が表示される??と言う面も影響しているかもしれません。
また、利益のおよそ80%を植林活動に使用しており、残りは不測の事態に備え内部留保されています。公式のECOSIABLOGでも毎月財務状況が公開されており、非常に透明性の高い運営を行っています。
引用:ECOSIABLOG
Ecosiaの植林の様子
植林の状況も公式のECOSIABLOGで随時報告されています。このブログを見ていくとEcosiaが始まって約10年間の間に数多くの国で植林活動を行っていることが分かります。現在では1億本の植林を達成。毎日1771tものCO²の削減に成功し、環境保全と気候変動にも貢献しています。
まとめ
私たちが毎日使うネット検索。募金や寄付と言うと少しハードルを高く感じてしまいますが、クリック一つで植林活動に貢献できるのであればこれ程簡単なことはありません。
Ecosiaのホーム画面ではリアルタイムで植えられる木の本数が確認できたりと、自分が社会貢献できているというやりがいにもつながります。
是非皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか?大切な地球環境を私たちの手で育てましょう!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました、REOTANでしたー!