こんにちは、REOTAN(@REOTANnoheya)です!
先日「Amazonが有害プレーヤのみでマッチングさせるシステム特許を取得」と言う興味深いニュースが報道されました。
オンライン対戦ゲームには切っても切れない「チート行為」「荒らし」「暴言厨」たち。10年ほど前にCODやBFが全盛期だった頃にもこうした一部の輩達は居ましたが、特に近年の無料系バトロワゲームの広がりを受け増々彼らの行為が助長されている様が気がします。
こうしたユーザーに対して一石を投じた今回のAmazonによる有害プレーヤーに対する特許取得。
今回はこのAmazonによる特許取得の件について個人的な見解を踏まえつつレビューしていきたいと思います。

現在のオンラインゲームのマッチングシステム
日本ではAPEXやフォートナイトを中心に人気のあるバトロワ系ゲーム。FPSの代表格であるCODやBFシリーズ。
これらのゲームにはどれもスキルマッチが導入されています。いわゆるレベルの近いユーザー同士でマッチングするシステムの事ですね。このシステムに対する賛否両論の論争はずっと続いていますが、個人的には「賛」の意見。
フォートナイトだとBOTまでマッチングに導入してスキルマッチを維持しようとしていますからね。←開始当初はBOTだらけでさすがにw
Amazonもゲームを楽しむうえでこうした「スキル別のマッチ」「ランク毎のチーム分け」等がゲームを楽しむうえで一番重要な要素であると考えています。
ですが同時にゲームを楽しむには「一緒にプレイしているユーザーの行動に依存している部分も大きい」との見解も表明。それもそのはずで、どんなにレベルの近い人同士でマッチングしても、一部のプレーヤーによる「荒らし」「暴言行為」等があればゲームそのものが楽しくなくなるは火を見るよりも明らかでしょう。
有害プレーヤー同士のサーバー(部屋)へ隔離
Amazonが今回切り込んだのはこの部分。
ゲーム開発会社ごとに設定したスキルマッチを尊重しつつも、「有害プレーヤーを隔離」と言う手段を講じて一部の悪質プレーヤーの排除(隔離)に踏み込んだのです。考え方としては刑務所?的な感じでしょうか。←言い過ぎ?
普段から悪い行為をしてる人を隔離してしまうのは一般社会でも同じ。ゲームの世界でもこれが適用される様に特許を取得したワケですね。


有害プレーヤー同士のマッチング
いきなり目も当てられないような見出しになっていますが、結論として「有害プレーヤー同士でマッチング」する様になります。一般ユーザー目線で言えば「有害プレーヤーとマッチングしなくなる」と言うことですね。
これはある意味カオスww エイリアンvsプレデターの様な怖いもの見たさの興味がふつふつと湧いてきます。
「有害」への認識の違い
問題なのは「有害」に対するユーザー毎の定義。
- Aさん → 暴言は有害じゃない
- Bさん → 暴言はダメ!どう考えても有害
- Cさん → 別にどっちでも良い/何とも思わない
実際に遊ぶのは生身の人間ですから感じ方も各々で当然異なってくるでしょう。私はどちらかと言えばBさんタイプ。見ず知らずの人に対して暴言を吐くような人は、現実社会で相当ストレスが溜まっている人か精神年齢が成熟しきってない人のどちらかと思って本気で軽蔑してます。
当然、こうしたユーザー毎の認識の違いにもAmazonは考慮。各プレーヤーの設定する条件に応じて、悪質ユーザーの定義や態度・条件などを設定しグループ化するシステムを提唱している模様です。
このシステムがゲーム開発会社でどの程度採用されるのか?ユーザーにどこまで委ねるのか?は現段階で不明が部分は多いのも事実。Fallguysで以前実装されたような「チーター島」の様な形になってしまうんでしょうか…
非常に興味深いシステム(特許)なので、Amazon側が「どの程度特許使用料を要求するのか?」「各ゲーム会社でどの程度採用されるのか?」を注目しつつ動向を見守りたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!たまには真面目に語ってみました(^^;